突然の呼び出し
新たな職業
某日某時刻某所

月城 「 ありがとうございました。またお待ちしてます。」
店長 「 颯馬、お疲れ様だな!今日はもう上がってええで!」
月城 「 うっす...お疲れした...」
彼の名前は月城颯馬 22歳。東京新宿の歌舞伎町でキャバクラのボーイとして働いている。キャバクラのボーイを初めて3年が経とうとしている。颯馬は、控え室に入り、帰り支度を始めていると店長から話しかけられる。
店長 「颯馬、お前明日休みやろ?ちょっと、朝店に来てくれないか?お前にお客様が来るんだ。明日の10時半頼んだぞ!絶対遅れるなよ? 」
月城 「俺にすか?まぁ、分かりました。お疲れした。 」
颯馬は、私服に着替えネオン街の歌舞伎町に出た。もうすぐで秋になろうかという暦だが、まだ残暑が厳しい。颯馬は晩飯の買い出しをして、タクシーに乗って自宅へ向かう。
—————10分後
月城 「 はぁ、疲れた...てか、もう日付け跨いでるじゃねえか。飯食って風呂入ってもう寝るか。」
颯馬は、テレビでYouTubeを見ながらご飯を食べ終え、風呂に入る。
月城 (俺に客人ってなんだよ...異動とかか?堪んねえな。)
明日の朝になるのが、少し怖いが寝室に入るとすぐに夢の中に入った。
——————翌朝
う゛う゛う゛ー
iPhoneのアラーム音がけたたましく鳴り響き、止める。時間は8時半。
月城 「あぁ、もうねみぃ。2連休だけど初日に早起きとか堪んねぇな。 」
むくっと体を起こし、朝ごはんを食べる。ゆっくりしていると、時間は9時半を回ろうとしている。一応スーツに着替え、身だしなみを整えていると、店長からLINEが入った。
月城 「今から来いって...はぁ、車で行くのもめんどくさいしな。まぁ、車にしようか。毎日タクシーだったら、金が減ってしまう。 」
タワーマンション下の駐車場に向かい、車に乗り込み、店へと車を走らせる。
————15分後
店へと到着し、店内の裏口から入りホールへと出ると、黒スーツで眼鏡で小太りの男と店長が話していた。
店長 「おっ、颯馬来たか!俺の横に座ってくれ! 」
颯馬は、店長の横の席に座る。
秋元 「 君が月城颯馬君だね?私の名前は秋元康というんだが、知ってるかね?」
店長 「康くん...颯馬はアイドルとは無縁の生活を送ってるから多分知らないと思うよ... 」
秋元 「あぁ、そうなのか! 」
月城 「えぇ...48グループや坂道グループ関係なのは知ってますが... 」
秋元 「 だったら、話は早いよ。月城くん君にお願いがあるんだが。」
月城 「は、はい。なんでしょうか。 」
秋元 「まず、乃木坂46 櫻坂46 日向坂46って知ってるね? 」
月城 「 はい。」
秋元 「 今度坂道3グループの中から、数十人を選抜させる、坂道の選抜グループを作り、シングルを出したいんだ。そして、そのメンバーの選別を君にお願いしたいのだ。」
月城 「え、えええ!? お、おれがですか!?」
秋元 「 あぁ...ダメかね...?」
店長 「チャンスだと思わないか?やってみろ!店は任せとけ!お前がいないのは厳しいが、芸能界での仕事もお前も少しは憧れていただろ? 」
月城 「 わ、わかりました。や、やらせて頂きます。」
秋元 「 ありがとう月城くん。詳しいことは日を改めて伝えるから。」
月城 「わかりました。よろしくお願いします。 」
こうして、月城は芸能界の仕事へと足を踏み入れた。

心の友 ( 2021/07/28(水) 07:28 )