第1章
放課後
初めての高校の授業が終わり、俺は家に帰ろうとすると、

「慎と絢音ちゃん、このあと暇?」

純奈が俺達に言ってきた

そして純奈の後ろには女子が3名立っている

「この後みんなでゲーセンにでも遊びに行こうかって話なんだけど、こない?」

すると鈴木は

「行きたい!蓮見君も来るよね?」

と、即答をし半ば強制的に俺も行くことになった。
そんな表情で言われると断るにも断れない。

「白石さんと飛鳥、ナナもいるけど、大丈夫だよね?」

白石麻衣、齋藤飛鳥、西野七瀬。

やはりうちのクラスは女子が飛び抜けて可愛い。
都会ってこういうところなのか?

「ちょっと純奈。さん付けはやめてって」

白石が笑いながら純奈に言う

「だってオーラが凄いんですもん。同級生とは思えない」

確かに白石は高いとこにいると言うか、高嶺の花という言葉が凄く似合う感じのオーラがある。

「まぁ呼びやすいならそれでいいんだけど… 絢音ちゃんに慎くんだよね?白石麻衣です!よろしくね!」

純奈を除いた俺達5人は軽く挨拶をして、ゲーセンに向かうことにした。

それにしても初日からこんなに仲良くなる子ができるなんて。
純奈ってホントすげーな。

vinc ( 2018/11/17(土) 09:26 )