7話
ピリリ…
「非通知…黒田か…」
神崎はそう直感すると電話に出る。
「やぁ神崎!久し振りだね?僕のことが分かるかな?」
「馴れ馴れしくするな黒田。遥香は無事なんだろうな?」
「勿論さ!声を聞くかい?だが覚悟したまえ…彼女はもう君の知る彼女ではない…」
黒田がそう言った次の瞬間
「あはぁぁあ!!神崎様ぁ!?ごめんなさいぃぃ!!私…負けちゃった!黒田様と翔様のおチンポに負けちゃった!!こんな気持ちいいの初めてなの!!もう…もう戻れないよぉぉぉ!!!」
「どうだい神崎!?君の従姉妹が僕達に屈服したんだ!すまないねぇ…あまりにも美しいからつい手を出してしまったよ…」
「………………。」
神崎が黙りこんだのを察し黒田は追い討ちをかける。
「そういえば君の母親…警視正なんだって?」
神崎がゾッとした。まさかそこまで調べていたとは…
「流石はヤクザの息子…と言った所か?」
「それはどうも…でも確かに警官のしかも警視正に手を出せば父の組がヤられるからねぇ…玩具をそこに隠したのは賢いね。」
(やっぱりアイツらを狙っていたか…)
「残念だなぁ…君の玩具たち…壊したかったのに…」
「いいから遥香を返せぇ!!」
「怖っ!…まぁいいや…今から言うところにさっさと来い…僕の方が上であることを証明してやる。」
神崎は電話を切るとすぐに指定された場所へ駆けた。
ー 黒田side ー
「さて…翔?…君の待ちに待った日がとうとう来るよ?」
「ぞくぞくする…アイツを…この手で倒す日が…あははは!!」
「君は兵隊さんを集めな…ほら早く!…ソレとセックスするのはいつでもできるだろう?」
黒田は翔の遥香を犯す姿をみて呆れる。
「だってこれマジで名器なんだ!それにこの美貌…マジでいい!」
「分かったからさっさと行け!」
翔は舌打ちすると服を着て外へ出た。
「少し実験し過ぎたな…内面の崩壊が著しく表れている…だが奴のカリスマ性は健在だ…とりあえず今は生かすが…この件が終わったら処分するか…」
黒田は遥香の前に行き髪を掴み顔を無理矢理上げる。
「あ…ぅぅ…はぁ…はぁ…」
「お前はマーケットかオークションにでも出すか…なかなか上玉だから結構な値段になるだろ…」
黒田は遥香をその場に放置して部屋を出た。