2話
翌日…
(昨日は酷い目に合った…今日も痴漢がいたらどうしよう…。)
玲奈はそう思いながらもまた同じ時間の電車に乗る。
(あっ…今日もいる。)
玲奈はいつも通り青年の前まで突き進む。そして青年の顔を拝んでいると…
(う…嘘ぉ…)
またしても誰かが痴漢してきた。しかもかなり荒々しく尻を揉まれる。
(そりゃそうよね…こんな無抵抗な子がいたら何回もするわよね…。)
玲奈はまたしても耐えようとするがすぐに痴漢は終わる。
(あれ?今日はもう終わるの?ラッキー!)
なんて思っていると痴漢は素早い手つきでパンツの中に手を入れそのまま膣の中まで侵入してきた。
(やっ!え…ちょっといきなり…!!?)
玲奈は痴漢がした行為が理解できなかった。そして痴漢はまたすぐに手を戻すが玲奈は膣の中に違和感を感じた。
(な…何これ…何か…入ってる?…)
そう思った瞬間…
ブブブブ…
「あはっ!」
玲奈は少し高い声で喘ぐ。痴漢は玲奈に遠隔式のローターを仕込んでいた。
(ヤバイ…中がブルブル震えて…彼の前なのに!…)
玲奈の太股はぴくっぴくっと震え口は声を押し殺すように唇を噛みしめる。痴漢はそれだけに留まらずその上から秘部を触りだした。
(そんな!…今そんなことされたら…また…)
玲奈は上半身まで震わせ少しずつフラフラとしてくる。
ブブブブ…!!
ローターの震動が強くなる。玲奈は果てないように必死に強ばるが痴漢の攻めは容赦なしに玲奈を絶頂に導く。
(あ…イク…今度こそホントに…彼の前で…もう…限界…)
玲奈は大きくびくんっ!と跳ねると痙攣しながらヘナヘナと足から力が抜ける。すると痴漢が腰に手を回し無理矢理立たせる。
(い、一体誰がこんなこと………!?)
玲奈は誰が自分に痴漢したのか顔を見るとなんと痴漢は同じ年頃の女性だった。
「やっと逝ってくれた…結構耐えたな?」
その女性は自分にニッと笑いかけると後ろからシャツに手をかけて思いっきりブチッと破る。青年に玲奈の白い肌が露になる。
「いやっ…何するの!」
玲奈は突然の出来事で驚いた束の間、今度は両サイドから痴漢される。ブラをずらされ胸は完全に晒され乳首を弄ばれる。止まっていたローターが動き始め先程の女性が指を中に入れそれを膣の奥にやり手マンする。
「はぁっ!そんな!こんなこと!もうホントに許して!」
玲奈はつい大声で叫び、はっとする。ゆっくり目の前を見ると青年はばっちり今の恥ずかしい自分を直視していた。青年は口を少し開け驚いた様子だった。
「そ…そんな…もう…いや…」
青年は急いでその場を離れようとするが青年の両サイドに阻止される。
「待ちなさいよ。こんなの最後まで見ないなんて損だよ?」
「そうそう、ゆっくりしていきなさい!」
その女性たちは青年の股間をズボン越しに刺激する。青年は端から見ても明らかに勃起していた。
「あっ…あんっ…はんっ…ああんっ!…」
「だんだんいい声になってきたじゃん。」
「ほら…乳首もこんなにコリコリになってる…。」
「あんたのためにこんだけのことするの面倒やってんで?みんなめっちゃ早起きしたんやで?」
由依たちはまず最初にこの電車の起点に乗り青年の席以外と玲奈の場所の周りに居座った。そして空いているその席に青年が座り後から玲奈が前に来る。なので今青年と玲奈の周りは神崎とその奴隷たちで固められている。
「さーてと、そろそろ俺も参戦するか。」
とうとう神崎が玲奈に手を出す。
「んはぁ!!」
(だ、誰?今までの人とは違う…太い指が…私の弱い所を…的確に突いてくる…!)
神崎が由依に変わって攻めると先程よりも甲高い声を上げた。神崎は休ませる暇をあたえず玲奈から余裕をどんどん奪っていく。
「あっ…もう…立って…られない…!」
そう言うと玲奈は足から力が抜けて上半身青年に倒れこみ下半身は神崎に持ち上げられ攻められる。
「ねぇ…おね…がい…たす…けて…」
玲奈は息を荒くしながらも青年に助けを求める。その時玲奈は自分の胸に熱い物を感じた。
「んふふ…彼はあなたのこと性的にしか見てないみたいよ?」
玲奈の胸の上には青年の精子が発射されていた。青年は一言「ごめん…。」と詫びていた。
(もうダメだ…こんな私を見たら…ドン引きだよね…私の気持ち…伝えられなかった…さよなら…初恋の人…)
玲奈は快楽の波に身を任せた。
「ああぁ!あん!あん!はん!あはん!」
「おいおい、ここは車内だぜ?そんな大声で喘いでいいのか?」
「もう…もういいの!あなたの…好きにしてぇ!」
いくら周りを固めてるとは言えここまで大声ん出されると本当の乗客に気付かれると思い神崎はローターの出力を最大にして一気に畳み込む。
「ああっ!ああっ!イク!またイク!電車の中で逝くぅぅぅ!!!」
ブシャーーー!!びくんっ!びくんっ!びくんっ!びく!びく!びくっ!びくっ!
玲奈は潮を撒き散らしながら盛大に絶頂した。玲奈の真下付近は大きな水溜まりができている。
「あは…あははは…電車の中で…お漏らし…しちゃった…」
「まったく、こんなに吹きやがって…。ここでするのは限界だな。おら!とっとと降りるぞ!」
神崎は身内以外の人間が気付き出していると分かり早々に下車しようとする。しかし神崎はなにか思い出した顔をすると鋏を取り出して玲奈のパンツを切ると目の前の青年に投げ渡す。
「餞別だ。これをオカズに一人でシコシコしとけ。」
そう言うと神崎たちは玲奈を連れて電車を降りる。青年は少しの間口を開けたままフリーズしていたがハッとして玲奈のパンツをカバンにしまって次の駅で降りた。