第1章
第4話


学校に着くと新クラスを張り出している前には案の定人だかりができてきた。

美渡「じゃあ、陽向よろしくー」
陽「しゃーないな、行ってくる。」

陽「はぁ、はぁ、疲れたー」
美「どーだった、どーだった?」
陽「残念ながら…」
渡「えっ、」
陽「3人とも同じ1組でしたー!」
美渡「やったー!」
二人から抱きつかれる。

美渡「あっ、ごめん」
陽「ああ、教室行こっか」
美「ごめん、今日の午後の入学式の打ち合わせ先生とあるから先行ってて」
陽「うん、先行ってる」

教室に入るとまだクラス表の前で多くは溜まっているのか生徒の数は少ない。僕の学校は新年度席が自由で席替えはそこから行われない。

陽「じゃあ一番奥にしよっかな」
渡「いや、私が奥行くから陽向はその横ね!」
陽「ああ、いいよ」
渡「美玲の為に私の前取っとこー!」
陽「ちょっと寝足りないから、しばらくしたら起こして」
渡「わかった。おやすみー」


■筆者メッセージ
今のところ台本小説になっていますが、普通の書き方の方が読みやすいよって方は感想でおっしゃっていただけると幸いです。
のぞみ ( 2018/12/27(木) 13:02 )