伊藤純奈サイド―4.責め具の進化
一気飲みの効果はすぐに現れた。
頭がクラクラし、目もとろんとしてくる。
そして、内から涌き出る火照り。
アルコール度数40℃のテキーラによるものか、それとも、そこに混ぜられた媚薬によるものかも定かじゃないが、ひとまず身体が熱い…それだけは確かだ。
「くっ…うぅっ…」
「へへへ。どうした?顔が真っ赤だぞ?」
リーダーは純奈の肩を掴むと、
「ほら、もっと全身に行き渡らせろよ。酔いも、媚薬の効果もよぉ!」
と、ぐらんぐらん円を描くように揺する。
たまらず、
「…や、やめっ…うぐっ…!」
さすがの純奈も気持ち悪そうだが、リーダーは笑って、
「へへへ。お前は、前に一度、この媚薬を経験してるからなぁ。どんなに恐ろしいものかは身に染みて分かってる筈だぜ」
「く、くそっ…」
朦朧とする頭に蘇る強力媚薬「HMR」の効能。
前回はまだ試作品で、尻の穴から投与する座薬タイプだった。
それを使用された瞬間、形勢が一気に変わったのを覚えている。
体内を灼け尽くす熱さ、爆発的に上昇する感度…。
我慢でどうにかなるレベルではなかった。
そして、そんな過敏な状態の膣を振動具で責められ、純奈はあっけなく敗北を喫し、最後は、この男に好き放題に犯された。
その一部始終が先ほど見せられたビデオである。
「さぁて、早く火がつかねぇかなぁ?そろそろだと思うんだがなぁ」
と、ニタニタしながら効果を待つリーダー。
その言葉の通り、体内の熱さが、みるみる、胸、そして股間と、女性が持つ性感帯へ集中していく…。
「く、くぅっ…」
額に噴き出る脂汗。
(あ、あの時と…あの時と同じだ…な、何とか…何とかしないと、また…あの時みたいに…)
どうにか策を講じようとするも、酔いで頭が上手く働かない。
その間にも強力媚薬「HMR」はものすごいスピードで鍛え上げられた色白の美ボディーを侵食し、快楽に飢えさせていく。
それを感づかれまいとする純奈だが、身体は正直だ。
貧乏ゆすりのように震える脚、そして腰…酔いも手伝って制御が利かない。
ぷるぷると揺れるふくらはぎ、太もも、乳房に二の腕…。
そんな純奈の様子を見て、
「へへへ。どうやら準備が整ったようだ」
と口にするリーダー。
ゆっくりと純奈の視界からフェードアウトし、背後に…そして背後から手を回し、髪を掻き分けて中から現れた耳をスッとなぞる。
「あっ、んっ…!」
「どうだ?ゾクゾクするだろう?そして、このゾクゾクする感覚も、今のお前の身体は全て“快感”と捉えてしまう。もはや全身が性感帯だ」
「さ、触…るな…!ゆ、指を…どけ…ろ…はうぅッ!」
「あぁ、耳だけに留まるつもりなどないぞ。全身だ。全身で楽しませてやるからな」
と、耳から顎、首筋から鎖骨と流れるように転移する指。
そして、いわば第一関門、本来の性感帯である肉の乗った二の腕が次の標的に…。
「んはぁっ…!?はぁぁっ…!」
いやらしいフェザータッチによる上下の往復に声を漏らす純奈。
たかが二の腕…いくら性感帯とはいえ、ノースリーブでも着れば何の気なしに風に晒すようなところさえ、まるで剥き出しのクリトリスのような刺激が走る。
「へへへ、上がってる、上がってる。感度が凄まじく上がってるぞ!」
と楽しそうに口にするリーダー。
「ここだけでも、充分、楽しめそうだ」
と、しばらく二の腕嬲りを続け、
「おいおい。まさか、二の腕を触られてイッちまうんじゃねぇだろうなぁ?」
と笑う。
それはさすがにない。…が、そう期待されてもおかしくないぐらい敏感な反応を示し、もどかしそうにクネクネと身体をくねらせる純奈。
それで酔いもさらに回る悪循環から抜け出せない。
「んっ、はぁっ…!んんっ、あぁっ…!」
なぞられてゾワゾワっとする感覚は腋から乳房へ伝わり、そして、それが、たちまち先端に集約し、乳首をさらに固くする。
「や、やめろぉ…やめろぉっ…」
と、もはや、うわ言のように繰り返すことしか出来ない純奈。
当然、そんな情けない声に従う筈もなく、リーダーの手は第二関門、乳房へと移る。
まずは、そっと横乳を…。
「ひゃんっ…!」
「ん?何だぁ?今の可愛らしい声は」
「や、やめっ…触るな…んひぃっ!」
「ハハハ!とうとう周りをなぞられただけでもたまらんか!それじゃあ、ひと思いに鷲掴みにしたらどうなるかな?」
「や、やめろ…絶対にダメ…そんなの絶対にダメぇ…」
と恐怖する純奈を無視して、たわわに実った左右の白い乳肉に広げた五指を添えるリーダー。
「行くぞ…?」
「よ、よせ…よせってば…んあぁっ!?あぁぁっ!ダ、ダメぇぇっ!」
握り潰すように力を込められた左右の手の平によって、もみくちゃにされる純奈の巨乳。
そのまま、むぎゅっ、むぎゅっ…とリズムに乗ると、たちまち、
「ひゃぁぁっ!?イ、イクっ!イクぅっ…!」
と声を上げ、仰け反ると同時に、またしても、
ブシャァァァ…
と股から潮が飛び出す。
「ハハハ!胸を揉まれただけでイキ、さらに潮まで噴くとは、とうとう身体もバカになったか!そらっ!もう一度、見せてみろ!どうすれば出るんだ?ここを弄っても出るのか?えぇ!?」
「んひぃっ!?そ、そこはぁぁっ…!」
ツンと勃った乳首を乱暴に掴まれ、ぶるんぶるんと円を描いて振るい、そして引っ張られる。
その傍若無人っぷりに、たまらず、
「ダ、ダメっ!とれちゃう!乳首とれちゃうぅっ…!いやぁっ!イクぅっ!」
と絶叫して再び絶頂、潮吹き。
みるみる腫れ上がる乳首をたぷたぷと揺らし、ぐったりとする純奈だが、地獄の終わりはまだ一寸の光すら見えてこない。
「さぁて、次は…」
リーダーは、純奈の背後でゆっくり屈むと、その大きなお尻をむにゅっと掴み、開いた。
「ひっ…そ、そこは…」
まじまじと観察されるお尻の穴。
いくら頭が朦朧としていても感じる女の恥じらい…当たり前だ。
「や、やぁっ…み、見ないでぇっ!お願い、そんなところ見ないでぇ…!」
と、今この瞬間だけ普通の女に戻る純奈。
まだ誰にも触られたことのないお尻の穴。
唯一、カウントするとしたら、前回、座薬型媚薬を投与された時にこの男の指が軽く触れた時、人生その一回だけ。
(も、もしかして…ここにも何かする気…?)
と青ざめる純奈だが、リーダーは意味深に、
「フフフ。ここは、あとで、また別の方法で、じっくりとな…」
と呟き、そっと尻の肉を閉じた…。
幸か不幸か、その呟きは純奈には聞こえなかった。
よって、本人にすれば、ただ運よく見逃してもらったと思っただけ。
単に順番が後回しになったことなど露知らず…だ。
「おら、もっと開くんだよ」
お尻をスルーし、すっかり潮まみれた内ももをペチペチと叩いて脚を開かせるリーダー。
従う気はないが、身体が言うことを聞かない。
ここにきて一気に酔いが回り、とにかく力が入らない。
そんなマネキン同然の純奈は、脚を掴んでグッと開かれると、そのまま不可抗力でガニ股になってしまった。
そして…。
ブィィィィン…!
(…!?)
ふいに内ももに伝わる強い震えと、それに付随して鳴り響く振動音…。
その忌まわしい音に自然と純奈の表情も強張る。
(…くっ…)
嫌でも脳裏に蘇る前回の拷問…。
前回、これに…この機械に純奈はとどめをさされた。
座薬型媚薬で感度があがった身体を、この機械…電マで嬲り殺しにされ、耐えきれずに陥落したのだ。
そんな因縁の淫具で、トントン…と内ももを叩きながら、
「へへへ。今回もコレを使って人生二度目の快楽堕ちを味わわせてやるとしよう」
と、ほくそ笑むリーダー。
手をした電マを巧みな手捌きで純奈の濡れた割れ目にあてがうと、それだけで、
「ふぁぁっ…!?」
と、一段、高い声が漏れる。
「フフフ。怖いか?またコレの刺激で堕ちてしまう自分が想像できて怖いのか?」
「う、うるさっ…あぁっ!?んあぁ!?」
先端の球体部分で割れ目をなぞられるたび、言葉が途切れる。
相変わらずの強振動は、前回と同じく、感度の上がった身体に対して猛威を振るう。
「ほーら…!ほーら…!」
押し当てては離し、押し当てては離しを繰り返され、そうかと思えば急にグリグリと押しつけられたりと、いいように嬲られる純奈。
まったくの無力。
唯一、出来ることは、マリオネットのように吊られた身体を揺すりながら悶えることのみ。
「んあぁっ!あぁっ…!イ、イクっ!またイクぅっ!」
ガクガクと痙攣して、また絶頂に達する純奈。
それを、さらに二度、三度と繰り返し、前回同様、快楽漬けにしていく。
「ハッハッハ!前回と何も変わっちゃいねぇ!何のために復帰したんだ?もう一度、俺にオモチャにされたくて復帰したのか?この負け犬が!ざまぁみやがれ!ほら、悔しかったら抵抗してみろ!さっきみたいな眼で、もう一度、俺を睨みつけてみろよ!」
勝ち誇った笑みとともに罵声を畳み掛けるリーダー。
為す術もなく、ただただ、股間にあてがわれた振動でイキ続ける純奈。
さらにリーダーは、
「へへへ。前回と同じじゃ芸がねぇ。今回は特別に、こんなものも用意してあるんだ」
と何やら不穏な発言とともに、カチャカチャ、背後で物音を立てる。
20秒ほどして、
「おい、見ろ」
と、再び背後から内ももをペチペチと叩き、純奈の視線を呼ぶ。
眼下に向く虚ろな眼。
背後からゆっくり脚の間を通して突き出された電マは真上から見下ろすと、まるで、股間から生え出てきた棒…いわば男性器のように映る。
そして、それを見た純奈のキッと目をむいたのは、いつのまにか、先端に妙な付属品が装着されていたからだ。
「そ、それは…!」
青ざめた顔の純奈に、
「へへへ。さぁ、次はこの振動をマンコ全体で受け止めてもらおう。ザラザラしてて、さぞかし気持ちいいぞぉ〜?」
と、取りつけたアタッチメントのザラザラを擁した楕円形の部分で純奈の女性器をすっぽりと覆い隠す。
そして、満を持してスイッチをオンにすると…。
ブィィィィン…!
「んひぃぃっ!?」
これまで先端の球体との接地面のみに襲いかかっていた振動が女性器全体、広範囲に伝わり、悶絶する純奈。
さらに、そのままゴシゴシと前後に擦られると、たまらず、
「んはあぁっ!?ダ、ダメっ!動かさないでっ!あぁっ!?」
「何で動かしちゃダメなんだ?えぇ?」
「んっ、あぁっ!?あぁっ…ひゃぁっ!」
「フフフ。動かしちゃダメな理由、俺は分かっているぞ!さぁ、口にして言ってみろよ!クリトリスの皮がめくれて振動がモロに伝わってしまうから、って言ってみろ!」
リーダーは、あえてそれを実践するようにグイグイと電マを押しつけ、純奈を追い詰めていく。
ローションなど一切不要。
その役目は、純奈の割れ目からとめどなく溢れる愛液という天然ローションで充分だ。
さらにゴシゴシと擦ってやると、たまらず、
「んあぁっ!?ダ、ダメっ!イクっ!またイクっ!」
「あぁ、いいぞ!何回でもイクがいい!」
「ひ、ひぃっ!ひゃあぁぁっ…!」
一回、ピクッと跳ね上がって、だらんと落ちる純奈の身体。
いっそのこと失神でもすれば楽になれるだろうが、そんなものは許さない。
「立てよ、ほら!」
と、なおもゴシゴシ擦ってやれば、失神する間もなく、またビクンと動いて起き上がる。
「はぁ…はぁ…」
「フフフ。なかなかいい反応じゃないか。それじゃ、こういうのはどうだ?」
リーダーは、素早くアタッチメントを付け替え、次の形態を同じように純奈の股の間から突き出して示した。
「ひぃっ…!?」
顔が引き攣り、思わず悲鳴を上げる純奈。
次なるアタッチメントは、まさに男根そのもの…。
しっかりと剥けたカリの分厚い亀頭が忠実に再現されている。
「さぁ、次はコイツで、中にも振動を送り込んでやろう」
「や、やめろっ…!やだっ!やめっ…んはぁぁっ!?」
一瞬、か弱い女の口調に戻ったのも無視して、その疑似男根を躊躇なく純奈に突き挿すリーダー。
「がぁっ…はぁっ…んんっ、あぁっ…!」
「どうだ?しっかり奥まで咥えたか?」
と確かめるようにグリグリとねじられ、それだけでも、
「んひゃあぁっ…!」
と仰け反って天を仰ぐ純奈。
「さぁ、それではスイッチを入れてみよう」
「ま、待って…!お願いっ!ねぇ!待ってってばぁっ!んひぃぃっ!?」
ブィィィィン…!
という振動音とともに、次は膣奥に絶望の強振動がお見舞いされる。
「ぎゃあぁ…ぁぁ…!あがぁっ…がぁっ!」
ゾンビのような呻き声を上げる純奈。
さらに追い打ちをかけるように、その震えるアタッチメントで高速ピストン!
アタッチメントを用いた怒涛の電マ責め。
もはや前回の比ではない。
一度は敗れるも不屈の精神で蘇った彼女のプライド…それを、今回は理性ごと粉々に破壊するつもりだ!
「フフフ!さぁ、どうする?イクしかないぞ!イキ狂うしか選択肢はないんだぞ!」
悪魔のような笑みを浮かべて、純奈の割れ目に電マを突き立てるリーダー。
挿入を円滑にした愛液がみるみる泡立ち、白濁としながら内ももに垂れるとともに、
「ひ、ひぐっ…!ひぐぅっ!ひっぢゃぅぅぅっ!」
と口も回らない絶叫でオーガズムに達する純奈。
奥まで届く疑似男根、そしてそれが強い振動がとろけた膣肉を波打たせ、快感を全身に行き渡らせる。
「はぁ…はぁ…」
味わいたくもない絶頂の余韻に茫然とする純奈だが、またすぐに、
「んあぁっ!?あぁっ…!んんっ、くっ、はぁぁっ!」
「誰が休ませてやると言った?お前はこのまま、俺の気が済むまでイキ続けていればいいんだよ!」
「ぐぁぁっ…あぁっ!」
「そらっ!イケ!何度でもイケ!」
「んひぃぃっ!?い、いぐっ!またいぐぅぅっ!」
あまりの波状攻撃に、思わず手を吊る鎖を掴んで身体を浮かせ、そのまま空中でイッてしまう純奈。
それを見て、
「おぉ、これはすごいっ!自ら身体を浮かせるとは、素晴らしいイキっぷりだ!前回以上じゃないか?さぁ、もっと見せてもらおうか!次はねじりながらイカせてやろう!」
とリーダーは男根アタッチメントにねじりを加え、より奥に、より深く、刺激を送り込む。
「んぎゃぁぁっ…!」
断末魔の叫び。
純奈自身の意思など問わない無慈悲な強制絶頂が、ここでも、二度、三度と繰り返される。
紅潮し、汗だくの身体。
やがて、乱れた髪がべっとりとへばりついた頬には、もはや完全に心が挫けた証の涙が…。
「うぅっ…うぅっ…」
「ハハハ!どうした?泣いているのか?えぇ?」
リーダーは立ち上がると、純奈の髪をひねり上げ、
「だから言ったろう?二度と出過ぎたマネはするな、と。忠告を守らないからこうなるんだ。捜査官だろうが武闘派だろうが所詮は女。男に勝てるワケがないんだよ!」
「うぅっ…くぅっ…!」
聞き捨てならない言葉。
世の女性を侮辱する身勝手な発言に瞳を潤ませながら振り返り、キッ睨みつける純奈だったが、その眼はすぐに凍りついた。
リーダーの顔があると思って振り向いた先で突きつけられたモノ。
それは、純奈にとどめをさす第三のアタッチメントだ…!
「ほぉ〜、まだそんな眼が出来たんだなぁ?」
ニヤリと笑みを浮かべ、その特異な曲線の先にあるイボのついた先端で、トン、トン…と純奈の頬を突く。
「んっ、くっ…!」
「フフフ。分かるか?この形。…そうだ、Gスポットに届くんだよ。今の振動を、次はGスポットに、直接、食らわせてやろう!」
「い、嫌っ!嫌ぁぁっ!やめてぇぇっ!」
恐怖のあまり、思わず悲鳴を上げる純奈。
ブン、ブンと身体を揺するも、リーダーは意に介すことなく、
「おーおー、そんなに待ち遠しいか?そりゃ、そうだろうな。こいつは、相当、気持ちいいだろうからなぁ?プライドも理性も吹っ飛ぶぞ!」
「や、やめてっ!お願いっ!もうやめてよぉっ!嫌ぁっ!あうぅッ…!?」
許しを乞うても、もう遅い。
強引に押しつけられた先端が膣穴に呑み込まれていくと、
「がぁっ…!あぁっ、ぐっ、うぅっ!んんっ!」
と、少し痛そうに苦悶の表情を浮かべる純奈。
だが、リーダーは構わず、
「痛いか?大丈夫。Gスポットに上手くフィットするまでの辛抱だ、我慢しろ。そのかわり、その後には極上の快感が待っているぞ!」
「い、嫌っ!嫌ぁぁっ…!」
極上の快感…そんなものはいらない…欲しくない…。
そして、ついに、アタッチメントが純奈のGスポットに密着する。
「ひ、ひぃっ…!」
もはやアタッチメントのシリコンが触れただけでも身体に電流が走り、つい、また潮が出そうになる。
ぷるぷる震えた脚と、股間から垂れる電マの取っ手。
それは、まるで雌の鹿が仔鹿を産み落とす瞬間のようだ。
そして、ゆっくりスイッチにかけられる指。
「さぁ、とどめだ。盛大にイキ狂ってくれよ?」
「い、嫌っ…!お願い…許して…!スイッチ入れないで…!お、おかしくなる…し、死んじゃうからぁ…」
とうとう屈服を受け入れ、懇願する眼で必死に訴える純奈。
だが…。
「…ん?何か言ったか?」
そんな血も涙もない一言とともに、あっさりとオンにされたスイッチ…。
その瞬間、
「いやぁぁぁあああっ…!!!」
という喉を潰すほどの大絶叫とともに、復讐を誓って蘇った武闘派捜査官・伊藤純奈は、再び快楽の海へと沈み、静かに消えていった…。
(つづく)