放課後
初めての高校の授業が終わり、俺は家に帰ろうとすると、
「慎と絢音ちゃん、このあと暇?」
純奈が俺達に言ってきた
そして純奈の後ろには女子が3名立っている
「この後みんなでゲーセンにでも遊びに行こうかって話なんだけど、こない?」
すると鈴木は
「行きたい!蓮見君も来るよね?」
と、即答をし半ば強制的に俺も行くことになった。
そんな表情で言われると断るにも断れない。
「白石さんと飛鳥、ナナもいるけど、大丈夫だよね?」
白石麻衣、齋藤飛鳥、西野七瀬。
やはりうちのクラスは女子が飛び抜けて可愛い。
都会ってこういうところなのか?
「ちょっと純奈。さん付けはやめてって」
白石が笑いながら純奈に言う
「だってオーラが凄いんですもん。同級生とは思えない」
確かに白石は高いとこにいると言うか、高嶺の花という言葉が凄く似合う感じのオーラがある。
「まぁ呼びやすいならそれでいいんだけど… 絢音ちゃんに慎くんだよね?白石麻衣です!よろしくね!」
純奈を除いた俺達5人は軽く挨拶をして、ゲーセンに向かうことにした。
それにしても初日からこんなに仲良くなる子ができるなんて。
純奈ってホントすげーな。