乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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★第三部と第四部の間の短篇集★
復活、そして次なるステージへ…
 花奈がプレイに勤しむ隣の浴室で、みなみも同様に、男の相手をしていた。
 スケベ椅子に座らせた男の身体を洗うみなみ。
 男の目がちらちらと、みなみの無毛の股間に移る。
「やぁっ…そんなにまじまじと見ないでよ」
 と、みなみは、顔を赤らめた萌え声で、男の目に泡まみれの手の平をかざした。
 そんな甘い雰囲気でプレイは進み、泡のついた身体を擦りつけるみなみ。
 胸は小さいが、そのぶん、むっちりとした白い身体全体の弾力が伝わる。
 男にとっては、細すぎる女より、これぐらいの肉付きの方がちょうどいいものだ。
 背中越しに身体が擦れるたび、耳元で、
「んっ…あっ、あっ…」
 と吐息混じりの声がする。
 どうやら胸の先の固い突起の摩擦で感じてるらしい。
 擦り付ける動きにスピードが乗ってくるにつれ、その声も激しくなるが、
「みなみちゃん、敏感なんだね」
 と声をかけた途端、みなみは、
「やだぁ…」
 と照れたように顔を伏せ、我に返ったように動きを遅くした。
 その照れた様子が可愛くて、男は、さらに、
「何で動きを緩めたの?続けてよ」
 と促し、
「次は前も洗ってほしいな。どんな顔してやってるのか見たいから」
 と少し意地悪に言った。
「えー…恥ずかしいんだけど…」
 と、すねたような顔をして、渋々、前に回ってくるみなみ。
 男の太ももの上に乗り、向かい合って、再度、身体を揺すり始めると、また、すぐに、
「んっ…んっ…」
 と甘い声を漏らした。
 みなみの固くなった乳首が擦れるうち、だんだん男の乳首も勃ち始め、二人して心地よさに浸る。
「んあぁっ…あ、当たってるぅ…!乳首同士がぁ…!こ、擦れて…気持ちいい…!」
 ちょっと前まで恥ずかしいとか言ってたくせに、始めればこの有り様。
 そんなみなみの感じている顔を間近に見て、むくむくと股間が起き上がる男のイチモツ。
 当然、みなみも、その存在に気付き、そこをめがけて一目散に腰を擦りつけては、
「あっ、す、すごいっ…!こっちも固くなってきたぁっ…!」
 と嬉しそうな声を上げる。
 そして男の身体にしがみつき、濃厚なキスをかわしながら、本来の洗体サービスも忘れて快楽のままに身体を揺するみなみ。
 固くなった乳首、そして無毛の股間が擦れる。
「あんっ…!あんっ…!か、固いっ…!固いのが…い、入り口のところに当たってるぅ…!」
 と、すっかり素股に夢中の様子。
「み、みなみちゃん…!そ、そんなに激しく動いたら…入っちゃうよ…じゅ、順番が…」
 と教える男の声で、ようやく我に返ったみなみ。
「ご、ごめんなさい…つい…」
 さらに顔を赤らめ、今さっきの淫らな姿をなかったことにするように、
「それじゃあ、シャワーで洗い流していきますね…」
 と、急に事務的な口調で言った。
 苦笑しながら立ち上がる男だが、同時にまた悪戯心が湧く。
 身体中の泡をシャワーで洗い流すみなみ。
 すると、ふいに男の手が、みなみの手からシャワーヘッドを奪い取り、
「みなみちゃんの身体についた泡も洗い流さないとね」
 と言って、その水流を、おもむろに、みなみの無毛の股間へ向けた。
「あぁっ!?ダ、ダメぇ…!」
 シャワーの水圧の刺激で、思わず前屈み、そし て内股になるみなみ。
 男はみなみの身体を支えつつ、グリグリとシャワーヘッドを閉じた白い太ももの間にねじ込み、何食わぬ顔で、
「ん?どうかした?」
 と聞く。
「んあぁっ…!あ、当たってるっ…シャワーが当たってるってばぁっ…!」
「当たってる?どこに?」
「オ、オマンコ…! みなみのオマンコにぃっ…!」
 言わせるまでもなく、自ら淫語を口走るみなみ。
 シャワーの水流は、先ほどの素股でひそかに分泌した愛液までキレイに洗い流し、かわりの刺激を与える。
「みなみちゃん、シャワーオナニーとかはしたことあるのかな?」
 と男が意地悪な笑みを浮かべて聞くと、みなみは脚をガクガクさせながら、
「た、たまに…!」
「へぇ、たまにするんだ?変態なんだね、みなみちゃんは」
 そう言って、もはやシャワーヘッド自体を擦りつけるように、みなみの割れ目、そしてクリトリスに密着にさせて水流を浴びせる男。
「んあぁっ!?そ、それダメぇ、ダメだってばぁっ…!」
 元々、勢いが強めのシャワーヘッドは感度の高いみなみの身体には効果てきめんだ。
「あぁっ…イ、イクっ…!イクぅっ!」
 と声を発し、男に支えられ、生まれたての仔鹿のようにカクカクと脚を震わせて果てるみなみ。
 イッたのを確認してから、男はシャワーヘッドを抜き取り、わざとらしく、
「ごめん、ごめん。あまりにみなみちゃんが可愛かったから、つい…」
 と謝った。が、もちろん反省する気はない。
「もぉ、ひどーい!」
 と、膨れっ面をするみなみだが、それもまた可愛らしい。
 そして次は入浴。
「さ、一緒に入ろ?」
 と男の手を引き、湯船へといざなうみなみ。
 二人で浸かると、向き合い、最初はキスから始まり、おもむろに男の腰を持ち上げ、水面からちょこんと顔を出したイチモツの先端にむしゃぶりつく。
 ソープの定番、潜望鏡フェラ。
 舌先で先端から淵まで入念になぞり、カリの張ったエラの部分は特に念を入れて舐める。
 一見、フェラを嫌がりそうなタイプだが、顔に似合わず、積極的に咥え、しゃくりまで入れてくるギャップに男はメロメロだ。
「あぁ…みなみちゃん、気持ちいいよ…」
 いい湯加減に生暖かいみなみの口内、ダブルの心地よさに酔いしれる男。
 さらに、湯の中で、空いた手で乳首と睾丸を転がされると、男のボルテージはますます上がる一方。
 みなみは、一度、口を放すと、満足げに、
「見て見てー?すごいよ、これ」
 と、そそり立った竿に指を引っ掛け、
「ねぇ。見てて?」
 と、そのまま、ぐっと手前へ倒して湯の中へ潜らせる。
 そこで指を離すと、バネのような反動で、

 バシャッ!

 と音を立てて湯船の中から飛び出した肉棒が、男の顔に飛沫をかけた。
「うわっ…!」
 思わず顔を背ける男。
(やめろよ)
 と苦笑しかけたが、みなみの、まるで恋人同士のような無邪気な笑顔を見ると、自然と表情が緩む。
 この笑顔と、この豊満な身体が相手なら、少し高くついた金もチャラだ。
「次は向こう…」
 湯船から揚がり、



 マットへと男を案内するみなみ。
「ここに寝て」
 と男に言い、自分は、自らの身体にローションを垂らす。
 男が寝転がると、早速、みなみの肉感的なローションまみれの白いボディーがのしかかってきた。

 ズリュッ…ズリュッ…

 ローションの粘り気と肌の擦れ合う音がマッチし、卑猥な濁音を生み出す。
「あぁ…たまんないよ、みなみちゃん…」
 そのもちもちした肌触りが胸板から膝までを覆い、時に、膝の裏や太もも、ふくらはぎで竿をこねくり回されると、男の口からも徐々に吐息が漏れ始める。
「どう?みなみの脚、気持ちいい?」
「き、気持ちいい…!このふくらはぎの肉付きが何とも…!」
 学生時代、陸上部で鍛えた成果が、こんなところでも出たようだ。
 そして、天井を射抜くようにそびえ立つ肉棒に対し、みなみは、小さいなりに頑張って寄せた胸で挟んだり、両足の裏で挟んで脚コキしたり、手で扱いたり、そして極めつけは可愛らしいお尻で尻コキまで…!
「んっ…!あっ、あっ…!」
 様々な技を駆使して男の肉棒を限界まで固くさせたみなみは、うっとりとした顔で、
「ねぇ…みなみ、欲しくなっちゃった🖤もう入れてもいい?」
 とねだる。
 ほんの数秒も耐えられないみなみの必殺おねだり顔。
 その目つきに、男もあっさりと心を射抜かれ、
「い、いいよ…みなみちゃんの好きにして」
 と返すのみ。
 嬉しそうに微笑んだみなみは、無毛の股間を恥ずかしげもなく開き、M字開脚で男の上に跨がった。
「んんっ…!か、固いっ…!」
「うっ…!あ、温かいっ…!」
 二人して、それぞれの性器の感想を声を上げる。
 そして、その後は、みなみの顔に似合わぬ高速グラインドの独壇場だった。
「あんっ🖤あんっ、あんっ🖤」
 甘い萌え声の喘ぎとは対照的に、柴崎一派にたっぷりと仕込まれた男殺しの腰振りが男の竿を締め殺しにかかる。
(た、たまらん…!)
 男が少し顔を上げれば、毛のない肌色一色の土手に自身の肉棒が呑み込まれる様がよく分かる。
 カズノコ天井、タコ壺、ミミズ千匹…と、女性の名器を表現する単語はいくつかあるが、この中だと、みなみのマンコはミミズ千匹に該当するだろう。
 愛液を滲ませて湿った肉が蠢き、男の竿を包み込む。
「んっ、くぅっ…!す、すごいよ、みなみちゃん…そ、そんなに激しく腰を振られたら…で、出ちゃいそうだ…!」
 と男が声を上げると、みなみは優しく微笑んで、
「いいよ、そのまま出して…!みなみのパイパンマンコの奥に、あなたの濃い精子、たくさんぶちまけて!」
(こ、こんな娘の口から、そんな卑猥な言葉が出てくるなんて…!)
 そして…。
「あぁっ!イ、イクっ…!出るぅっ!」
 みなみの腰遣いに圧倒された男は、そのまま、楽しみに溜めてきた精子をあっけなくみなみの膣に搾取され、果てた。
「あっ、熱いぃっ…!?出てる!いっぱい出てる!奥にドピュッ、ドピュッって精子がぁっ…!」
 体内の奥の奥に放たれた熱い滾りに対し、恍惚の表現を浮かべるみなみ。
 そして、次は自分がイク番。
 膣内射精の余韻に浸る男をよそに、がむしゃらに腰を振り続け、
「んあぁっ!イ、イクぅっ🖤」
 と絶叫して仰け反るみなみ。
 その反動で勢いよく抜けた肉棒は潤滑油のローションと溢れ出た精液、そしてみなみの愛液にまみれて既にドロドロで、まるで溶け始めたアイスキャンディーのようだ。
 そして、たった今まで、その肉棒が挿さっていたみなみの割れ目からも、濃厚で白濁とした精液がドロリと垂れ落ちる。
「はぁ…はぁ…さ、最高ぉっ…!」
 みなみは取り憑かれたように、ひたすら夢中で、無毛の土手にドロドロの竿を擦り付ける。
 まとわりついていた精液、愛液、ローションで次はみなみの土手がベチョベチョになる。
 そして最後は、その三種の粘液を指先でグリグリと混ぜ合わせ、そのミックスを潤滑油に自身の割れ目を擦り上げ、
「んひゃぁ…!ヌ、ヌルヌル…!みなみのマンコ、こんなにヌルヌルなのぉっ!」
 と淫語を吐いて、おかわりをねだるように卑猥な自慰を見せつけ、
「ね、ねぇ…もう一回、挿れてもいい?いいよね?挿れるよ?…んあぁっ!?す、すごいぃっ!」
 と叫んで二回戦に突入。
 もちろん、これでもまだ終わらない。
 三回戦、四回戦…と、男の精液が枯れるまで終わらない。

「精液枯渇コース」

 それが、このソープランドにある唯一のコースなのだから…。

 ……

 客の帰った明け方、貰った紙幣を数える黒服。
 それを本日の売上として、オーナーの柴崎に報告する。
 電話口の柴崎は満足げに、
「よろしい、上々だ。今後も、その調子で続けたまえ」
「はい」
「あ、それから」
 と柴崎は声をかけ、
「近々、また新たに二人ほど追加で働かせることになった。明日にでも、そちらへ行かせるから、君の方で、みっちり技を仕込んでやってくれ」
「ほぅ。新たに二人…ちなみに名前は?」
「西野七瀬と与田祐希。ともに、もう捜査官には戻れない身体になっているから、仕込むのに、そう時間はかからないと思う。よろしく頼むよ」
「分かりました。お任せください」
 意気込む黒服。
 ますます忙しくなりそうだ…。


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2020/08/20(木) 01:02 )