永尾まりや
1話
彼女の名前は永尾まりや。高校三年だか、他の人より大人びいていた。そんな彼女にも彼氏がいた。

「まりや、今度うちにおいでよ。」

「うーん、いいよ!二人っきり?」

「もちろん!二人っきりだよ!」

昼休み、まりやは彼氏に休日彼氏の遊びに彼氏の家に誘われ二人っきりだと聞いてその先のことまで考えていた。

「分かった。予定とか、メールして。」

「オッケー、じゃあね。」

彼氏とまりやはクラスが違っていたためそれぞれのクラスへ帰る。

しかし彼氏は誰にも使われていない教室に向かった。

「神崎君、セッティングできたよ。」

「そうか。」

彼氏は神崎と密会していた。その理由は…

「本当にお前の女頂くぞ?」

「ああ、頼む。」

なんと、神崎に自分の彼女の寝取りを依頼していたのだ。

「お前、変わってんな。普通は盗られたくないもんだろ。」

「いいんだよ。僕じゃあまりやを満足させてあげられないし、僕の知らないまりやが見たいんだ。」

彼氏はインポテンツでまりやと性行為をしたことがなく、またそのため彼女が快感で歪む顔が見たいという変な性癖ができてしまった。

「まぁいいや、言っとくが後悔すんなよ?もう今まで通りの関係ではいられなくなるぞ?」

「構わないさ。きっとこんなことしなくても破局するから。それならいっそこうしたほうがいいんだ。」

上玉の女を抱けるため、これ以上は聞かなかった。人に頼まれて寝取るなんて初めてだったがこういうのも悪くないと神崎は思った。


そして、寝取り当日…

ピンポーン

「いらっしゃい。どうぞ!」 

彼氏はまりやを家の中に入れる。

「はい、どうぞ。」

「オレンジジュースって子供かよ!」

そんなことを言いながらゴクゴク飲む。するとまりやはバタンッと寝てしまう。

「バトンタッチだ。テキトーなところから見とけ。」

まりやが寝たのを見計らって神崎が出てくる。

「あぁ、あとはよろしく。」

そう言うと彼氏は部屋を出てドアの隙間から様子を見ていた。

「さぁて、始めるか。」

カルマ ( 2015/09/30(水) 00:08 )