第1章
休み時間
休み時間になると俺と鈴木と純奈で色々なことを話していた。

「絢音って読書好きなんだ〜。なんかイメージ通りだね」

「よく言われる(笑)純奈ちゃんは趣味とか無いの?」

「んー、特に今はないかなー。なんでも好きって感じ。」

なんか純奈の話し方って少しチャラい気もするが不快ではないのが凄いな。

「そーなんだー。蓮見君は他に趣味あるの?」

「少しだけど俺も読書したりするよ。1人で熱中できるものが好きなんだよね」

ライトノベル程度しか読まないクセに鈴木に合わせたくてついそれっぽく言ってしまった。

そうすると鈴木は、
「 え!じゃあ今度オススメの本貸してあげるよ!感想を語り合いたいんだよね!」

と、キラキラとした瞳で俺を見てきた。

それを見ていた純奈が

「なんか2人っていいコンビって感じだよね」

と、俺にとっては最高な言葉を投げかけてきたが、動揺するわけにも行かないので

「そうかな?」

などと何気ないフリをしてその場をしのいだ」

その時鈴木は俺の気のせいかも知れないが少し照れているようにも見えた。

■筆者メッセージ
誰を主体で登場させるか迷ってます。
あまり大人数出す予定はありません
vinc ( 2018/11/17(土) 02:30 )