乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―




























































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第二部 第八章・桜井玲香の場合
5.感度チェック 下半身編
 鮫島は、まだ呼吸の整わない玲香の無防備な下半身に手を伸ばした。
 意識朦朧としているのをいいことに、キレイに生え揃った陰毛を指で遊び、その流れで秘部の湿りを確認する。
「…んんっ、あんっ…やぁっ!」
 割れ目に指を這わされた刺激に引き戻され、すぐに声を上げてしまう玲香。
 もてあそぶように、つぅ〜っと這う指先ひとつに翻弄され、美しい表情を歪ませる。
 しっかりと潤いを確認した鮫島は、玲香の耳元に顔を寄せ、わざと教えるように、
「お前のマンコ、これでもかというぐらいに濡れているぞ。これは、媚薬の効果か?それとも、元々、濡れやすい体質なのか?」
「う、うるさい…デ、デタラメを言わないで…!」
「デタラメ?…強がりはよすんだな」
「…あっ、んあぁっ!や、やめろ!ああっ!」
 それまで表面を行ったり来たりしていた指が、突然、膣内をズブズブと押し進んで侵入してきた。
 思わず悲鳴を上げる玲香。
 鮫島は、そのまま挿入した指を抜き差ししながら、
「どうだ?いきなりでも痛くなかっただろう?それが濡れてる証拠だ」
「ち、違うっ…あんっ…んっ、くっ!」
「ククク…ここが気持ちいいのか?」
「んあぁぁっ!」
 鮫島は、瞬時に敏感な箇所を見つけ出すと、そこを重点的に責める。
「どうやら図星だな。ここを責めると、ますます濡れてきたじゃないか」
「ウ、ウソだ…!」
「ウソだと思うか?ならば、もっと分かりやすい証拠を示してやろう」
 そう言って鮫島は、玲香の尻を掴み、指の動きにさらに力を加えた。
「んんっ!ああぁぁ!あぁんっ!」
 途端に、グチュッ、グチュッと、玲香の体内から卑猥な濁音が響く。
「どうだ?聞こえるか?この卑猥な音が」
「く、くぅ…やぁっ…」
 反論に苦しくなって押し黙る玲香。
「まだ認めないのか。それなら、このまま、ぐうの音も出なくしてやる!」
 鮫島が、またさらに指の動きを早めた。
「あっ、ああぁっ!ダ、ダメッ!いやぁぁっ!」
 絶叫とともに、玲香の膣から勢いよく飛び散る大量の潮。
 四つん這いという体勢のせいで、その飛沫は玲香の強がりを否定するかのように自身の脚に目掛けて降り注いだ。
「まだ出る筈だ!さぁ、出せ!おらっ!」
 鮫島が、さらに指の責めを続けると、またもや、ブシュッ、ブシュッと勢いよく水飛沫が飛んだ。
 瞬く間にびしょびしょになった肉付きの良いふくらはぎ。
「はぁ…はぁ…」
「ククク…見てみろ。マットがびしょびしょだ。これでもう言い訳はできんぞ」
 鮫島は満足そうに笑い、膣から引き抜いた指を玲香の顔に乱暴に擦り付けた。
 その美しい顔を自身が分泌した愛液まみれにされる玲香。
 二度の潮吹きにより、またもや腕を折って倒れ込んだ玲香。
「はぁっ…はぁっ…」
 身体を支える力も出ない。
 その様子を見て大丈夫と判断されたのか、やっと拘束具が外された。
 手足が自由になったことで我に返る玲香。
(い、今しかない…抵抗しないと…!)
 …だが、できない。
 頭では分かっているが、力が入らない腕、ぷるぷる震える太ももが思い通りに動かない。
 鮫島は、自由になった玲香の身体を仰向けにし、大きく脚を開かせて、その間に寝そべった。
 改めて、
「あーあー、こんなにびしょびしょに濡らしやがって…」
 と声に出して言い、
「仕方ない。キレイにしてやるよ」
(…!!)
「や、やめっ…!んっ、はぁぁぁっ!」
 強烈な刺激に思わずエビ反りになる玲香の身体。
 鮫島の舌が、溢れ出る淫汁を舐めとっていく。
「くっ…な、舐めるなっ…んっ、あっ、はぁぁっ!」
 大陰唇のシワの隙間まで丹念に這い回る舌の動きにジタバタしながら悶絶する玲香。
「ククク…どうだ、俺の舌は?」
「んっ、くぅぅ…!」
「若月とどっちが上手いか教えてくれよ」
「う、うるさい…んあぁぁっ!」
「いい反応だ。もっととろけさせてやるぜ」
 鮫島は、わざとジュルジュルと音を立てたり、舌先を尖らせて膣口に押し込んだり、巧みな舌技で玲香の身体を溶かしていく。
 宿敵に大事なところを舐められるという屈辱の極みのような行為に、
(声を上げるワケにはいかない…!早く蹴り飛ばして振りほどかないと…!)
 という意識がはらたくものの、それをなかなか実行できない。
 もたつく間に、どんどん、自身の聖域が鮫島の唾液によって汚されていく。
 そして、その舌は、ついに、そこにある敏感な突起に狙いを定める。
「ククク…剥いてやろうかと思ったら、もう既に勃起して皮を押し上げて自然と顔を出してやがる」
 聞きたくもない状況説明をわざと聞かせ、
「さぁ、感度チェックも大詰めだ」
「や、やめて!そこは…!んひゃぁぁぁ!!」
「そこは…の続きの言葉は何だ?敏感すぎて我慢できないからやめてください。…か?」
「あぁぁっ!ダ、ダメっ!あっ!イ、イクっ!」
 たまらずにビクビクと身体を震わせる玲香。
 しかし、鮫島の舌は止まらない。
「一回や二回で終わると思うなよ。お前には凌辱のかぎりを尽くす!俺に歯向かった代償として、気が狂うまでイカせ続けてやるからな!」
「いやあぁぁっ!ああっ!んあぁぁっ!」
 声のボリュームに歯止めが効かない。
 絶叫しながら悶え苦しむ玲香。
 何とか体勢を立て直そうともがくも、左右の足首をがっちりと掴まれ、吸い付くように秘部を貪る鮫島からは逃げられない。
「どうだ?桜井。辛いか?許しを乞うなら聞いてやってもいいぞ?」
「だ、黙れ…!んっ、くぁぁっ…き、貴様に、あ、頭を下げるぐらいなら…ああっ!んんっ!…し、死んだ方がマシだ…!…んあぁぁっ!ああっ!イクっ!イクぅぅっ!」
 跳ね上がる腰、そして股の間を垂れる淫汁。
「ククク…情けないヤツだ!強がりを言った直後にイッてしまうとはな!」
「あっ、んっ、くっ…!」
「終わりだと思うなよ?まだまだイカせてやるから」
 その後も、立て続けに三度、四度と舌技でイカされた玲香。
 散々、舌で転がされたクリトリスは弾け飛びそうなぐらいに勃起し、過敏になりすぎていた。
 嬲られすぎてもはや感覚もなく、刺激されると感覚もないまま自然と声が出て身体が奮えてしまう。
 鮫島は、ようやく掴んでいた足首を離し、身体を起こすと、玲香の頭を無理やり抱き寄せ、強引に唇を奪った。
「んむぅぅ!んんんんっっ!!」
 おそらく「いやぁぁ!」と絶叫してるのだろう。
 宿敵に唇を奪われ、もがきながら抵抗する玲香に構わず、鮫島は乱暴なキスを続けた。
「ほら、お前自身のマン汁だ。責任を持って引き取ってもらおうか」
 玲香の口を無理やり開かせ、唾液を注ぐ鮫島。
「が、はっ…んんっ!」
 折り重なるようにして倒れ、マット上を転げ回る二人。
 鮫島は支配のキスを続けながら、空いた指を再び玲香の濡れた膣内に挿入する。
「んむぅぅぅっ!」
 膣内でグリグリと蠢く指に、玲香は、口を塞がれながら絶頂する。
 媚薬のせいで、もはや全身が性感帯になってしまった玲香。
 その身体を、これまで幾人もの女を堕としてきた鮫島のテクニックで蹂躙される。
「ククク…いくら捜査官を気取って毅然とした態度で凛とした顔をしていても、所詮お前もただの女だ。身ぐるみを剥いで乳首とマンコを弄ればアンアン言いながらイッてしまういやらしい女なんだよ」
「だ、黙れ…このクズ…!」
「クズだと?ならば、振りほどいて叩き伏せてみろよ。この雌犬が!」
「んあぁぁっ!ああぁぁっ!も、もうやめろっ…い、いやっ、やめてぇぇぇっ!」
 地獄の感度チェックは、その後、玲香が度重なるオーガズムに疲弊して失神するまで続いた。

鰹のたたき(塩) ( 2020/01/29(水) 09:31 )