第2章
第2話
教室に着き、加藤と昨日会ったこととか、齊藤と今日の生徒会の説明とかを話していると白石先生が入ってきた。

「みんなおはよう。今日もみんないるね、1時間目から3時間目までは普通の授業で、4時間目はホームルームで自己紹介してもらって、それで今日は解散です。今日も一日頑張りましょう!」と言うと教室から出ていった。

「ねえねえ、陽向、今日私授業寝てるから後でノート見せてね!」とニヤニヤしながら美穂が言ってくるが僕も昨日の疲れもあって起きてられる自信がなかったので
「僕も多分無理だよ。頑張っては見るけど」
「うーん、まぁそれでいいや一緒にがんばろ!」

授業が始まった。1時間目は女子バスケ部顧問の橋本先生の化学だった。先日職員室で面識があったため必死で睡魔と戦ったが惨敗。開始15分で寝てしまった。その結果
「佐々木くんと美穂、あんたたちほんとに仲良いんだね。一昨日も白石先生2人で怒らせたのに、今日は私の授業で2人でお眠りですか、美穂は今日部活で覚悟しなさいよ。」と僕は淡々と美穂からしたら恐ろしくて堪らない様に怒られてしまった。

そのおかげかそこから寝ることはなく4時間目のHRを迎えた。

「今から一昨日言ってたように自己紹介をしていきます。お手本で私がやると『4次元から来ました マヨラー星人 2歳 白石麻衣です!』みたいな感じで出席番号順にやっていってね!」と言うとこの自己紹介に触れてはいけないという気まづい雰囲気になり生徒の自己紹介が始まった。


「トゥース!埼玉が生んだ国宝、春日です。」とキャラが強い若林くんの相方や

「井口眞緒です。あなたは私を好きになーる、好きになーる、好きになーる。」と単純にとんでもない子が居たりとまだまだ面白い子がこのクラスには沢山いそうでこれからが一層楽しみになってきた。


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のぞみ ( 2019/01/03(木) 22:45 )