乃木坂抗争 ― 辱しめられた女たちの記録 ―





























































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第二部 第五章・遠藤さくらの場合
5.調教
 拘束された身体を二人がかりで身体を弄ばれる遠藤さくら。
 上半身を責めるトレーナーの衛藤美彩、そして下半身を責めるのは同期の清宮レイ。
「ほら、早く素直になってさ。さくらも一緒に気持ちいいことしようよ」
 仲間な筈のレイは、無責任にそう言い、無邪気な笑顔でさくらの秘部を刺激する。
「んっ…!やぁっ!ま、待って!あんっ!」
 既に、連日、衛藤から快楽調教を施され、言いなりと化しているレイは、さらなる快楽を求め、仲間のさくらをも泥沼に引きずり込もうとしている。
 もちろん黒幕は衛藤。
 レイを言葉巧みにけしかけ、二人がかりでさくらを堕とし、二人目の性奴隷にすることで、本部への口止めを図っていた。
(な、何とかして本部に報告しなきゃ…!衛藤さんがおかしい、何か企んでいる、と…!)
 頭では分かっているが、この場を脱する好機がない。
 衛藤は、さくらの乳首を目掛けて唾液を垂らすと、その唾液を潤滑油として利用し、塗り広げて、再度、乳首を転がした。
「きゃっ!ダ、ダメぇ!んんっ!ああっ!」
 巧みな責めに、さくらの声が途端に大きくなった。
 髪を振り乱し、宙を仰いで耐える。
 衛藤は、その隙にレイに目配せをすると、レイはおもむろにさくらのパンツを引っ張った。
「…あっ!や、やぁっ…!」
 宙に目をやっていて反応が遅れたせいで、いとも簡単に剥ぎ取られてしまうパンツ。
 その下からは、さくらの年相応に生え揃った陰毛と、既に大洪水の花弁が、遂に二人の前に姿を現した。
「あらあら…とうとう下も脱がされちゃったわね。オマンコは既にグチョグチョになってるし、まずいわよ、さくらちゃん。この状況、どうやって脱出する?」
 意地悪な質問を投げかけ、さくらの耳に舌を這わせる衛藤。
「んんっ…!」
 さくらの身体が、ビクンと反応を見せる。
 衛藤は、レイと持ち場を代わり、閉じられない股の間に腰を下ろすと、陰毛を掻き分け、ゆっくり観察するように、
「それにしても本当によく濡らす娘ね。物欲しそうにヒクヒクしちゃってるわ。クリは少し大きめね。よく一人でいじくってるのかしら?」
「や、やめてくださいっ…!」
「ところで、さくらちゃんは男の人とエッチしたことはあるの?」
「━━━」
 顔を背け、押し黙るさくら。
 その反応は、イエスと答えたものと見なされる。
「まったく、最近の娘はやることが早いわね」
 と衛藤は呆れ、レイは、
「えー!あるんだ、さくら…」
 と、少し驚いた様子だ。
「もう貫通済みなら遠慮はいらないわね」
 衛藤は、そう言って、細長い指をズブズブとさくらの陰部へ埋めた。
「んんっ!やぁっ!あぁんっ!」
 分泌する愛液を絡めて、グチュ、グチュと音を立てて掻き回される膣内。
 同時にレイの舌がねっとりと乳首を捉える。
「んはぁぁっ!」
 椅子を揺すって悶えるさくら。
 経験があるとはいえ、地元にいた頃に少し背伸びをしただけで、まだ片手で数えられる程度の回数。
 そんな少女が衛藤の熟練のレズテクに耐えられる筈がなかった。
(ダ、ダメ…!イカされる…!イッちゃうっ!)
「ほら、イッちゃいなさいっ!」
 衛藤の声とともに、拘束された身体を反らせるさくら。
「ひゃあぁぁっ!ダ、ダメぇぇぇっ!」
 拘束具を引きちぎるぐらいに力が入り、髪を振り乱しながら、さくらは昇天した。
 満足げに笑みを浮かべる衛藤。
 そして、そんなさくらの様を羨望の眼差しで見るレイ。
「ハァ…ハァ…」
 赤らめた頬、飛び散る汗の滴、そして放心状態で荒い吐息。
 少女のイキっぷりは、その様を陰から収めていたビデオで見直しても、さぞかし画が映えるだろう。

 ……

「んっ!あっ!す、すごいぃっ!気持ちいいですっ!もっと、もっとくださいぃっ…!」
 部屋に響く艶かしい喘ぎ声。
 衛藤のペニスバンドで濡れた花弁を貫かれ、恍惚の表情を浮かべるレイ。
 自らも腰を打ちつけ、寸止めされて限界まで溜まっていた性欲を一気に発散していく。
 そして、その様を目の前で見せつけられるさくら。
 拘束はそのまま、さらに、あの後、両乳首と秘部全体に媚薬クリームを塗られた。
 敏感なところが熱を持ち、荒い吐息で悶えるさくら。
 しかし当の衛藤は、クリームを塗った後は、まるで興味を失くしたように、さくらの身体には、一切、見向きもせず、レイを犯し始めた。
「あぁぁぁ!イクっ!またイクぅぅっ!」
 痙攣し、マットに沈むレイの裸体。
 これで四度目の絶頂だ。
 しかし、衛藤は、
「まだよ。もう、この程度じゃ物足りない身体になってるでしょ?」
 と言い、レイの身体を掴んで起こし、
「次はここに手をついて」
 と指示をした。
 しかも、手をつくように指示をした場所は、椅子に拘束されているさくらの肩だった。
 さすがに少し躊躇するレイ。
 だが、衛藤の、
「イヤなら、これでやめるわよ?」
 の一声で、レイは背徳の表情を浮かべながら、黙って、さくらの肩を手をつく。
 その背後から尻肉を鷲掴みにしてペニスバンドの先端の照準を合わせる衛藤。
 その侵入を許した時、レイは、同期のさくらの目の前ほんの数十センチのところで“オンナの表情”を見せた。
「んひぃぃっ!」
「ほらっ、さくらちゃんにもっとスケベな顔を見てもらいなさいっ!ほら、ほら!ほらぁ!」
「んあっ!ああっ!やぁっ!み、見られてる…!さくらに見られてるぅっ!ああんっ!」
「━━━」
 目の前の光景、そして眼前のレイの感じている表情を呆然と見つめるさくら。
(す、すごい…すごい顔してる…)
 そして、さくら自身も、その興奮がまた、媚薬を塗られた身体の疼きを増大させる。
「ふふっ。さくらちゃんに教えてあげなさい。今、何をされているか、を」
「ひぃぃ!バ、バックで…オ、オマンコをいっぱい突かれて、き、気持ちいい…!オ、オチンチンが…奥まで刺さって、き、気持ちひいのぉぉっ!」
 連日の衛藤の調教により、すっかり言いなりのM奴隷となったレイは、さくらの目の前で平然と淫語を吐き散らす。
「や、やめてよぉ…」
 その卑猥な単語が全て、さくらの感度を高めていく。
(そ、そんなこと、目の前で言われたら…わ、私も…!)
 しかし、衛藤は、さくらには見向きもしない。
 気を引くには、さくらが自ら声を上げるしかない。
(い、言えない…言えないよぉ…!)
 だが、かといって火がついた身体は収まらない。
 自分でも分かる乳首の硬直と秘部の湿り。
 もどかしく身体を揺するも、拘束具が許してくれる遊びはわずかだ。
 衛藤の突きが早くなり、レイの身体が反り上がる。
「やぁぁっ!イ、イクっ…!」
「ほら、もっとさくらちゃんに見せてあげなさい!情けないメスのイキ顔を!」
「ひぃぃ!イクっ!イクぅっ!ひゃあぁぁ…!」
 さくらに向かって倒れ込むようにして五度目の絶頂に達したレイ。
 その汗だくの身体がさくらに密着する。
(あ、熱っつ…!)
 紅潮したレイの身体の体温を肌で感じ、また、ここまで全身が火照るほどの擬似セックスが果たしてどれだけ気持ちいいものかを想像して、さらに股の湿りを濃くするさくら。
 すると、それまで放置していた衛藤が急にさくらに目をやり、
「何なの、その顔。物欲しそうに見ちゃって。口が半開きになってるわよ?」
「…え?あ…!」
 慌てて口を閉じようとするさくら。
 しかし、衛藤は、失神寸前のレイの尻に平手打ちを浴びせて起こし、
「ほら、さくらちゃんが舌を吸ってほしいんだって!」
「ち、違ッ…!んむぅっ!」
 否定しようとした時には既に、レイは、さくらの唇をむしゃぶりついていた。
 そして、その状態でまた始まるレイへのピストン運動。
「んっ!んっ!…んんっ!…んむぅ!」
 さくらと舌を絡めながら激しい吐息を漏らすレイ。
 ピストンされるたびに揺れる身体、感じて震える舌の動きが、さくらにも直に伝わる。
(ダ、ダメぇ…わ、私も挿れてほしくなっちゃう…!)
 ひとたび、それが頭をよぎったら最後、心が折れた瞬間、左右の乳首と陰部の疼きが、格段に高まった気がした。
 さくらは、思わず唇を離し、
「も、もう我慢できないっ!え、衛藤さんっ…!」
「あら、なぁに?」
 衛藤のつけたペニスバンドにチラチラ目をやるさくら。
「…わ、私にも、そ、それを…ください…」
 口ごもりながらの懇願。

 今ここに、レイに続き、さくらも衛藤の魔手に堕ちた。

鰹のたたき(塩) ( 2020/01/04(土) 14:52 )