第2章
第7話


その後残りの高瀬さん、影山さん、宮田さんともそれぞれ面談を行い、それぞれの個性だったり、色をある程度掴めて良かった。

それぞれをまとめると高瀬さんは帰国子女だから英語が得意で完璧な人に見え最初は近づきがたいけど、少し人見知りしたりする可愛らしいところもある人。

影山さんは割とガチ目なサッカー好きな人で(ACミラン時代のカカが好きらしい)審判4級も持っているそうだ。ただし、勉強や生徒会の活動も怠ることのない本当に真面目な人に思えた。

最後に宮田さんは同い年に思えないくらい大人っぽい人だった。あと、趣味が御朱印集めだったり古典が好きだったり「和」が好きだそうだ。
みんな改めていい人だと実感できた面談があり、その日は終わった。


その次の日には1年生の小坂さんと丹生さんと柿崎さんの生徒会室加入が正式に決まり今年の生徒会役員9名が決まった。後日僕の時行われた面談を3人とも行い、3人とも距離をある程度縮めることができた。

そこから、僕は生徒会副会長としての仕事を覚えたり、これからの行事に向けての進め方を教わりながら日々を過ごしていた。

ある日美玲が突然みんなを集めて
「明後日に今年一発目の生徒総会があります!」と重大発表の様に言う。
「先輩!生徒総会とはなんですか?」と柿崎が言う。
「生徒総会って、私たち執行部が行なっていることを生徒に説明する場って言ったらいいのかな?あとはほとんどないけど生徒からの意見を貰ったりする場だよ。」
「なるほど、それで私たちは何をするんですか?」
「それを今から説明するね。えっと、私は活動報告をして、司会が陽向。この2人がステージ上ね。後の7人はスピーカーの調整とか誘導等他の雑務かな。」
「じゃあ、僕は司会原稿作るね。」
「うん!他の人も総会の用意とかよろしく!」
と会長の一声でそれぞれの作業を開始した。

■筆者メッセージ
一つの目標であった閲覧数1万人が超えました!読んでいただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします!

拍手、コメントよろしくお願いします!
のぞみ ( 2019/01/10(木) 02:04 )