乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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第三部 第九章・阿鼻叫喚のダブルグラマラス ―女捜査官の堕とし方― (中田花奈、樋口日奈)
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「あぁぁっ!ダメぇっ!イ、イクっ…イクぅぅっ!」
 跳ね上がり、凄まじい身体の反りで、つま先立ちのままビクンビクンと痙攣する白い身体。
 媚薬ミストの効果で、おそらく、相当、気持ちよかったのだろう。
 まだ一回目の絶頂なのに、まるで呼吸困難のように息を乱し、放心状態になってしまった日奈。
 虚ろな目で一点見つめをしたまま茫然とする日奈。
「何だ、もうイッてしまったのか?あっけないな」
 と呆れた様子の柴崎は、再度、日奈の耳元に唇を近付け、
「まだ途中だぞ…?ちゃんと最後まで堪能してほしいものだ」
(…え?と、途中…?途中ってことは、まさか…!)
 ハッと我に返る日奈。
 そのまさかだった。
 イッた直後にもかかわらず、またすぐに、乳首とクリトリスの二点責めが再開した。
「んひゃぁぁっ!?ま、待って…!ダメぇっ!すぐはダメぇぇっ!」
 再び絶叫する日奈だが、指の動きは止まらない。
「ククク…さぁ、このままイキ狂うがいい。君が何度もイキすぎて失神するのがマッサージ終了の合図だ」
「そ、そんなぁっ!?あぁっ!ダメっ!ま、またイクっ!またイッちゃうっ!!んっ、はぁぁっ…!」
 休む間もなく、感度の制御を失った身体は、すぐまた絶頂へと押し上げられ、一切の抵抗も許さないまま二度目の絶頂。
 だが、柴崎の言った通り、彼の指はなおも止まらず、オーガズムの余韻に浸る日奈を、無理やり現実へと連れ戻す。
「んあぁっ!も、もうやめてぇっ!」
 放心状態へと逃げることすら許されないマッサージという名の絶頂漬け拷問。
「それじゃあ、次は、こっちの方も、しっかりほぐしていこうか」
 と、ようやくクリトリスから離れた柴崎の指は、次に、そのすぐ下の湿った割れ目を捉える。
 その縦の筋を強引に擦り上げ、無理やり割れ目を開かせて、乳首と同じくピンク色の秘肉を誘い出す。
 ローションと愛液で既にベトベトの秘部は、マッサージという名目のマンズリに、グジュッ、グジュッと卑猥な濁音を響かせて応える。
「さぁ、ド派手にイクところを、もう一度…いや、何度でも見せてもらおうか!」
「い、いやぁっ!も、もう許してぇっ!あぁぁっ!イっ、クぅぅっ…!」
 これで三度目。
 それでも柴崎の手は休むどころか、さらに激しく、日奈の股間をズリズリと擦る。
「ダメっ!ダメぇっ!もうダメぇっ!本当にダメぇっ!」
 と、壊れたテープのように何度も「ダメ」と連呼する日奈。
 もう発狂寸前、もはや限界の日奈に引導を渡すため、それまで乳首を嬲っていた左手も、ゆっくりと降下を始める。
 その手がフサフサと生い茂る陰毛を通過した頃、ようやく、その手の動きに気付いた日奈は、さぁっと青ざめて、
「やぁっ!?ウ、ウソでしょ…!?」
「ウソじゃないぞ。さっきは乳首とクリの二点責めだったが、次はマンコとクリの二点責めだ」
「そ、そんなの無理っ!お、おかしくなるっ!おかしくなっちゃうからぁっ!」
「おかしくなって結構だ。さぁ、とどめだ!狂えっ!」
 柴崎の指が、割れ目を押し広げ、クッと曲がった中指が膣穴に潜り込み、さらに、剥き出しの愛液まみれクリトリスをスクラッチのように擦り上げる。
「んひゃぁぁっ!?」
 一撃必殺の刺激に、思わず頭上の鎖に全体重をかけ、懸垂するように脚を浮かせる日奈。
 柴崎は、跳ね上がる日奈の腰を抱えるようになりながら、
「おぉ、すごい反応だ!これはすごいっ!」
 と楽しそうに声を上げ、さらに責める。
「も、もうダメぇっ!許してぇ!ごめんなさいっ…!ごめんなさいぃぃっ!」
 何に対する謝罪かも分からないまま、そのおしとやかな顔立ちからは想像もつかない絶叫とともに大絶頂。
 昇天という言葉の通り、天に昇るように浮き上がった身体。
 その突き出した股間からは、ぶしゅっ、ぶしゅっ…とイキ潮が数回に分かれて噴射し、足元を濡らす。
「んはぁぁっ…!」
 快楽のあまり、とうとう失神してしまった日奈の身体はあっけなく墜落し、再び、目覚める前のような前のめりの体勢に戻る。
(終わったな。…これで、もう、この女は快楽の虜だ)
 ご満悦に笑みを浮かべる柴崎。
 ゆっくり、日奈の生温かい膣から指を抜き取ると、粘液の糸が一緒についてくる。
 指の付け根まで、この女のいやらしい汁まみれになってしまった。
 その指を、生い茂る陰毛に擦り付けて拭き取る。
 一見、この顔立ちからは想像もつかない剛毛、しかも広範囲。
 顔に似合わず、ビラビラの横までしっかりと生い茂っているグロマンコだが、そのギャップもまたエロチック。
(女のギャップはあればあるだけいい)
 という考えの柴ア。
 この後もギャップのある絡みを見せてくれればいいが、果たして…。

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鰹のたたき(塩) ( 2020/06/30(火) 20:11 )