三話
「「ただいま〜」」「おじゃましま〜す」
由衣「広いなぁ!」
そしてリビングに入るとあらかじめ作っておいた
冬真の本気の手料理が並べられていた。
里英「美味しそ〜」
由衣「凄いなぁ!これ、冬真君一人で作ったん?」
冬真「はい!」
里英「まぁまぁ、座って座って!」
由衣「うん!早く食べよ!」
冬真「じゃあ、いっただっきま〜す!」
「「いただきます!」」
言いながらも里英はもう食べていた。
冬真「りえねぇ行儀悪いよ!」
里英「すいませんでした!」
由衣「兄弟仲ええなぁ〜」
冬真「そうですか〜?」
里英「まぁ、お母さんとお父さんが亡くなってから
兄弟仲良くしなきゃやってられないからね!」
由衣「そうやったん?」
冬真「まぁ、しょうがないですよね」
「「「...」」」
何分かの沈黙が続き...
由衣「なんかごめん」
冬真「気にしないでください!横山さんが悪いわけじゃないんで!」
里英「そうそう、とりあえずお皿片付けよ!」
由衣「うん!」
こうして、沈黙はなくなり食器を洗い一段落した。