第3章
第2話
バスでは僕の隣は美穂が隣になり、車内でのカラオケ大会や山手線ゲーム等のレクリエーションを行いクラスみんなで楽しんだ。
カラオケでは、みんなそこそこ上手だったけど、その中でずば抜けて音痴だったのは井口さんと若林君で笑ってしまうくらいだった。

また、春日君が小泉今日子の「あなたに会えてよかった」の替え歌で将来芸人になったときの為に、作った「芸人になってよかった」という歌を熱唱していたけど、ビックリする位TPOを弁えていないヒドイ歌詞で女子のほとんどは引いていた。春日君の隣に座っていいた若林君は自分のことを棚に上げてめ
ちゃくちゃ笑っていたけど。僕もちょっと笑っちゃったけど。

レクリエーションも終わり、落ち着くとみんな周りの子と話始めた。
僕も隣の美穂と話していると「そーいえば、最近美玲となんかあったの?今まで以上に仲良くなった気がするけど」と聞かれ、「好き」だと伝えられたことを伝えるべきか悩んだが

「実は、美鈴から告白されたんだ」と伝えた。

「そうなんだ。」と言ってきた美穂は、少しテンションが下がったように見えたが、そこからはこれからの美玲との距離感の保ち方についてのアドバイスをもらったりしているとお手洗い休憩でSAに到着した。

「休憩は15分にするので45分には全員バスに集まるように」と白石先生からアナウンスがあり、一時解散となった。

トイレに向かい女子トイレに長い列ができていて、大変だなと思いながら用を足してバスに戻った。
席に着き携帯を確認すると後輩の丹生から

『先輩!お土産楽しみにしてるので良さげなの選んできてくださいね!』とLINEがきていた。

『今回林間学校で観光地に行くわけじゃないから、お土産とか買うところないんだよ』と返すと、直ぐに

『そうなんですね!じゃあ帰ってきたら沢山土産話してくださいね!』と返信が来て

『了解!3日間生徒会高1だけだけどよろしくね。』と返すと

『はい!仲良くやるので心配せずに楽しんでくださいね!』ときたところで時間ギリギリになり美穂が帰ってきたので返信せずに携帯をしまう。

「じゃあ、時間だし、全員揃ってるし出発しまーす」と白石先生が言うとバスは宿泊先へと出発した。


■筆者メッセージ
センター試験が終わりましたね。自分は緊張は全くしなかったので過去最高の成績でした。(まぁ推薦なので関係ないんですけどね笑)受験生の方はお疲れさまでした。
2次試験まで後1か月程最後まで頑張って下さい!休憩でこの作品を読んでいただけると、嬉しいです!
のぞみ ( 2019/01/22(火) 00:59 )