乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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第四部 第四章・鈴木絢音と伊藤純奈の場合
鈴木絢音サイド―5.クール撤回
「そぉら!」

 ドサッ…!

 日芽香の側近二人に両腕を抱えて運ばれた絢音は勢いよくマットへ放り投げられ、そのまま、うつ伏せで倒れ込んだ。
「んっ…くっ…」
 起き上がる力も出ない。
 情けなく晒すお尻の穴はパクパクと口を開け、拡張が完了したことを物語っている。
 そんな絢音に対し、日芽香はクスクスと笑って、
「さぁ、それじゃ、そろそろ仕上げと行こうかしら♪仕上げといえば、もちろん“合体”よねぇ…♪」
 と、側近二人にアイコンタクトで非情のGoサインを出した。
 嬉しそうにマットへ上がるパンツ一丁の男二人。
 まず、絢音の身体を仰向けにして、その顔の前に、もっこりしたパンツの膨らみを突きつける。
「へへへ。楽しませてもらおうか」
「どうせなら、お前さんも楽しんだ方がいいぜ。なぁ?気になるだろ?これが」
 と、そのテントで絢音の頬を小突く。
「んっ…い、嫌っ…」
 と顔を背けるも、背けた先にもテントが…。
 やがて絢音の顔を挟み撃ちにした二つのテントが、ベールを脱ぐように、その支柱を晒す。
「やぁっ…!」
 グンッと跳ねるように飛び出た二本のイチモツ。
 そして再び、男たちは、絢音の目の前でそれぞれ自慰行為を見せつけ始める。
(や、やめて…)
 目を逸らす絢音だが、男たちは笑って、
「おいおい、なに照れてんだ、大好きなくせに!」
「もうド変態ってことはバレたんだ。今さら、清純ぶっても遅せぇぞ!ハハハ!」
「さぁ、変態ちゃん。大好物のセンズリ鑑賞、第二ラウンドの始まりだぞぉ!」
「ほら、もっとよく見てくれよ。俺たちの求愛行動、セックスアピールをよぉ!」
 と、扱く手により一層の力を込める。
 目を瞑っても、グリグリと頬に押し当てられる尖った先端と、しゅこっ、しゅこっ…と竿を擦る音は止まらない。
 やがて、頬を打つ先端は粘っこい湿りを帯び、鼻先にオスのニオイも漂い始める。
(み、見ちゃダメ…!見たら、また…興奮しちゃう…!)
 と必死に言い聞かせる絢音。
 だが、疼く本能は堪えきれず、やがて…。
「おいおい。なにチラチラ見てんだ?」
「見るならもっと大胆に見ていいんだぞ?」
「くっ…」
 慌ててまた目を背けるも、どうしても薄目を開けてしまう。
 その葛藤が四、五回ほど続き、次に目を開けた時には日芽香の手の平が目の前にあった。
(あっ…!)
 まずいと思った時には、わずかに早く、糸を引くように揺れた指先にスッと意識を奪われた。
「ふふっ…さっさと正直になればいいものを」
 と笑った日芽香は、続けて、

「私が3つ数えれば、あなたの恥じらいは薄れ、まるで自宅にいるように、すごくリラックスをして自然体になってしまう。…いくわよ?3…2…1…はいっ!」

 パチッ…!と指を鳴らされ、数秒ぶりに意識が戻った絢音は、目を背けるのをやめ、まじまじと目の前の男二人のセンズリを見始めた。
 そして、それに触発されたように、絢音自身も右手を股ぐらへ…。
「んっ、あっ…あっ…♪」
 小刻みに声を漏らしながら、慣れた指遣いで割れ目、そして陰核を弄る絢音。
「おっ、とうとう始めやがったな。これが噂の変態捜査官のセンズリ鑑賞オナニーか」
「俺たちも負けてらんねぇなぁ!」
 見せつけるように竿を扱く男たちと、それを見てさらに股を擦り上げる女。
 お互いをネタにして互恵に預かることで、ある意味、ウィンウィンの関係となった二組。
 それを、いいものを見るような目で眺める日芽香も、やがて、
「あー…たまんない♪そんなの見せられたら私も我慢できないわ…♪」
 と口にして、そのカオスな空間をネタに自らの豊乳を揉みしだき、股をなぞる。
「あぁっ…!」
「んんっ、あんっ…♪」
「がぁぁ…」
「ひゃぁっ…♪」
 飛び交う嬌声、呻き声…まるで自慰行為の集団見せ合いだ。
「さぁ…んっ、んっ…だ、誰が最初にイクかしらねぇ…?んはぁっ…♪」
 と、その場にいる人間を順に見比べる日芽香。
 オーガズムというゴールに向かって、現在トップをひた走るのはやはり絢音だろうか。
「んっ、あっ、あっ…んひぃっ…!」
 と情けない声とともに、立てた膝をぷるぷると震わせ、寝返りを打つように悶える。
 とろんとした眼は、もう、目の前で扱かれる肉棒に釘付けだ。
「ほら、どうだ?」
「好きにしてくれていいんだぞ」
 と言われた絢音は、半ば無意識に、目の前にある肉棒の先端に舌を伸ばしていた。
 チロチロと触れた舌先。
(あ…か、固い…)
 とろんとした眼が、うっとりとした眼に変わり、自慰が捗る。
 小さく出していた舌が、だんだん大胆になり、そして、ついには、
「んっ、んっ…はむっ…!」
 と首を持ち上げ、二本まとめて食らいつこうとした。
「おっと…!」
「危ねぇ…!」
 慌てて腰を引いた男たちは、
「いきなり大胆になりやがって」
「おもしろい。どっちのチンポで釣れるか、試してみようか」
 と、再び、絢音の顔の上に隆起したイチモツを並べる。
 発情した女捜査官釣り。
「ほら、好きな方にしゃぶりついていいぞ」
「どっちのチンポがお眼鏡にかなうかなぁ?」
 と、ぶらんぶらん竿を揺する二人に対し、
「んっ…んっ…」
 自慰に悶えながら、しっかり見比べ、品定めをする絢音。
 眼が、一瞬、流木に紛れて獲物を狙うワニのように鋭くなり、次の瞬間、
「…はむっ…!」
 と、目にも止まらぬ速さで、男根を一つ、補食した。
「うぉぉっ!」
「くそっ…!」
 明暗が分かれた釣り人たちのリアクション。
 捕まえたチンポをそのまま咥えたら離さないすっぽんフェラで自らの方へと引きずり込む絢音。
「おーおー。恥じらいをなくせば、ここまでエロいのか。捜査官ってのもスミに置けねぇな」
 と、絢音の舌技を堪能してご満悦の男A。
「ほら、選んでくれたお礼だよ」
 と、手を伸ばし、乳首を摘まんで転がしてやれば、
「はふぅっ…!はうっ、はうっ…!」
 と身体をよじって好反応を示す絢音。
 一方、惜しくも選ばれなかった男Bだが、このまま黙っていては男が廃る。
「仕方ねぇ。それじゃ、俺は、お前さんが気持ちよくなるのを手伝ってやるとするか」
 と、絢音のクネクネ動く脚の間に移動し、瑞々しい太ももをガバッと開いた。
 ねっとりと糸を引く股間と、そそる陰毛。
 脚を開いてもなお、クリクリと指先で行う繊細なタッチをやめない絢音。
 男Bは、その指を掴み、
「ほら、舐めてやるから舐めてほしいところを指差してみろ」
 と言うと、絢音は、一旦、肉棒から口を離し、恥ずかしげもなく、
「ま、まず、ここ…そ、それから…」
「おいおい、一ヶ所じゃねぇのか。欲張りだな、このヤロウ」
 と笑いながらも、早速、絢音がリクエストした割れ目にむしゃぶりつく。
「あぁん…♪んぐっ…ぐっ、ぐっ…!」
 と、ちゃんと自ら肉棒を咥え直し、与えられる快感を味わう絢音。
 ピチャピチャ…と音を立てる卑猥なクンニをされながら、自身もジュポ、ジュポ…と卑猥なフェラで奉仕をする。
 男Bは、顔を上げると、
「へへへ。もうベチョベチョだよ。少し舐めただけで顎まで汁まみれになっちまった」
 と笑みを浮かべて、
「さぁ、次はどこだっけ?指差して教えろよ」
 と第二希望を聞く。
 すっぽんフェラをしながら、クリトリスを指差す絢音。
 しかも、自ら皮を剥いて、舐めてもらう気マンマンだ。
「よし、望み通りにしてやる」
 と、その、ぷっくり膨らんだクリトリスに口をつけてやれば、絢音は、電気を流されたようにビクンビクンと身体をくねらせた。
 それをさらに舌で弾き、巻きつけ、そして転がす。
「はふぅっ…♪はふぅっ…♪」
 心地良さそうに悶える絢音。
 そして、その吐息に被せるように、隣で、
「んあぁっ♪はぁぁっ♪」
 と、艶かしい声を上げる日芽香。
 こちらも既にアソコは大洪水、ねっとりと糸を引く淫乱マンコが、

 ぷひっ…!ぷひっ…!

 とマン屁を繰り返す。
「あんっ…すごくいい♪可愛い娘が感じてるところ見ると興奮しちゃう♪ほら、もっと気持ちよくしてあげなさい」
 と側近に命じる日芽香。
 ニヤリと笑って、一言、
「了解…!」
 と返した男Bは、人差し指と小指を立てたファンクサインを作り、それをゆっくり、クリを舐める顎の下へ…。
 そして、人差し指を割れ目に、小指をヒクヒクするアナルにそれぞれあてがい、ゆっくりと埋めていく。
「んひゃぁっ…♪」
 前後の穴へ同時に侵入してきた指に悦びの声を上げる絢音。
 そのまま、ゆっくりと抜き挿しを開始し、クリ舐めと併せて責め立てる。
「んひゃあっ…!あぁっ…!」
「へへへ。ここぞという時はなかなか可愛らしい声で鳴くじゃないか。変にクールを気取るより、そっちの方がいいぜ」
 と言われ、少し顔を赤くする絢音。
 そして、そのまま、
「あぁっ、イ、イクっ…んっ…!」
 と、クリ、膣、そして性感開発されて間もないアナルの三点責めによって絢音はあっさり絶頂へ達した。
 もちろん一回で終わる筈がなく、それをさらに二度、三度と繰り返してやれば、やがて、
「んひっ…はひっ…き、気持ちひぃ…ひゃぁ…♪」
 と、普段のクールな装いの際には絶対に拝めない快楽トリップ顔を露呈し始めた絢音。
「へへへ。とうとう壊れちまったか?」
「よし。それじゃあ、そろそろとどめをさしてやろう」
 緩んだ口からイチモツを引っこ抜き、絢音の横に仰向けに寝転がった男A。
「さぁ、跨がれ。最後は下から串刺しにして堕としてやる」
 と絢音を呼び、それに呼応する形で男Bが絢音を抱き起こし、寝そべる男の方へ連れていく。
「ほら、ここだ。ここに腰を下ろすんだよ!」
 と位置をセットし、抱えた腕を離すと、絢音の身体は、ぐにゃっ…と崩れ落ち、そのまま男Aの隆起したイチモツを秘肉で呑み込んだ。
「あんっ…♪はぁっ、お、大きい…♪」
 と、恍惚の表情を浮かべる絢音に、
「ハハハ!うっとりしてる場合か!そらっ!たっぷり突き上げてやるぞ!」
 と、下から杭を打ち込む男A。
「んはぁっ、あぁっ、す、すごっ、んっ、んっ…き、気持ちいいっ…!あぁっ…!」
 首振り人形のようにカクカクと首を揺らしながら強制騎乗位を堪能させられる絢音を見て、日芽香も、
「あぁっ、すっごい気持ちよさそうな顔してる…♪オチンポ、ズボズボ…ズボズボ入って羨ましい〜♪」
 と、その結合部を眺めてご満悦の様子。
「ハハハ!なかなかいいモノを持っているじゃないか!よく締まるマンコだ!いいぞ、もっと締めろ!」
 ペチペチと尻を叩かれる絢音だが、それすらも快感。
 そして、とうとう、
「あんっ!あんっ!イ、イクっ…!またイッちゃうよぉっ…!オチンチンでイッちゃうぅぅっ…!」
 と、ハッキリ口にして、そのまま絶頂。
 ピクピクと小刻みな痙攣の後、ぐったりと男Aの胸板に手をつくが、まだ終わりではない。
 前屈みになったその隙を狙ってサッと絢音の背後に忍び寄った男Bが、
「さぁて、ここからは俺も混ぜてもらうぜ!」
 と、絢音のヒクヒクするアナルに肉棒をあてがい、有無を言わせず、ゆっくりと押し込んでいく。
「んひぃっ!?お、お尻ぃっ…!?」
 ぐったりしていたのが一転、新たな刺激に飛び起きるように背筋が伸びる絢音。
「へへへ、どうだ?念願のアナルファック!今日を境に、今後、マンコだけじゃ満足できない身体にしてやるからな!」
 と、絢音を前に押し倒し、相方同士で挟んで激しくプレスする二人。
 逃げ場のない二穴サンドイッチファックで引導を渡す気だ。
「んほぉぉっ!?おあぁぁっ!?ダ、ダメぇっ!お、おかしくなるぅっ!?」
 と人格が変わったような叫びに、
「あぁ、おかしくなっちまえっ!」
「おらっ!前の穴も後ろの穴もしっかり締めろ!俺たちからザーメンを搾り取れっ!」
 男たちのピストンは、膣穴を、そしてお尻の穴を容赦なく抉り、それぞれの肉壁を擦り上げる。
「あぁっ、ダ、ダメぇっ!イ、イクっ!んあぁっ、イクぅっ…!」
 二人の男に挟まれた絢音の身体がピクピクと震えてもピストンは止まらない。
 たまらず、
「んひぃっ!?イ、イッた…!もうイッたってばぁっ!ア、アソコも、お尻も、今イッたからぁっ…!」
「あぁ、気持ちよさそうにイッてたなぁ?だが、それがどうした?」
「何回でもイカせてやるよ。俺たちが満足するまでなぁ!」
「そ、そんなぁっ…!んひゃぁっ、こ、壊れるっ…!壊れちゃうよぉっ!い、嫌ぁっ…や、やめっ、んぐぅっ!?」
 ふいに絢音の口が塞がれた。
 目線を上げると、そこにいたのはニヤリと笑みを浮かべた日芽香…!
「ほ〜ら♪いいわよ、壊れちゃって♪ずっと見ててあげるから!」
 と、絢音の髪を捻り上げ、自身の濡れた秘部を口元に擦りつけて、
「ほら、口が空いてるでしょ?舐めなさい!舐めて私をイカせてちょうだいっ!」
「んっ、ぷっ…んぐっ…!」
 鼻を突き抜ける発情したメスのニオイ。
 ベチョベチョした日芽香の愛液が絢音の顔の下半分、口の周りをべっとりと汚す。
(苦しい…息が出来ない…!)
 酸素を求めて口を開くと、自然に舌が割れ目に触れ、
「んひぃっ!?そ、そう!そこっ…日芽香のオマンコ、もっとペロペロしてぇ♪」
 と悦ぶ日芽香。
 その間も二穴プレスは止まらず、息を荒げる男二人、そして絢音…。

「んあぁぁっ!イ、イクっ!イッちゃうぅっ!」
「うぁぁっ…で、出るぜ…出すぜぇっ…!」
「たっぷりと受け取れよぉ…!俺たちの精子をよぉっ!」
「んひゃあっ!イ、イクっ!イっ、クぅぅっ…!」

 それぞれの声が合わさり、まず、アナルに挿入した男Bが絢音のお尻の中に射精。
 続いてマンコを犯す男Aが絢音の膣内に大量に出し、その発射で膣内を熱された絢音も後を追うように絶頂。
 そして、その絢音の痙攣が強制クンニに振動をもたらし、鼻先でクリトリスを押し潰された日芽香もガニ股で絶頂に達し、わずか数秒の間で四人が次々とオーガズムに登り詰めた。
 そのまま、時が止まったかのように、その場で固まる四人。
 その止まった時を動かすように、ゆっくりと崩れ落ちる絢音。
 その絢音の身体から、

 ジュポンっ…!
 ヌポッ…!

 と続けざまに抜き取られる前後二本の男根と、それを栓にしていた白濁汁が、どろり…と零れ落ちる。
「はぁ…はぁ…」
 初体験の二穴ファック、しかもフィニッシュはダブル生中出し…その凄惨な快楽処刑の破壊力に茫然とする絢音だが、休んでいるヒマもなく、またすぐに、
「ふぁぁっ!?あぁぁっ…!」
 と声を上げた。
「へへへ…!」
「ふふふ…!」
 ニヤつく男たちは前後を交代し、まだ射精したばかりのイチモツを、それぞれの穴に擦りつけ、二回戦に向けて固くしていく。
 そして、そんな生チンポの摩擦は、今の絢音にとって、さらに理性を溶かす刺激でしかない。
(はぁぁ…!オ、オマンコぉ…!お、お尻ぃ…!ど、どっちもムズムズしちゃう…き、来てぇ…早くぅ…どっちからでもいいからぁ…♪)
 と恍惚の表情を浮かべ、自分からも秘部と尻穴を擦りつける絢音。
 当初のクールなイメージなど何処へやら。
 もはや今の絢音は、快楽に溺れ、理性が煤になるまで焼き尽くすような刺激欲しさに挿入をせがむだけの、発情した雌犬でしかなくなった…。
 

(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2021/05/02(日) 00:08 )