7
ドサッ…!
「うっ…」
放り投げられた衝撃と弾力のあるバウンドに目が覚める深川。
ベッドの上だということはすぐに分かった。
だが、起き上がるより先に、獣と化した只野に両手を押さえつけられ、動きを封じられた。
「へへへ。さぁ、それじゃあ、本題と行こうか!楽しませてもらうぜ!」
「くっ…!い、嫌ぁっ…!」
逃げ惑う顔を追尾し、ぷるっとした魅力的な唇めがけてむしゃぶりつく。
「んぷっ…!んっ!んんっ!」
キスを嫌がる深川に構わず、ベロベロと口周りを舐め回す。
柔らかい頬も、スリムな顎のラインも、そしてチャームポイントの一つでもある口元のセクシーなほくろも…!
「んっ…やぁっ!は、離して…!気持ち悪いっ…!」
みるみる唾液まみれにされていく深川。
罵声を浴びれば浴びるほど、そんな女を今から肉奴隷にしてやると思うことで興奮できる。
「観念しろよ。ちゃんといい思いはさせてやるから」
と不敵に笑う只野。
ガシッと掴んだ両手首を頭の上で束ね、早速、無防備になった乳首に吸いつく。
「んひぃっ!?」
チューチューと吸引されて悶絶する深川。
只野がゴクゴクと喉を鳴らすのは、今なお枯れない母乳を吸い出しているからだ。
「んっ、あぁっ、あっ、あっ…!」
「フフフ…いいんだぞ、イッても」
只野の言う通り、男性の射精にも似た搾乳の放出感に、たまらず腰を浮かす深川。
感度がバカになった身体は今さら乳首イキなど朝飯前だ。
「へへへ。まだまだ甘いなぁ。吸っても吸っても飽きねぇぜ」
「んっ、やぁっ、も、もうやめてっ…あぁん、い、嫌ぁっ…♪」
言葉と裏腹に、徐々に官能的な吐息を漏らしてしまう深川。
そして、乳首舐めで注意を引きながら、空いた手を股ぐらに下ろしていく只野。
へそを通過したところでその手に気付き、ハッとした顔をするも時すでに遅し。
陰毛をファサファサと撫でられただけでもピクピクと身体を震わせてしまう敏感肌。
「さぁ!俺の開発術の成果、確かめさせてもらおうか!」
と、まずはクリトリスに指が触れる。
「んはぁッ♪」
「これはすごい…!さっきからずっと勃起しっぱなしじゃないか。そんなに刺激が足りないか?」
「ち、違ッ…!あひぃッ!?つ、摘まんじゃダメぇ…やぁっ、あぁん♪」
もはや嫌がっているのは脳だけ…声も、そして身体の反応も、脳以外は愛撫の続行を求めている。
そしてその残りわずかな理性すら、乳首吸いとクリ嬲り、必殺のダブル豆弄りによって、熱したアイスのようにドロドロと溶かされていくのだ。
(あぁっ…ダ、ダメっ…!ク、クリが気持ちよすぎて…と、とろけちゃうよぉ…♪)
相手が恋心を寄せる男性でもあれば恥じらいを捨てて身を任せるところだが、そうはいかない。
(コ、コイツは敵…!それも幹部クラスで…し、しかも、よりによって奈々未を手にかけた憎むべき男…!ぜ、絶対に屈するワケには…!)
屈するワケにはいかない。
それは分かっているのだが、果たして相手はこの男か、それともこの波状攻撃で襲い来る快楽か…。
「んっ、くっ…はぁっ、あぁっ…!」
「ハハハ!理性の瀬戸際といったところか。おもしろい!せいぜい耐えてみるがいい!」
と只野は笑みを浮かべ、ピンコ勃ち乳首を解放した舌を、ゆっくり下ろしていく。
汗だくのへそ、下腹部を過ぎたところで、深川の顔色が真っ青に…!
「い、嫌っ、やめてぇっ!」
その悪魔の舌の行き先…狙いはもちろん、クリトリスに決まっている。
(い、今…アソコを舐められたりしたら…!)
耐えられる自信がない…考えただけでもゾッとすることが、今まさに起きようとしている。
「んっ、くぅっ…!は、離してっ!」
必死に逃れようとするが、只野の押さえつける力が凄まじく、はねのけることはおろか、身体をねじることすらも出来ない。
なすがままにガシッと抱えられた健康的な太もも。
そのままグイッと持ち上げられ、股の間に顔を入れる『立ち花菱』の体勢を取られて万事休す…!
「へへへ…どうした?もう抵抗するのはやめか?ならば、ひと思いに頂くぞ?」
「や、やめてっ!ダメっ!絶対ダメっ!やぁっ…!」
ペロンっ…
「んひぃっ!?」
皮の剥けた開発済みクリトリスを軽くひと舐めされただけで、深川は全身の力が抜けるのを感じた。
そして、ふた舐めで四肢が痺れ、三度目の舌触りで脳を焼かれたような感覚に陥った。
(ダ、ダメ…き、気持ち…よすぎる…!)
その心地よさを認めてしまった瞬間、抵抗すべき腕はだらんとベッドに落ち、おとなしく次の刺激を待つことに。
ペロンっ…ペロンっ…
舌の行き来が早くなってきて、やがて、
ジュルルルル…!
と、先ほど乳首を吸っていたように、次はクリトリスに吸いつく只野。
「んひゃぁッ♪あはぁっ♪」
飛び上がり、まるで海面を打つクジラのように、ベッドにその身を打ちつけて悶える深川。
(イ、イクっ…!すぐイッちゃうっ…!)
歯止めの効かない性感。
過敏になったクリトリスを悪魔の舌技に翻弄され、深川は、あっさりと絶頂に達してしまった。
そして、その絶頂に呼応するように、クリトリスのちょうど裏側、膣内の天井もじわじわと熱を帯び始める。
「んっ、くぅっ…!」
(あ、熱い…!さ、触られたい…!)
と、脳裏をよぎる性的欲求に対し、
「へへへ。どうだ?クリだけじゃ物足りないだろう?中も掻き回してほしいだろう?」
(…!)
まさか、この男…私の心まで読めるの…?
…いや、違う。
その指摘が図星であることこそが、彼に“調教”された証なのだ。
「ひ、ひぃっ…!」
ねだるように腰を突き上げ、責めの対象を膣内へ移してほしいと懇願する深川。
(じ、Gスポット…!Gスポットを…早く…!)
という思いが、その艶かしい腰振りでいかんなく表現される。
「フフフ…なんという卑猥な腰遣いだ。では、まんまと誘いに乗ってやるとしよう」
と、蕩けた割れ目に指を突っ込み、表ではクリ舐め、膣内ではGスポット直撃の指責めのダブル攻撃で追い詰める。
「ひぎぃっ!?ぎゃぁぁっ…!」
思わずシーツを鷲掴みにしてしまうほどの刺激に絶叫する深川。
激震の女体は、軽く二連続、三連続で絶頂を重ねていく。
そして…。
クリ責めにGスポットが共鳴したように、次はGスポット責めで共鳴する場所がある。
膣の奥深く、子宮口の周囲でじんじんと疼くポルチオ性感帯…。
(あ、熱い…!奥も…!奥も責めて…!)
気付けば、うっとりした眼で只野を見て、物欲しげにレスを送る深川。
「んん?何だ、その眼は?」
と白々しい只野に、
「お、お願い…も、もう限界…!さ、触って…!お、奥の熱いところも…触ってほしいの…!」
と、とうとう理性をかなぐり捨て、卑猥な懇願を口にする深川。
「フッ…そうか。触ってほしいか…」
ニヤリと笑みを浮かべた只野。
責めを止め、抱えた太ももを離す。
バタッ…とベッドに落ちた脚。
ぼんやり天井を見つめる視界に、極太フランクのような逞しい男根がフェードインし、
「さぁ、こいつをその奥のお前が欲しいところまで届く長さにするんだ。“自らの意思で”な」
と、ゆっくり腰を下ろし、深川の口元に近づける只野。
すると…。
レロッ…レロレロ…
小さな口から可愛らしい舌を出し、宙を漂う男根にそっと這わせる深川。
只野の言う通り、自らの意思で奉仕を始めた…それは、すなわち、その身を捧げることを誓ったことと同じ。
「…ほら、舌先だけじゃ時間がかかるぞ?時間がかかって困るのは誰だろうなぁ?」
と笑う只野。
困るのはもちろん、子宮が疼いてたまらない深川自身。
「はむっ…!」
首を起こし、先端から一気に頬張ると、そのままジュポ、ジュポ…と、顔に似合わぬノーハンドきつつきフェラで勃起を促す。
聖母と謳われた面影は何処へ…ただの発情した雌と化した深川の奉仕は下品そのもの。
そして、その下品なフェラこそが、通常時の表情とギャップを生み、こんな女こそ愛人にするのに相応しいと只野の興奮を加速させる。
みるみるサイズアップしたイチモツは、やがて、深川の小さな口には収まりきらないほどまで膨れ上がった。
「…よし。これだけデカくなれば、お前の欲しいところにも届くだろう」
と、ご満悦の只野は、深川の口からイチモツを抜き取ると、素早く体勢を変え、その巨根の先端で大洪水の割れ目をなぞった。
それだけでも、
「あはぁん…♪」
情けない声を上げて恍惚と期待に満ちた表情を浮かべる深川。
「フフフ…いいか?今ここで俺と交わるということは、俺の女になるということだ。それでもいいんだな?」
と、わざわざ聞いてやると、深川は、うんうんと頷いて、
「な、なります…!愛人にでも何でもなるから、は、早く…!」
と挿入を急かした。
こうして言質が取れたことで、もう遊びは不要だ。
「よし…望み通り、生でくれてやるぜ、深川麻衣!今日からお前も俺の女だ…!そぉら!」
「…あぁんっ♪き、来たぁっ♪」
最初のひと突きとともに、そのままズブズブと一気に奥まで埋まっていく極太男根。
その瞬間、ポルチオに飢える深川は、本能的に只野の腰に美脚を絡め、さらに奥へと引き寄せるように締めつけ、抱きついた。
「き、来て…!もっと奥まで…子宮まで…!」
と囁いた深川の声色に、只野の理性も吹き飛ぶ。
「おらっ!おらぁっ!うぐっ…!す、すげぇぞ…ネチョネチョした肉が絡みついてきやがる…!な、なんてマンコだ…たまんねぇぜ…!んがぁっ、んがぁぁっ…!」
取り憑かれたような荒々しい杭打ちピストンで、より奥へ、さらに奥へと埋まっていく男根。
そして、とうとう、尖った亀頭のてっぺんが、疼きの中心へ…。
ゴリッ…!
「はひぃぃっ…!?」
ポルチオの壁を抉られた瞬間、深川は眼を剥いて腰を浮かせた。
ぎゅっ…と締まり、竿にまとわりつく膣の肉。
「うぉぉっ!?」
聖母、もとい、性母の極上マンコの締めつけに思わず驚く只野だが、その肉を振り払うように、再び、みたび、ポルチオ性感帯めがけて男根を押しつける。
すると、
「んひゃぁぁっ!?き、気持ちいいっ♪そこ気持ちいいっ!あぁっ、す、すごいぃぃっ♪あ、当たってる…!一番、気持ちいいとこに当たってるのぉぉっ!」
絶叫とともに、みるみる深川の顔に浮かぶ悦びの色。
波打つ乳房の先端からは壊れたスプリンクラーのように母乳が四方八方めがけて撒き散らされる。
恍惚の表情として、再び、あられもないアへ顔を晒す深川に、
「おいおい、満足するにはまだ早ぇぞ…!ポルチオってのはなぁ、こうやって楽しむんだよ…!」
と、深川の引き締まった下腹部に手の平を添え、ゆっくり押し込んでとどめをさす。
「んひゃぁぁっ!?ポ、ポルチオ…!ポルチオが圧迫されて…!んひぃっ!?ダ、ダメっ!イクっ!イッちゃうぅっ!?ひゃはあぁぁッ…!?」
これが、この日一番の瞬間最大風速、人生で一番のオーガズムとなった。
「ひぎぃっ!?んはぁっ!はぁっ…はぁっ…!」
まるでトランポリンに乗ってるかのような大きなバウンドを繰り返した後、体力を使い果たしたようにベッドに沈む深川。
そして、少し遅れて、
「んんっ!がぁぁっ…!で、出るぞぉっ!ぐあぁっ…!はぁっ…はぁっ…!」
と、呻き声とともにその恵体を震わせる只野。
深川の秘肉に包まれて見えない男根の先からは、愛人として迎え入れる契約書がわりの濃ゆい精液が次々と子宮口に注ぎ込まれ、茫然自失とする深川との間で契約を締結した。
しばしの余韻、そして、
ニュポッ…!
と抜き取られた巨根の後には、決壊したダムのようにドロドロと泡混じりの精液が溢れ出した。
「うっ…ぐっ…はぁっ…はぁっ…」
呼吸の荒い深川の口元に、中出しを決めたばかりの男根が突きつけられる。
カウパー液と精液、そして深川自身の愛液、本気汁の計四種の液体によるミックスコーティングが光る。
「さぁ、舐めてキレイにしろ。俺の女だろ?やれよ…」
と言われ、従順な態度で舌を伸ばす深川…。
もちろん、これで終わる筈がない。
その後も体位を変えては、何度も膣奥に打ち込まれた主人のイチモツ…!
今宵、只野の隠れ家には、聖母が快楽に溺れて堕ちた果ての嬌声が延々と響き渡った。
……
その夜。
激しいセックスで力尽き、抱き合うようにしてベッドで眠る只野と深川。
ともに裸のまま、肌を寄せ合って眠る二人。
一見、そこだけ見れば恋人同士の仲に見えなくもないが、実際は、先刻、快楽で支配する主従関係が確立されたばかり。
その証拠に、深川の首には鈴のついた首輪が取りつけられていた。
只野の肉奴隷である証のペット用の首輪。
この首輪をつけられた女は、皆、彼の前ではしつけられた雌猫同然。
鳴けと言われれば鳴き、股を開けと言われれば開くのが掟である。
そんな忌まわしい首輪をしたまま、主人の隣で眠る深川。
グーグーと大きないびきをかく只野に対し、寝息も立てず、裸とはいえ上品にスヤスヤと眠っている。
ところが…。
時計の針が午前3時、丑三つ時を指す頃、眠る二人の寝顔に妖しい人影が…。
ガシッ…!
「うッ…!」
ふいに首輪を引っ張られ、最悪の目覚めを迎える深川。
そんな彼女の口を素早く手で塞ぎ、掴んだ首輪を引っ張って、ゆっくりとベッドから引きずり下ろすその女…橋本奈々未。
「さぁ、こっちへ来なさい…!」
主(あるじ)の睡眠を妨げないよう、足音も立てずに部屋を出て、別の部屋へ…。
その部屋にもベッドがあった。が、只野の寝ていた豪華なベッドに比べると明らかに質が悪い。
そんな“奴隷用のベッド”に放り投げられ、倒れ込んだ深川。
そのシーツには女の香り…そして何故か、発情したメスの香りも混在している。
そして、その部屋の主である奈々未は、後ろ手にドアに施錠をかけると、ベッドに倒れた深川めがけ、ドスン…と馬乗りになった。
「うっ…!」
苦しさに、一瞬、顔をしかめ、
「な、奈々未…?何を…?」
と困惑する深川に対し、
「何を…?よくも、まぁ、そんな白々しいことが言えるものね」
と冷たく言い放つ奈々未。
再び深川の首輪を掴み、グッと捻り上げて、
「よくも私を差し置いて、ご主人様と楽しくしてたわね…!お預けを食らって悶々としてた私の身にもなってみなさいよ」
と、恨み節を吐く奈々未。
その口調に「友情」や「信頼」というものは微塵もなく、あるのはただ一つ、「嫉妬」だけ…。
さらに奈々未は続けて、
「ずいぶん長い時間をかけて楽しんでたじゃない?おかげで私は、この壁越しに聞こえてくる麻衣の声を聞きながら、コソコソとオナニーするしかなかったんだからね…!」
どうりでシーツから発情したメスのニオイがする筈だ。
「そ、そんなこと言ったって…!」
と戸惑う深川に、
「ねぇ、麻衣?勘違いしちゃダメよ?あなたは今日から愛人になったばかりの新入り…いわば2号。1号の私の前で出過ぎたマネをするのは如何なものかしら?」
と、いつのまにか手にしたロープで素早く深川の身体を縛っていく奈々未。
さすがは元・SMクラブの女王様。
慣れた手つきで亀甲縛りを完成させ、
あっという間に深川の自由を奪い去った。
「ちょ、ちょっと!な、奈々未ぃ…!」
所々に奈々未が垂らした愛液らしきシミが残るシーツの上でのたうち回る深川。
奈々未はニヤリと笑い、主人の「おもちゃ箱」から密かに拝借してきた電マを両手に掲げ、
「さぁ、麻衣。身の程をわきまえさせて、あ・げ・る♪」
と、二本の電マを深川の裸体にそれぞれ押しつけ、スイッチを入れた。
ブィィィィィン…!
という振動音とともに、
「んはぁぁっ…♪」
と甘い声が漏れる。
開発されたての身体は仮眠を挟んでも、いまだ過敏なままだ。
「ほ〜ら、どこが気持ちいいのかしら?言ってごらん、2号ちゃ〜ん♪」
鬼の居ぬ間に…といったところか。
主人の只野のいないところで本来のSっ気を取り戻した奈々未は、焦らすように、胸の周囲や内ももに振動を当てていく。
「んっ、あっ、あっ…な、奈々未ぃ…!やめてぇ…!」
と悶絶する深川の声にも耳を貸す気配はなし。
「ここがいいのかなぁ?それとも…やっぱりここかなぁ?」
と、まだ今もパンパンに張ったままの左右の乳房に押し当ててやると、
「んはぁっ!?ダ、ダメぇっ…!」
と甲高い悲鳴とともに、ピュッ、ピュッ…と細く母乳の糸を飛ばす深川。
「へぇ〜…?まだ出るんだぁ?」
奈々未は好奇の眼を向け、
「ねぇ?母乳が出る時って、どんな感じなの?教えてよ、麻衣」
「ひ、ひぃっ!?あぁっ!ま、待って…!んあぁっ!?」
「ん〜?感じてばかりじゃ分かんな〜い!」
「んあぁっ!そ、そんなこと言ったって…し、振動が強すぎて喋れないよぉ…!と、止めて!一回、止めてってばぁ!」
「ダ〜メ。ずっとこのまま♪」
と、深川の美乳を押し潰すようにグリグリとめり込ませて、
「もったいぶらないで教えてよ。どんな感じ?どんな感覚なの?」
「んんっ!あぁっ…な、何か…ち、力が抜けて、…か、身体の中から、し、搾り取られてく感じ…!わ、分かんないよぉっ…!」
深川とて、今日はじめて体験したことだから抽象的な説明になるのは当然か。
「ふーん…じゃあ、次は〜…」
と、ようやく胸から離れていく電マ。
だが奈々未はまだ飽きたらず、次なる標的を狙っている。
「ま、まだやるのぉ!?」
「はぁ?当たり前でしょ!どれだけ私が一人でひもじい思いしてたと思ってんの!このっ!」
「んひゃぁぁっ!」
どうやら薮蛇だったようだ。
二本の電マが一斉に深川の股間を震わせ、
「あっ、あっ、ダ、ダメっ!強すぎ…!んんっ、イ、イクっ!イクぅっ…!」
と、縛られた身体で転げ回るも、無情にもイク寸前でお預け…。
奈々未はニヤリと笑って、
「ふふっ…♪どう?じれったいでしょ?私もそんな気分、ずっとしてたんだからね」
「うぅっ…ご、ごめん…」
と、つい反射的に謝ってしまう心優しい深川だが、責めることに火がついた奈々未はもう止まらない。
「さぁ、のたうち回りなさい!ほらっ!ほらっ!」
「んひぃっ…!ひぃっ!?」
二本の電マにまた湿り始めた割れ目を直になぞられ、悶絶する深川。
たまらず、
「な、奈々未っ…!も、もう許してぇっ…!」
と降参の声を上げるが、
「まだダメ〜♪私の気が晴れるまで付き合ってもらうよ?」
と微笑む奈々未。
その後も電マで焦らされ続け、声が枯れるまで喘がされた深川。
寸止めされた回数は主人の拷問さながら、計13回にも及び、しまいには、
「な、奈々未ぃっ…お、お願い…も、もうイカせて…!」
と懇願される始末。
奈々未も、散々いたぶってようやく気が済んだようで、
「仕方ないなぁ…♪そんなに言うなら…」
と仕上げに腰にペニスバンドを装着し、
その疑似男根を深川の濡れた割れ目にあてがった。
「行くよ?麻衣…!」
「んひぃっ…!き、来てっ…んはぁぁっ♪」
ズブズブと埋められていくペニスバンド。
主人の固いイチモツとはまた違うシリコン製で弾力のある竿が膣内を不規則に動き回る。
それを主人さながらのマシンガンピストンで抜き挿しをしてやると、
「あんっ♪あんっ♪あんっ♪」
と、壁の向こうから延々と聞こえてきた嬌声が再現される。
「ほらっ!麻衣!こんなのはどう?」
と、結合部に指を挿れてクリトリスを、そして突き上げる角度を変えてGスポットを、さらに身体を前屈みにして母乳が止まらない乳首を甘噛みしてやると、
「んはぁぁっ!?そ、それ最高ぉっ♪あぁっ、イ、イクっ!イっクぅっ♪」
と声を張り上げ、ベッドを波打たせて果てる深川。
「はぁ…はぁ…」
余韻が過ぎるのを待ってやってから、ゆっくりペニスバンドを抜き取ると、意外にも白みがかった本気汁まみれ…。
「あらあら。なんだかんだ、けっこう麻衣も楽しんでたんじゃん…♪」
「だ、だって…!あんなに焦らされたら、誰だって…」
と言い訳をしようとする深川の首輪を捻り上げ、
「これで分かった?あくまでも、私が1号で麻衣は2号…この序列だけは今後も忘れちゃダメよ?」
と、しっかり釘を刺し、高笑いで締める奈々未。
同じ「性奴隷」という枠の中にもカースト制度があるとのこと。
まったく恐ろしい話である…。
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