乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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★第三部と第四部の間の短篇集★
橋本奈々未のその後… (レズ調教 後編)
 ベッドに押し倒され、無理やり唇を奪われる奈々未。
 それに対し、素直に唇を開いて受け入れると、
「ふふっ、お利口さんになったじゃないの」
 と、セイラは満足げに笑い、濃厚に舌を絡めて唾液を交換する。
 もはや抵抗する気がないのは、彼女が二人目のご主人様だと、すっかり脳に植え付けられたからだ。
 離れる唇同士が糸を引くと、その糸すら舌で絡めとるようにして口にしまう。
 セイラは、クスッと笑って、
「ほら、これからアンタの中に入るモノよ。自分で濡らしなさい」
 と、装着したペニスバンドを突きつけた。
 太く、長く、そして所々にイボがある、まさにレズ奴隷の烙印を押すにふさわしいフォルム。
 それを奈々未は、躊躇うことなく、ジュポ、ジュポ…と咥え、湿らせる。
 貪欲な舌遣いにご満悦のセイラ。
「さすが、欲しがりさんは上手ね。ほら、ご褒美よ」
 と、後ろ手に胸を揉まれ、その先端を爪の先で弾かれると、
「んっ、あっ…はうぅッ!」
 と悶え、奈々未の身体が、ぴくぴくと震える。
 たっぷりと濡らしたペニスバンドは、奈々未の無毛になった股間へと移動した。
 だらしなく開いた大陰唇と、その隙間から覗くピンク色の瑞々しい秘肉。
「さぁ、奴隷らしく、自分でアピールして見せなさい」
 と言われ、奈々未は、仰向けのまま、自らM字開脚になり、毛のない秘部を指で開いて、
「こ、ここに…!ここにください…!」
 と、おねだりをする。
 セイラは笑って、
「本当にいいの?これをぶちこまれた瞬間、女王様だったアンタは、私の奴隷へと成り下がってしまうのよ?それでも構わないのね?」
 と、確認をすると、奈々未は、
「わ、私は奴隷です…!は、早くセイラ様のオチンポください…!そ、そのチンポで、いっぱいしつけてくださいぃっ!」
 と、まるで、何を今さら…というように懇願する。
「ふふっ。それじゃあ、望み通りに…」
 あてがわれた太い疑似男根が一気に奈々未の体内へ侵入する。
「んっ、はぁぁっ…!」
 のしかかる体重とともに襲いかかる快楽。
 奈々未は、思わずセイラの首に手を、そして腰に脚をそれぞれ絡め、自らの身体に引き寄せる。
「あらあら、まだ挿れただけよ?自分からホールドしちゃって…そんなに突いてほしいのかしら?」
 セイラの腰振りが始まると、奈々未は、その美しい顔を歪め、
「あんっ、あんっ…す、すごいぃっ!イ、イボが中で擦れて…き、気持ちいいっ!」
 と、甘く、はしたない声を上げた。
「まったく、だらしない顔ねぇ…ほら、口を開けなさい!」
 と命じ、上から唾液を垂らすセイラ。
 奈々未は喘ぎながらも、その唾液をキャッチし、口の中で転がして味わう。
 以前まで、少なくとも逆の立場だった筈。
 それが、ここ最近の間に、男に堕とされ、そして、とうとう同性の女にまで━。
 だが、そんな転落も省みず、奈々未は自らも積極的に腰を打ちつける。
 これが、快楽に敗れ、雌犬に成り下がった女王の末路だ。
 そして、さらに、そんな雌犬に相応しいプレゼント…。
「そうそう。こんなのがあるの」
 と、セイラは、犬用の首輪を取り出し、それを奈々未の首に巻いた。
 そして、その鎖を捻り上げ、奈々未の首を持ち上げて、
「ほら、私の可愛いペットちゃん。今の気持ちを言ってごらん?」
 と問えば、奈々未は恥じらいもなく、
「セ、セイラ様のオ、オチンポに犯されて…き、気持ちいい…!あぁっ、た、たまんないっ…!もっと…もっと奥までください…!私のオマンコ、そのチンポで、もっと突いてくださいぃっ!」
 と訴える。
「あなたは私の何?」
「ど、奴隷ですっ…!いやらしい奴隷の犬です…!」
「アハハ!よく言えました!分かってるじゃないの!」
 セイラは満足げに笑い、
「あの頃、あんなにも憎たらしかったアンタが、今は私の奴隷だなんて、最高の気分よ!ほら、もっとしてあげる!もっと犯してあげるから、いっぱい感じちゃいなさいっ!」
「んはぁっ!?あぁっ!ダ、ダメぇっ!は、激しすぎぃっ…!んひゃぁぁっ…イ、イクぅっ!」
 セイラの女とは思えぬマシンガンファックで難なく絶頂に達する奈々未。
 媚薬の効果と背徳感、そしてイボのついたペニスバンドの刺激によって奈々未の自我はどろどろに溶かされ、残るのは雌犬の本能だけ。
「ハァ…ハァ…」
「なに?もう満足なワケ?」
 とセイラに問われ、ふるふると首を振り、
「もっと…!もっとぉっ…!」
 と懇願する奈々未。
 正常位の次は騎乗位で自ら跳ね、最後はバックでセイラの気が済むまで犯された。
 首輪の鎖を捻り上げ、
「さぁ、過去の振る舞いを懺悔なさい!奴隷なんでしょ?誠意を見せなさいよ!」
 と促され、
「んはぁっ!あぁっ…し、新人のくせに…セ、セイラ様に…な、生意気な態度をとって…んっ、あっ…す、すいませんでしたぁっ!ゆ、許してくださいぃっ!んはぁっ!?」
「ふふっ…。いいわ、そこまで言うなら許してあげる。だって、これからは私の奴隷なんだもんね?」
「は、はいぃっ!そうですぅっ!」
「でしょう?それじゃあ、過去の因縁はこれでチャラにしましょうか!あなたの情けないイキ顔と絶叫でね!ほらほらぁっ!」
「んひゃぁぁっ!?あぁっ…!イクっ!イクぅっ!」
 首輪を引っ張られて四つん這い…まさに雌犬の格好で絶頂に達する奈々未。
 支える力が抜け、前のめりに倒れると、もう息が上がって動けない。
 満足げに腰を上げるセイラ。
 抜き取られたペニスバンドは激しいピストンで泡立った愛液にまみれていた。
「はぁ…はぁ…」
 茫然自失で横たわる奈々未だが、そんな彼女に、耳を疑う一言が投げかけられる。

「お疲れのところ申し訳ないけど、まだ終わりじゃないのよ?」

(…え?)
「…実はね。あなたに復讐したいのは私だけじゃないのよ?」
(ど、どういうこと…?)
「さぁ、いらっしゃい!」
 とセイラが声を上げると、新たな足音が現れ、さっとベッドを取り囲む。
(…!!)
 顔を上げた奈々未の顔に走る戦慄。
 そこにいたのは、なんと、過去、女王様時代に自分が嬲りに嬲って弄んだM男たちだった。
「へへへ。久しぶりですねぇ、奈々未女王様ぁ?」
「以前とは、随分、状況が違いますねぇ?」
「しっかり聞いてましたよ?さっきの奴隷宣言も」
(…!?)
「俺たちをあそこまで下僕扱いしてた奈々未女王様の口からあんなセリフ、聞きたくなかったなぁ」
「━━━」
「覚えてますか?奈々未女王様。俺たち、あれだけ奈々未様に奉仕したのに、まだ一度もご褒美のセックスをさせてもらってないんですよ」
「━━━」
「忘れたとは言わせませんよ?」
「今日は、やり残したセックスが出来ると聞いて、俺たち、北海道から飛んできたんですから」
「さぁ、それじゃあ、次は俺たちが楽しませてもらいましょうか」
 ベッドに上がり、各々、奈々未の身体に手を伸ばす元・M男たち。
「や、やめてっ…!」
 抵抗を試みるも、多勢に無勢…さらに身体の疲弊によって、何も出来ないまま、押さえつけられる奈々未。
「ほら、女王様。おとなしく俺のチンポしゃぶってくださいよ」
 と無理やり口に押し込まれるイチモツ。
「んぐぅっ…!」
(く、臭っさ…!)
「へへへ。どうですか?あの頃、臭い、汚い、粗チンと、散々、罵って、結局、一回もしてくれなかったフェラを、こうして今、無理やりやらされてる気分は?」
 さらに、別の男が、
「女王様の犯されたばかりの淫乱マンコも、久しぶりに、じっくり見せてもらいましょうか」
 と言って指で開き、
「あーあー、白く濁った本気汁が出てますよ。これは奴隷の俺がキレイにしないといけませんねぇ」
 と笑って、有無も言わせず、そのままペロペロと舐め始めた。
「んっ…あっ、はぁっ…!」
「どうですか?少しは上手くなったでしょ?当時はヘタクソと罵られて、いつも途中で止めさせられてたっけ」
「んひぃぃっ…!」
「あれあれ?何やってるんですか、女王様。いくら気持ちいいからって咥えたチンポを途中で放しちゃダメですよ」
「んぐぅっ…!」
 さらに他の男たちも、
「へへへ。女王様の勃起乳首、触らせてもらいますよ」
「俺は尻穴をほじくってやりましょうか」
 と、好き放題に奈々未の身体を責める。
(や、やめてぇ…!触らないでぇっ…!)
 かつて嬲り物にしたM男どもの逆襲愛撫。
 それは奈々未にとって、只野やセイラに調教されるのとはまた違う屈辱だった。
「どうしました?されるがままですか?奈々未様ァ」
「それとも感じちゃって動けないのかな?」
「奴隷に好き勝手されてますよ?こんなの、ドSの奈々未様にとってはブチギレ案件じゃないんですかねぇ?」
「あの頃のように、蹴飛ばして踏みつけてくださいよ。あのヒールの高いブーツで」
(だ、黙れ…!)
「けっこう痛いんですよ、あれで踏まれると。ヒールが刺さってアザになったりしてね」
「あれ?今日はブーツじゃねぇな。初めて見る生足だ」
「キレイな脚してるじゃないですか、奈々未様。こんな細くて長い脚線美を見せられたら、つい舐めたくなりますよ」
「ひぃっ…!」
 脚をなぞる気持ち悪い舌の動きに思わず身震いする奈々未。
 こんなヤツらにすら主導権を奪われ、耳障りな煽りも黙って聞き流すことしかできない。
 そして、遂に…。
「さて、そろそろ本格的に復讐に移りましょうか」
 と、奈々未の身体を押さえつけ、股間にイチモツをあてがう男。
「さぁ、奈々未女王様。元・奴隷の俺たちからの逆襲、連続レイプの時間ですよ」
「よ、よせ…!」
「よせ…?やめてください、お願いします。…でしょ?」
「くっ…!」
「行きますよ?…うりゃっ!」
「んはぁぁっ!?ああぁっ!や、やめてぇっ!」
 疑似男根の次は本物の男根。
 かつての奴隷からの逆襲に遭い、仰け反る奈々未。
 そして、その背後から飛ぶセイラの声。
「さぁ、アンタたち!当時の鬱憤を、今晩、全て晴らしてやるがいいわ。陥落した元・女王様なんて奴隷以下。そのままボロボロになるまで犯して、心ゆくまで精子漬けにしてやりなさい!」
「い、嫌っ…!嫌ぁぁっ!や、やめさせて…!お願いっ!セ、セイラ様ぁっ!嫌ぁっ!許してぇっ!」
 奈々未の断末魔の絶叫が、部屋にこだました…。


(つづく)

鰹のたたき(塩) ( 2020/08/09(日) 13:35 )