5.性感開発施術 (※分岐点あり)
スルスルと最後の防具が下がっていくのを、深川は、恥じらいと絶望が入り交じった表情で堪えていることしかできなかった。
「へぇ〜…?麻衣のアソコって、こんな感じなんだぁ♪」
首を伸ばして覗き込み、楽しそうな声を上げる奈々未。
吊られた手は動かせないし、今、脚をバタつかせると奈々未を蹴飛ばしてしまう。
(蹴飛ばすワケには…!)
と、この状況でもそんな躊躇が生まれてしまう優しい心を持つ女性の裸は、より一層、神々しく見える。
そんな彼女の女体をまじまじと眺めて、
(こりゃいい…!調教しがいがあるぜ…!)
と、黙ってニヤリと笑った只野。
奈々未は、下ろした深川のパンティをスッと脚から抜き取ると、
「ねぇ、麻衣?見て、ほら…」
と、裏返し、ちょうど股間の部分の裏地を深川の眼前に突き出した。
嫌でも目につく楕円形に広がったシミ…。
奈々未の指がそのシミをなぞると、ねっとりとした糸が伸びる。
「やだっ…!」
顔を赤らめ、目を逸らす深川。
性的興奮の証明を突きつけ、絶体絶命の窮地を再認識させる。
奈々未は、クスッと笑って、
「ご主人様も見てくださいよ、ほら…♪」
と、そのシミのついたパンティを主(あるじ)の只野にもこれ見よがしに見せつけた。
「や、やめてっ…!」
恥じらう制止は届かず、
「どれどれ…おぉ、これはすごい!ぐしょ濡れだ!」
と奈々未からパンティを受け取り、わざと大袈裟に声を上げる只野。
奈々未と同様に、そのシミの部分を指でなぞって糸を引かせ、
「フフフ…見ろ、この粘り。やめてやめてと言いながら、もう準備万端じゃないか。えぇ?」
「くっ…!」
かァッと赤くなる顔、そして身体。
「さて…それじゃあ、そろそろこの俺が本格的に相手をしてやるとするか」
と棒立ちの深川に向かって歩み寄る只野。
その歩調に合わせて、カポッ…カポッ…と取り外される乳頭のカップ。
「さぁ、あとはご主人様に気持ちよくさせてもらいなさい♪」
と搾乳カップを回収して笑みを浮かべる奈々未。
一歩ずつ、その距離が縮まるにつれ、深川の表情が強張り、頬に冷や汗が伝うと同時に、まだ滲み出る母乳がポタポタ…とお腹を伝っていく。
(こ、来ないで…!)
と願うも、その悪魔の足を止める手段はない。
深川の眼前に掲げられた大きな手の平。
「フフフ…聖母とやらがヒィヒィ鳴きながら堕ちていく様、とくと見せてもらおう」
死刑宣告ともいえる一言とともに、その女体を目の前でヤンキー座りになる只野。
「おい」
と声をかければ、阿吽の呼吸で用件を察した奈々未が深川の脚を開きにかかる。
「やぁっ!い、嫌っ…!奈々未、やめて…!」
「なに言ってんの。往生際が悪いわよ?さっさと開きなさい、ほら!」
スラリとした内ももに指を立て、力ずくでこじ開け、二度と閉じられないようにガシッとロックする奈々未。
「ほぉ〜…間近で見ると、こうなってるのか。聖母のオマンコってのは」
と、まずはジロジロと股ぐらを覗き込み、羞恥を与える只野。
手入れが行き届いた陰毛を撫でると、ニヤリと笑って、
「蒸れているな。汗か、それとも何かまた別の汁か…」
「くっ…!」
気に障る言葉責めに唇を噛む深川。
そして留まるところを知らない只野の太い指は、鼠径部の肉を押さえつけ、グッと左右に開く。
「んっ…!」
思わず顔を背けたその瞬間、開かれた割れ目から、とろり…と糸を引く滴が垂れ、脚の間に落ちた。
「ん〜?何だ、今のは?やけに白みがかってたようにも見えたが、まさかマンコ汁じゃねぇだろうなぁ?」
ニヤニヤしながら意地悪に問う只野。
「━━━」
「へへへ。綺麗なピンク色じゃないか。あまり使い込んでないようだな。願ったりだ。俺色に染めてやるにはちょうどいい!」
「ふ、ふざけないで…だ、誰がアンタなんかに…あっ!んっ、くっ…あぁっ、んんっ…!」
「何だって?何か言ったか?フフフ…」
強がりを遮るように、ファサ、ファサ…と熊手のように曲げた指先で秘肉をなぞられ、ピクピクと反応してしまう深川。
(くっ…!ま、まずい…!)
思った以上に情勢が悪い…先ほどの搾乳責めで何度も絶頂に達したことで股間も敏感になりすぎている。
それを計算に入れた上で、まずはソフトな嬲りで出方を窺う只野。
「んっ、んっ…く、くぅぅ…」
必死に唇を噛み、声を抑えようとする深川に対し、
「バカめ。俺の指責めはマグロの女でも泣いてよがり狂うんだ。それを、その感度で耐えられるとでも思っているのか?」
自信満々の発言とともに、ソフトな手つきがだんだんギターを掻き鳴らすように激しさを増し、小ぶりなビラビラを蹂躙していく。
「んあぁっ…あっ、んっ、んっ…」
悶える深川に対し、
「強がっていられるのも今のうちだ。さぁ、開発を始めていくぞ。まずは下準備として、もう少し全体的に濡らしてもらおうか」
と、緩んだ割れ目を押し開き、次は湿った秘肉を指先で刺激した。
「はぅぅッ…!?んんっ、あぁっ…ダ、ダメっ…んんっ!?」
髪を振り乱し、腰をくねらせる深川。
本人は抵抗しているつもりだが、あまりに淫靡なその腰は自ら求めているようにも見える。
みるみる溢れ出し、只野の指先に付着する淫らな粘液。
「…よし。これだけ濡らせば充分だろう」
と笑みを浮かべた只野は、指を熊手スタイルから中指を突き立てたファックサインに変えた。
そして、その指の腹で、先ほどからずっと勃ちっぱなしの陰核、クリトリスをつつく。
「ひゃうぅッ…!」
思わず飛び上がるほどの好反応を見せた深川に、
「へへへ。聖母でもクリトリスは弱いのか?」
と、繰り返し責め立てる只野。
熟練の指遣いは、人並み程度の経験しかない深川相手では赤子の手を捻るようなもの。
「んっ…!くっ、んんっ…あぁっ、んはぁっ!」
「おらおら、ますます固くなってきてんぞ!敏感なクリ豆がよォ!」
「ひ、ひぃっ…!」
強すぎず、そして弱すぎず…痛みやもどかしさを取っ払い、快感だけを与えるよう緻密に調節した刺激。
それを的確に与え、深川をじわじわと追い詰めていく。
「んんっ!あぁっ、ダ、ダメっ…ひゃあっ!?」
深川が声を漏らすたび、ポタポタ…と只野の手首に白く甘い雨が降り注ぐ。
まるでパッキンの緩んだ蛇口のように、勝手に溢れ出る母乳に、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた只野。
「よし…せっかくだ。この敏感なクリトリスを“ミルク漬け”にしてやるか」
と言い出し、おもむろに掲げた両手で深川の隆起した乳首をぎゅっと摘まんだ。
「んひぃっ!?」
甲高い悲鳴とともに、搾り出された母乳が噴射する。
それを手の平の皿に溜め、その皿に尖ったクリトリスを漬け込んで、塗り込むように押し当てる。
「んひゃぁぁっ!?ダ、ダメっ!それダメぇぇっ!?」
「何がダメなんだ?言ってみろよ!敏感なクリを母乳なんかに漬けちゃダメ、って言ってみろっ!なぁっ!?」
「んんっ、あぁっ、あぁぁっ!んひぃっ…!?」
(ダ、ダメっ…ま、またイクっ…こんなやり方でイカされる…!)
そんな悔しさも虚しく、しなるように仰け反る背中と突き出した腰。
弓のように反ったまま、ピクン、ピクン…と痙攣して果てた深川。
その小刻みな震えは両脚をロックする奈々未の腕にもしっかり伝わり、さらに、少し時間差で、ピュッ、ピュッ…とイキ潮まで漏らす始末。
「んはぁっ…はぁっ…はぁっ…」
と息を乱すも、
「おい。誰も終わりだなんて言ってねぇぞ?」
と間髪いれずに再び母乳を補充し、敏感クリトリスをミルク漬けにする作業が始まる。
「きゃはぁッ!?」
「おいおい、ミルクが足りねぇな!すぐになくなっちまう!もっと出してくれよ、たっぷりとよぉ!」
再び乱暴に乳首を摘まんで繰り返し母乳を調達する只野。
「うぅっ…くぅぅっ…!」
(くっ…た、耐えなきゃ…!な、何とかして耐えなきゃ…!)
と脳内で必死に喝を入れるも、ろくに対策もない根性論では迫り来る快楽の大波には太刀打ちできない。
「んんっ、あぁっ!ダ、ダメっ!イ、イクっ!またイクぅっ…!」
母乳漬けクリトリスで早くも二度目の絶頂。
只野の手の平に溜まる母乳を薄めるように、失禁のようなイキ潮がジョロジョロとこぼれる。
されるがままのオモチャ状態の深川に、
「おいおい、まだ序の口だぞ?ベテランだろ?しっかりしろよ、情けねぇな」
と笑いかける只野。
生殺与奪の権利を奪われ、その敵にされる鼓舞ほど屈辱的なものはない。
なおも続くミルク漬け拷問に、
「んひゃぁぁっ!?」
と絶叫し、三度目、四度目…と不本意なオーガズムを重ねていく深川。
そして五度目。
「イ、イグぅぅっ…!」
声を張り上げすぎて少し枯れ始めた断末魔の叫びとともに、弾け飛ぶような激しい痙攣、そしてとうとう、そのままがくっと首を垂らし、手を吊られたまま失神してしまった深川。
緩んだ口から糸を引く唾液…。
なおも乳頭から滲み出て滴る母乳…。
「あーあ…あっけない。そんなに気持ちよかったの?」
と奈々未に笑われても、物も言わず、ぶらんぶらんと揺れる深川。
だが、しかし…。
「…ひぎぃッ!?」
失神した筈の深川が絶叫とともに目を見開いて飛び起きた。
(な、何っ!?今の…!)
ハッとして目をやる自身の股ぐら。
いつのまにか小さな膣口にずっぽりと押し込まれた只野の中指。
「くっ…!」
戦慄が走る深川の表情を見上げ、ニヤリと笑った只野が突っ込んだ指を「く」の字に曲げると、
「んひゃぁっ!?」
「…なに失神してんだ?さぁ、次はGスポットだ。耳にしたことぐらいはあるだろう?」
「んんっ、い、嫌ぁっ…!」
「へへへ。クリトリスとはまた一味違う快楽だ。さっき以上に抵抗しないと本当に狂っちまうぞ!」
「くっ…や、やめっ…んひぃっ!?きゃはぁッ!?」
どうにか体勢を立て直そうとする深川の裏をかくように指の関節が稼働し、ことごとく抵抗を打ち消していくGスポット嬲り。
膣の中ほど上部、ザラザラした数の子天井に指先が触れるたび、深川の紅潮した身体が跳ね、絶叫が漏れる。
「ハハハ!おらっ!どんどん開発が進んでる!戻れなくなってもしらんぞ!」
「んっ、ダ、ダメぇ…ひ、ひぐぅっ!」
手を吊る鎖をガシャガシャと揺すりながら、あっけなく次はGスポットで絶頂。
そして、そのオーガズムの最中も指責めはまだ続く。
「んひゃぁっ!?ま、待って!今ダメっ!今は触っちゃダメぇっ!」
「何がダメなんだ?イク瞬間の力が入って出っ張る時が一番気持ちいいんだぞ!そらっ、今だ!今が一番気持ちいいんだよ!そうだろ?おらぁっ!」
「はひぃッ!?ひゃはぁッ!」
情けない声を上げ、連続絶頂を喫する深川。
しつこくGスポットを責め上げ、その快感に依存するよう仕向けていく地獄の開発施術。
ここでも深川は、言うまでもなく何度もイカされた。
だんだんイクまでの間隔が短くなるのは、Gスポット責めの快楽がみるみる身体に刻まれている証拠だ。
そして…。
「フフフ…どうだ?だんだん触られることがいとおしくなってきただろう?」
(ち、違う…そ、そんな…そんな筈は…!)
急ピッチで開発が進んだ女体…頭では否定しても火照った身体は正直だ。
その証拠に、さっきまでは執拗に嬲られて耐えきれずにイカされていたのが、今では中でグリグリとツボを押されただけで簡単にイッてしまう。
「さぁ、どんな塩梅かな?」
試しに、一旦、指を抜いてみる。
すると、これまでの気丈な態度と一変、もどかしそうに脚を内股にして、誘うように腰を振り始めたではないか。
そのとろけた眼は、燃え盛っていた筈の正義の炎を、いつのまにか風前の灯火にしていた。
「うぅっ…くぅっ…」
「…何だ?触ってほしいのか?」
「くっ…ち、違う…うぅっ…!」
「そうか。ならば、しばらく放っておくか」
と意地悪をされて、つい、悔しそうな顔を見せてしまう深川。
奈々未にも、
「ねぇ、麻衣。見苦しいわよ?ここらで素直になったらどう?」
と、クスクス笑われ、
「ほら…触れてもいないのに自分でヒクヒクさせてる状態よ?触ってください、ってご主人様に正直にお願いしてごらん?」
「い、嫌っ…!言わない…!そんなの、絶対に言わない…!」
と髪を振り乱して拒否する深川に対し、
「…言わせてやるさ。“次の一手”で必ずな」
と不気味に呟いた只野。
(つ、次…?次って…?まさか、まだ何かするつもり…?)
青ざめる深川の膣に、再び太くて長い中指が挿入された。
「あんッ…!」
と、思わず宙を仰ぐ深川。
(ま、またさっきの…!さっきのが…また来る…!)
と、Gスポット嬲りを覚悟し、耐えられないと分かっていながらも身構える深川。
だが、実際は…。
ズボズボズボっ…!
(…!?)
「んひゃぁあああっ!?」
ドリルのようにねじ込まれた長い中指の先端がGスポットを無視して進み、そっと触れた最深部のポイント…。
下腹部に手を添えられ、その最深部のコリコリしたところをプッシュするように責められた瞬間、深川は、
「んひぃぃぃぃっ!?」
と情けない声を上げて即絶頂し、そして頭が真っ白になった。
ガクガクと震える脚、またもや漏れ出すイキ潮。
これまで一度も味わったことのない一味違う快楽が深川の身体を押し包む。
(な、何これ…!?い、今…いったい何が…!?)
ワケの分からないまま浸る余韻。
これも、これまでと違う妙に心地よい余韻だ。
「あ…あ…」
「へへへ、どうだ?さすがに今のは強がりも言えなくなるぐらい気持ちよかっただろう?」
と、してやったりの只野。
茫然とする深川に、奈々未も、
(ね?そうなっちゃうよね。これをやられたら誰でもそうなるに決まってるわ♪)
と、何やら自分もこの快感を知っている顔で頷く。
「さぁ、もう一度だ。ここの開発を終えたその瞬間、お前のその身体は俺のモノとなる」
と再び中指をねじ込む只野。
「んっ、くっ…!んんっ…!」
さっきまであれだけ責めてきたGスポットに見向きもせず、一直線に奥を目指す悪魔の指。
「さぁ、あと少しで届くぞ?“ポルチオ性感帯”に…!」
(ポ、ポルチオ…?)
聞いたことのない言葉だった。
それは、女体の最深部、子宮口にある究極の性感帯のこと…長い指か男根、もしくはそこを責めるのに特化した玩具でしか届かない秘密のポイントだ。
そこを開発してやれば、どんな女でも快楽に屈する。
それが仮に捜査官のような気丈な女でも、ポルチオイキを教え込まれてまともでいられる筈がない。
たとえば、今ここにいる奈々未。
彼女ですら、ひとたびポルチオ性感を開発してやれば、こうして従順な僕(しもべ)と化したのだから。
そんな奈々未を完堕ちさせた指が、次は深川のポルチオへ…!
ツンっ…!
「んひゃぁっ!?」
ツンっ、ツンっ…
「きゃはぁッ♪ひぃぃっ!」
「さぁ、行くぞ!」
クチュ、クチュ、クチュ、クチュ…!
「んおぁぁっ!?イ、イっクぅぅっ…!」
はしたない絶叫とともに、衝撃に思わず目を見開く深川。
もはや感覚のなくなった乳房からも、母乳が自然と、射精したように噴射し、その快感がどれほどのものかを示す。
「がっ…がぁっ…んがぁっ…」
声にならない呻き声。
あの天使のような甘い声色は、あのチャーミングな笑顔は何処へやら。
キマったように目を見開き、涎もだらだら垂れ流し…。
「ガハハ!いい顔だ!堕ちる寸前の女の顔をしてやがる!さぁ、堕ちろ!このまま堕ちてしまえ!」
と、さらに指を押し込む只野。
「んはぁぁっ!?あぁぁっ…!」
(や、やめて…!もうやめてっ…!お、おかしくなる…おかしくなるからぁっ!)
何かを否定するように必死に髪を振り乱す深川だが、容赦ない只野の指責めは続く。
「んひぃっ!?あ、当たってる!当たってるぅっ!」
取り乱すように絶叫する深川。
「どこに当たってるんだ?えぇ?」
「ポ、ポルチオ…!ポルチオってトコぉぉっ!」
と覚えたての単語を叫び、
「んひゃぁぁっ!も、もうダメぇっ!し、死ぬっ!死ぬぅぅっ!んはぁぁっ!?」
「死なせてたまるか!お前は今日から俺の愛人2号なんだからよ!おらっ、とどめだ!」
只野の言う“とどめ”…それは、奥でぷくっと膨らんで過敏なポルチオ性感帯に指を押し当て続けることだった。
触れるだけで凄まじい快感が突き抜け、軽くつつかれただけでもすぐに絶頂に達する深川のポルチオに、指を添えた状態で止めてしまう凶悪な愛撫。
「んほぉぉっ!?おぉぉっ!?」
発狂したようにジタバタ暴れる深川。
先ほどの自戒もすっかり忘れ、脚を固める奈々未を蹴飛ばす勢いだ。
「ちょ、ちょっと…!」
暴れる深川と抑える奈々未。
深川の暴れた脚が奈々未の肩口に当たった。
「あぁ!もうっ!」
不可抗力の蹴りに、反射的に少しイラッときてしまった奈々未。
そのスレンダーな身体からは想像つかない力を発揮し、深川を脚を抱えて持ち上げた。
「観念しなさい!麻衣!」
「ひぃっ!?」
やり手水の体勢で持ち上げられた深川。
ポルチオに触れっぱなしの指が刺激を溜め、一気に絶頂寸前まで押し上げる。
「さぁ、溜めろ…その快感をイク寸前の限界まで溜めるんだ…」
と低い声で呟く只野は、付け足して、
「溜まりきったところで、ひと思いに指の腹で突き上げて爆発させてやる…!死ぬか、それとも壊れるか、楽しみだぜ…!」
(…!?)
恐怖の宣告。
戦慄が走り、強張る深川の表情。
「い、嫌ぁっ!や、やめてっ!そんなの無理ぃっ!ゆ、許してぇっ!」
取り乱して暴れるも無駄な抵抗。
奈々未が完全に背後から抱え込んでいる。
「さぁ、どうする?俺の女になると誓うか?」
誓えば地獄、だが突っぱねても地獄…正解などない絶望の問いかけに押し黙る深川を、ゆっさゆっさと揺すって答えを急かす奈々未。
「んっ、はぁぁっ!?ひぃっ!?」
「ほら、どうすんの?麻衣!」
「ど、どうするって言ったってぇぇっ!んはぁぁっ!」
(ど、どうしたらいいの!?いったい、どうしたら…!)
と悩む深川に、
「…残念。時間切れだ」
(…!?)
「まぁ、どっちに転ぼうが味わってもらうつもりだったがな。フフフ…」
と不敵に笑った只野は、奈々未に抱えられてもがく深川の下腹部に手を当て、
「くらえっ!」
と叫びながらグッと押し込むとともに、膣内の指先に触れる肉を滅茶苦茶に擦り上げた…!
「━━━!!」
直後に上がった絶叫は、もはや声ではなかった。
抱える奈々未が思わず放り出してしまうような大痙攣。
凛とした表情は醜く崩れ、やがて無惨なアへ顔に…。
プシャァァッ…!
ピュッ…!ピュッ…!
イキ潮と母乳を噴射し、朽ち果てた深川。
再び失神し、抱えられた脚を下ろされても自力で立てずに、ぶらんぶらんと揺れる。
「へっ…ざまぁみろ」
にゅるん…と、抜き取られた只野の指。
その指先にはまるで中出しされた精液のようにハッキリと白いメスの粘液、本気汁がまとわりつき、とろりと垂れていた。
これでもうこの女は快楽の虜。
乳首にクリトリス、Gスポット、そしてポルチオと、全身に刺激に求める盛りのついた雌になっただろう。
あとは屈服の誓いを自ら口にさせれば調教は完了。
もちろん、その時には、彼の自慢のイチモツが聖母の身体を突き上げ、体内を灼き尽くしていることだろう。
「うむ…」
想像しただけでみるみる股間が固くなってきた。
膨らむ股ぐら…徐々に浮き出る筒状のシルエット…。
このままズボンのチャックを突き破って飛び出してきそうだ。
サンドバッグのように揺れる深川を眺め、
(叩き起こして、さっさと勝負を決めてしまうか…)
と思ったが、チラッと隣に目をやると、奈々未もうっとりした眼でこっちを…いや、正確には、股間の膨らみを見ていた。
「ねぇ、ご主人様ぁ…♪」
フラフラと寄ってきて、さするようにその膨らみに手をやる奈々未。
物言いたげなその悩ましい表情。
「…何だよ?」
とニヤニヤしながら、あえて鈍いフリで耳を貸してやると、
「私も頑張ったでしょ…?麻衣を上手く騙して捕まえたのも私だしぃ…おっぱい搾ったりぃ…裸にしたりぃ…脚を押さえたりぃ…だからぁ…♪」
もじもじしながら今夜の自分の活躍を述べていく奈々未。
まるで、評価してくれと言わんばかりだ。
「フフフ…なるほど。ご褒美として先に欲しいってか?」
と聞くと、奈々未は、
「うん…♪」
と甘い声、オンナの顔で頷き、妖艶な目で誘う。
「うむ…」
↓
・「いいだろう。…よし、こっちへ来い!」→「NEXT」で「6」へ(橋本奈々未、抜け駆けのご褒美SEX編)
・「まぁ、待て。あとでちゃんと可愛がってやる。今はこの女を堕とすのが先だ!」→「INDEX」に戻って「7」へ(深川麻衣、愛人契約締結の完堕ちSEX編)