乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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第三部 ANOTHER-02 新米捜査官(四期生)逃走中
7.脱落、そして次の獲物 (早川聖来&賀喜遥香)
「んあぁぁっ!ダ、ダメぇぇっ…!」
 校舎の屋上、立ちバックで犯されて痙攣する早川聖来。
 野獣と化した男のピストンは、抜き挿しのたびに太いカリ首が膣奥から愛液を掻き出し、衝突のたびに聖来の白い尻を揺らす。
(こ、この人の腰の動き…ヤバいっ…!な、何も考えられない…!)
 凄まじいピストンが続くと、また次の絶頂の波が押し寄せる。
「あんっ!あんっ!イ、イク…!またイクっ!」
 太もも、ふくらはぎをビクビク震わせ、金網にもたれたまま崩れ落ちる聖来。
 しかし、男は、間髪いれずに再び聖来の身体を持ち上げ、無理やりピストンを再開する。
「ま、待って…もう無理っ!ホンマに無理やからっ…んぁぁっ!」
「へへへ。無理かどうかは俺が決めることだ。お前は黙って俺のチンポで感じていればいいんだよ」
「そ、そんなぁぁ…あぁぁっ!」
「おら、もっと締めつけてみろ!この変態捜査官がよォ!」
「ち、違う…んんっ、あんっ!せ、聖来…変態じゃない…!んあぁぁっ…!」
 せめてもの抵抗。
 だが、そんな声は、もはや男の耳には届いていない。
 膣内を抉り、かき混ぜるピストン運動は止まるところを知らない。
「んあぁぁっ!あぁっ!」
「さて、そろそろ俺もイキそうだ。どこに出してほしい?」
(ど、どこって言われても…)
 突かれながら、困惑する聖来。
「このままじゃ、中で出しちまいそうだなぁ…!」
(…!!)
「ア、アカンっ!中はホンマにアカンっ…!」
「だったら嫌がって暴れてみろよ!でないと中出しだぞ!」
「ま、待って…!お願い!中にホンマに無理…!」
「さぁ?どうかなぁ?…おら、おら!おらぁ!」
「んんっ、あんっ!や、やめてぇぇ!いやぁぁっ!」
 中出しの恐怖でパニックになる聖来。
 突かれながらも必死に身体をひねり、何とか立位の体勢に持っていって、目の前の男の胸を突き、叩き、そして押す。
(嫌っ!中だけは…絶対に嫌っ…!)
 綺麗な背中を金網に叩きつけられながら、顔面蒼白でもがく聖来。
 だが、体位を変えてもなお続く男のピストンで奥を突かれるたびに力が抜け、思うように動けない。
 聖来の涙まじりの絶叫に対し、その嫌がり方を見て、終始、笑顔の男。
 それは、まさに狂気の沙汰。
 おそらく、かなり偏屈な性癖の男なのだろう。
 聖来にとっては不運、捕まった相手が悪かったとしか言いようがない。
「へへへ…さぁ…出すぞぉっ…!」
「ダメぇぇっ!嫌ぁぁぁっ!」
 絶叫しながら押す手に力を、全身全霊を込めた。
 反動で白い背中と二の腕が金網に食い込んでも関係ない。
 まさに、追い詰められた境地の火事場の馬鹿力だった。
 胸を強く押され、聖来の膣から竿が抜き出た瞬間、男は射精した。
 たった今まで男のモノが突き挿さっていた秘肉、そして黒々とした陰毛に、白濁とした精液が飛び散る。
 まさに間一髪。
 あと少し遅ければ膣内で暴発していた。
「ハァ…ハァ…」
 息を乱し、脚を折って崩れ落ちる聖来。
 中出しという最悪の結末は回避したものの、秘部に浴びせられた白濁の液体は、レイプの証として聖来の身体を汚した。
「へへへ。よかったじゃねぇか。助かったなぁ?」
 男は他人事のように笑うと、
「さて、次の獲物を探しに行くか。俺は、三人は頂くと決めてるんだ」
 と言って、その場を去っていった。
 屋上に残された聖来は静かにうずくまり、その身を汚された悔しさに泣き崩れた…。

 ……
 
 その頃、別のところでもピンチに陥ってるメンバーがいた。
 筒井あやめ。
 唯一の武器である棒を巧みに操って応戦するも、三対一では分が悪い。
 男たちは、まるでショッカーの戦闘員のように、束でかかってくる。
「きゃっ…!」
 男たちの押しに負けてよろけた隙を突かれ、背後に回り込んだ男に羽交い締めにされてしまった。
 華奢な身体では振りほどけない。
「へへへ。捕まえたぞ?」
「まったく、手こずらせやがってよ」
 じたばた脚を浮かせる筒井に、じりじり迫る男たち。
「さぁ、楽しませてもらうぜ!」
 と言って、男たちが飛びつこうとした時だった。
「待ちなさいっ!」
 廊下に響く声。
 男たちの視線の先には、田村真佑がいた。
「チッ!仲間か!…おい、そいつもやっちまえ!」
 と、筒井を羽交い締めにする男が命じ、男二人が田村と相対した。
 飛びかかる男たちの攻撃を田村は軽々と避け、カウンターで一撃を見舞う。
 もんどりうって倒れる男たち。
 まさに一瞬、鮮やかな立ち回りだった。
「さぁ!痛い目に遭う前に、その娘を放しなさい!」
 と、男を見据える田村。
「こ、この野郎…!」
 その怒気に、一瞬、男は怯んだが、すぐに開き直り、
「へ…へへへ、おっかない女だ。じゃあ、これでどうだ!」
 男は、羽交い締めを解くやいなや、筒井の細い首を背後から腕で締めつけた。
「あうっ…!」
(…!!)
「動くなよ?それ以上、近づくと、この小娘の首をへし折るぞ?」
「くっ…卑怯者…!」
 駆け寄ろうとした脚を止め、歯噛みをする田村。
 その隙に倒れた男たちが起き上がる。
 二人とも苦痛に顔を歪めつつ、目は笑っていた。
「やってくれるじゃねぇか…!」
「形勢逆転だなぁ?」
「くっ…!」
 後ずさりする田村。
 反射的に棒を構えるも、
「いいぜ。攻撃してこいよ。そのかわり、あっちの小娘がどうなっても知らんぞ?」
「おら、打ってこいよ!打てるのか?」
「うぅっ…!」
 躊躇しているうちに、とうとう男たちに棒を掴まれ、ぶんどられてしまった。
 そのまま壁際まで追い詰められていき、とうとう、次は田村が、男に羽交い締めにされる。
「は、離して…!」
「へへへ。美しい友情だなぁ?見て見ぬフリをして隠れていればよかったものを」
 と男は笑う。
(そ、そんなこと出来るワケないでしょ…!)
 心の中で反論する田村。
 何といっても、筒井は同期の中でも最年少、まだ少女と呼べる年齢だ。
 そんな彼女を男たちの慰み物にするワケにはいかない。
「お、お前ら…その娘を離せ!私が相手になってやる…!」
 と訴える田村。
 だが、男は笑って、
「そうはいかねぇなぁ。目の前に女が二人…みすみす片方だけ逃がすほど、俺たちは良い子の集まりじゃねぇんだよ」
(げ、外道め…!)
 男は、すぐ傍にあった音楽室のドアを開け、そこに筒井を引きずり込みながら、
「さぁ、お前も入ってもらおうか」
 と言った。
 躊躇する間もなく、押し込まれる田村。
 そして、最後に男二人が入ってドアは閉ざされた。
 次は音楽室で、また新たな地獄が始まろうとしている…。

 ……

 一方、賀喜遥香は、依然として口を押さえ、必死に漏れる声を押し殺していた。
 ただ、先ほどまでと違うのは、教卓の上でのM字開脚を強要されていることだ。
 顔を赤らめながら脚を開く遥香。
 剥き出しの股間に、男たちはローターを押し当て、弄ってくる。
「んっ…くっ!あっ…!」
 指の隙間から漏れる声。
 垂れた愛液が、教卓の上に溜まる。
「へへへ。いい気味だな」
「マンコがひくひくしてやがる。物足りねぇのか?」
「逃げようと思えば逃げられるんだぞ?逃げねぇのか?」
 男たちの嘲笑。
 確かに、男の言う通り、脚を閉じて教卓から飛び降りて駆け出せば、この状況から逃げ出すことは充分に可能だった。
 ただ、問題は遥香自身の気持ちだ。
(あ、熱い…アソコが熱いっ…!)
 媚薬が回った身体と頭が、脱出よりも愛撫の続きを求めてしまっている。
 それを裏付けるように、遥香は、自ら腰を突き出し、勃起したクリトリスと濡れた秘部をローターに当てにいく。
 それを上手く引きつけてはローターを離し、焦らして遊ぶ男たち。
 遥香は、口に当てた手を退け、もどかしそうに教卓の上で地団駄を踏んでは、
「お、お願い…当てて…ねぇ、お願いだからぁっ!」
 と懇願した。
 いまや、棒を手にして男たちに立ち向かっていた時の男勝りな表情の面影は微塵もない。
 今、そこにいるのは快楽に飢えた、ただのメス猫だった。
 ローターがクリトリスに当たれば、
「あんっ!す、すごいぃっ…!」
 と歓喜の声を上げ、その先端が割れ目に沈むと、
「んひゃぁぁ…!も、もっとぉ、もっと奥までぇぇ!」
 と恍惚の表情を浮かべる。
 あの凛々しい顔をこんな表情に変えてしまう。
 それが媚薬の魔力なのだ。
「へへへ。どうだ?もう我慢できねぇだろう?」
 男は笑い、
「でもよぉ…我慢できないのは、お前だけじゃねぇんだよ!」
 と言うと同時に、M字開脚の遥香の両膝を抱えるように持ち上げ、そのまま天を向く肉棒の上に落とした。
「んはぁぁぁっ…!」
 唐突な挿入に思わず仰け反る遥香。
 そのまま駅弁スタイルで下から突き上げられると、恥ずかしげもなく、
「んあぁぁっ!く、来る…奥まで来るっ!こ、これやばいぃぃっ!」
 と絶叫する。
 重力に逆らって反射的に男の首に回した腕も、いつのまにかピストンをおねだりするための腕になっていた。
 ぎゅっと抱きつき、男の耳元まで近寄っては、
「も、もっと…もっと激しいの、ください…」
 と吐息混じりに言う。
 男心をくすぐられ、躍起になって腰を振る男。
「んひぃぃぃっ!」
「へへへ。気の強そうな女かと思ったが、そういう顔も出来るのか。なかなか可愛らしいじゃねぇか!」
「あんっ!んんっ!き、気持ちいいよぉ…あぁっ!イ、イッちゃう…!」
「いいぞ!このままイッてしまえ!」
「んあぁっ!イ、イクぅぅっ…!」
 抱えられたまま、好きでもない男の腕の中で絶頂に達する遥香。
 男の腕に掛かったまま、びくびくと震える脚が生々しい。
 男は、遥香の身体を抱えたまま、机のところへ移動し、その机の上に遥香を寝かせた。
 机の即興ベッドは硬くて背中が痛い。
 だが、次の瞬間、そんなことも気にならないぐらいの追撃ピストンが待っていた。
「あぁっ、は、激しいっ…!すごいぃぃっ!」
 長い髪を机の淵から垂らして感じまくる遥香。
 鷲掴みにされた胸がピストンに合わせて、ぶるんぶるんと揺れる。
「んあぁぁっ!あぁっ、んんっ!あんっ!」
 もはや声を抑えることも忘れ、本能のままに、甲高い喘ぎ声を上げる。
(も、もう無理…何も考えられない…!)
 激しいピストン運動の前に、またすぐに登り詰める絶頂。
「口を開けろ」
 と命令され、言われた通りに口を開けて待ち構える遥香。
 ジュポっ!…と濁音を立てて膣から抜き取られた肉棒は、愛液の糸を引きながら、遥香の小さな口めがけて大量の白濁汁を降らせた。
 少しだけ出した舌、口内、そして顔から髪まで広範囲を精液まみれにされた遥香は、脱力し、机の上で大の字になった。
 その半開きの口に無理やり押し込まれる射精したばかりのみなぎった肉棒。
 もはや、意識朦朧としている遥香に意思はなく、男が自ら腰を動かし、お掃除フェラを強制する。
「へへへ。楽しませてもらったぜ」
 遥香の身体を堪能した男は満足げな笑みを浮かべると、まだ熱を持つ濡れた割れ目をペチペチと叩いて、
「いいモノ持ってんだから、捜査官なんて堅い仕事は辞めて、俺たちの女になってセックス三昧の毎日を送る方がいいんじゃねぇのか?えぇ?」
 と笑った。
 放心状態で返事もままならない遥香は、悔しさと絶望に震えながら、現実逃避をするように、そっと目を閉じるのだった…。

鰹のたたき(塩) ( 2020/04/08(水) 02:11 )