乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































小説トップ
第一部 第三章・齋藤飛鳥の場合
6.暴かれた秘密
「くっ…!」
 飛鳥は無念の表情を浮かべた。
 両手吊りの拘束を解かれたのも束の間、次は頭と両手首をギロチン台に固定された。



 さらに両足も開いて閉じれない状態で固定され、結果、全裸であられもない姿にされてしまったのだ。
「へっへっへ。いいザマだなぁ」
 男たちが見下した笑みを浮かべる。
「くっ、殺せ…!」
 飛鳥は気丈に振る舞うが、どうも、男たちにはそんな気はないらしい。
 彼らの目的は飛鳥の命よりも、飛鳥の身体だからだ。
 二人が左右から、再び飛鳥の乳首を弄る。
「んっ…くっ!あっ…」
 オイルの効果もまだ持続し、敏感になっている。
「おら、感じてる顔、もっと見せろよ」
 残る一人の男は正面に立ち、飛鳥の髪を鷲掴みにして顔を起こし、じろじろと眺めてくる。
「み、見るな…んっ!」
 こんな下衆な男に感じている顔など見られたくない。が、性感帯への責めを我慢することができない。
「へへへ。目が潤んでいるぞ。悔しいか?恥ずかしいか?それとも気持ちいいのか?」
「くそっ…んああっ!」
 また、あのスクラッチの動きだ。
(そ、それダメぇ!)
 敏感な乳首を、またもや無茶苦茶に転がされ、飛鳥は悶絶する。
 そして、その隙に一人が背後へ回り、
「おぉ、これはすごい。パイパンマンコもケツの穴も丸見えだ」
「くっ…み、見るな…」
「へへへ。お前さんのマンコがどうなってるか、開いて、もっと奥までよく見てやる」
(ま、まずい…!)
 飛鳥は途端に激しく狼狽し、逃れようと腰を引いた。が、ギロチン台がつっかえて逃げられない。
(嫌だ!…嫌だっ!)
「今さら暴れても無駄だ。おとなしくしろ!」
 別の男が飛鳥の尻を掴んで固定し、もう一人が大陰唇を左右に広げる。
「やめろ!見るな!見るなぁぁ!」
 飛鳥の絶叫が響き渡る。
「お?…おい、ちょっと待て!」
 男が急に叫び、指を離した。
「何だ?どうしたんだ?」
「見てみろ。驚くぞ」
 そう言われて、もう一人の男も、同じように飛鳥の大陰唇を広げたが、すぐに指を離した。
(嫌だ…見ないで…お願い!見ないでぇぇ!)
 飛鳥は、思わず顔を背けた。
「…へへへ。こいつは驚いたぜ」
 男たちは急に笑いだし、そして、次の一言で飛鳥を奈落の底へ突き落とした。
「まさか、お前…“処女”だったなんてなァ」


(つづく)

■筆者メッセージ
☆作者の後日談☆

ギロチン台に移された上、実は処女だったことを見破られて大ピンチの飛鳥ちゃん…というシーンでした。

当時、書きながら思いついた後付けで、前話の貧乳設定と同様、これも飛鳥ちゃんだからこそ萌えるかと思って追加しました。

処女膜が肉眼で確認できるという点に、若干、無理がありますが、まぁ、そこはフィクションですし、多少、不可能を可能にしたりもするってことで(笑)
鰹のたたき(塩) ( 2019/12/07(土) 06:41 )