乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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第三部 第九章・阿鼻叫喚のダブルグラマラス ―女捜査官の堕とし方― (中田花奈、樋口日奈)
6.あなたのご注文はどっち? (※分岐あり)
 そのまま放置されること15分。
 タンクが空になるのを待たずに、柴アが、
「もういいだろう。これだけ吸わせれば充分だ」
 と言って二台の加湿器を止めた。
「はぁ…はぁ…」
「うぅっ…くっ…」
 既に息が荒い二人。
 ミストによってビショビショになった髪、顔、そしてブラウス。
 濡れたブラウスからは、それぞれのブラがはっきりと透けて見える。
 中田は黒、樋口は薄紫。
 数いる捜査官の中でも特にスタイルの良い二人は、ともに、服の上からでも目を見張る膨らみがあった。
 柴崎は不敵な笑みを浮かべると、ハサミを取り出し、二人に近づく。
「さて、どちらの裸から拝ませてもらおうか」
 と、左右を舐め回すように見比べてから、
「お前だな。樋口日奈」
 と言って、樋口のブラウスにハサミを入れる。
「やぁっ…!」
 と顔を背ける樋口に構わず、ブラウス、さらにタイトスカートまで切り裂いていく。
 透けて見えていた通り、薄紫の少しセクシーな下着が露わになった。
 当然、そこにもハサミは伸びる。
「や、やだぁっ…やめてぇっ!」
 と髪を振り乱す樋口に対し、
「おとなしくしろ。でないと、この白くて綺麗な肌に傷がつくぞ」
 と一喝する柴ア。
 さらに、その様子を見て、
「や、やめろぉ…!」
 と隣で声を上げる中田に対しても、冷静に、
「慌てるなよ。すぐにお前も同じように脱がしてやるから」
 と笑って返す。
 まずブラを、そして遂にパンティまで切断され、一糸まとわぬ姿にされてしまった樋口。
 むっちりとした肉感的な身体に備わる美巨乳。
 顔に似合わず、意外と広範囲に生い茂った陰毛との対比で、色白な肌が、より眩しく見える。
 柴アは、あえて一歩下がり、その身体の全景を眺めて、
「素晴らしい…!世の男が、最も欲を駆り立てられる身体だ!」
 と感想を述べた。
 もちろん、そんなことを言われても樋口が喜ぶ筈はなく、少しでも身体を隠そうと、手を吊られたまま、脚を内股にして前のめりになるだけ。
 本人は、これで少しは隠せたつもりらしいが、前のめりになることで、そのボリューミーな胸が重力で下向きに垂れ、それがまた妙にエロチックだ。
 柴アは、ニヤニヤとして向き直り、
「さぁ、お待ちかね。次はお前だ。中田花奈」
「━━━」
「ほぅ。こっちと違って、ずいぶんおとなしいな。物分かりが良くて助かる」
 と、ご満悦の柴アは、樋口に続いて中田の衣服にもハサミを入れる。
 ジョキ、ジョキ…とハサミの音だけが響く。
 黒い下着が露わになると、柴アは笑って、
「お前は特別に前から開いてやろう」
 と言って、背中ではなく、胸の谷間にハサミを差し込んだ。
「くっ…!」
 一瞬だけ発した無念の声。
 あっけなく谷間から切断されたブラ。
 その下から観音開きで現れた中田の巨乳を見て、柴アは、
「これか。鮫島の催眠術でクリトリスにされた巨乳とやらは」
「だ、黙って…!」
 蒸し返されたくない忌まわしい凌辱の記憶に、唇を噛む中田。
 そして、とうとう最後、股間を守る黒のパンティにもハサミが入る。

 ジョキ……ジョキ……

 左右のゴムを切られ、はらりと股の間を滑り落ちていく最後の一枚。
 隣の樋口とは対照的な、中田の、綺麗に手入れが行き届いた一ヶ所に固まるアンダーヘアが、遂に公開されたのだ。
 再度、柴アは一歩下がり、まず中田の裸体を全景で見て、その後に並ぶ二人を見比べては、
「うむ…素晴らしい。どちらも最高のスタイルだ」
 と感嘆とした声を上げる。
 中田も、樋口と同様、少しでも隠そうと、脚を内股にして前のめりになる。
 ぼよんと垂れる巨乳。
 二人して前のめりで内股、それでいて息も荒い。
 媚薬ミストによって、汗ばみ、火照る身体。
 そんな二人に向けて、
「それじゃあ、そろそろ始めようか」
 と宣言する柴ア。
 隣にいる部下に、
「どっちが先に堕とせるか、勝負しようか?」
 などと、笑顔で語りかける余裕も見せる。
「くっ…!」
「うぅっ…!」
 灼ける身体に思わず声を漏らす、まな板の上の鯉たち。
 柴アは、そんな二人を見比べて、
「さて。どっちを相手してやろうかねぇ…?」

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(※)
 惰性で「NEXT」を押すと必然的に「中田花奈」編に進みますので、「樋口日奈」編を希望の方は、焦らずに落ち着いて、一度「INDEX」に戻ってください。

鰹のたたき(塩) ( 2020/06/30(火) 19:46 )