第1章 ハジマリハトウトツニ
5話
バタバタとテスト返却・結果発表が終わった。
みなみからは

みなみ「今週末デートして!!それがご褒美!!」

とのことで。
・・・デートプラン考えないと。

てな訳で、帝都駅前の書店に来てます。

ちなみに洞矢と真里のバイト先、「帝都グランモール」にも書店はあるんだけど
駅前の方が大きいのでこっちに。

???「・・・あ、桜井君。」
「お、鈴木も来てたんだ。」
絢音「うん、司馬遼太郎さんの本読み切っちゃったから・・・」
「新しい小説探し?」
絢音「うん!!」

鈴木絢音
隣のクラスだが蘭世と仲がいいことから接点がある彼女。
文才があり、文学研究会に入っている。
勉強も優秀で今回のテストでは8位。
そして彼女といると落ち着く。なぜかというと・・・

絢音「桜井君はどうしたの?」
「あぁ、みなみちゃんがご褒美にデートを依頼してきたから・・・」
絢音「あぁ、下調べ?律儀だね!」

そう、我が学校で数少ないまとも人間。
心地いいゆったりした会話のペースでいつも癒やされるのだ。

絢音「でもみなみちゃんいいなぁ・・・」
「ん?なんで?」
絢音「だってちゃんと下調べもしてくれるような人なかなかいないよ?」
「ふーん・・・」
絢音「しかも・・・ゴニョゴニョ」
「???」
絢音「あ、ううん。何でも無い!」

・・・なんだったんだろう?

絢音「あ、私これ買って帰るから!じゃあね!!」
「あ、うん!バイバイ!」



デートプランも決まったとこで今日はバイトのシフトが入ってるのでバイト先に向かう。

「おはようございまーす」
中田「おー、和也!おはよう!!」
「あ、オーナー。今日は出勤日なんすね!」
中田「そうなんだよー。藤森のやつがミスしたせいで・・・」
藤森「いやちげーよ!!夏の新メニューの原案持ってきたんだろうが!嘘つくんじゃないよ!」
中田「・・・あれぇ?」
藤森「あれぇじゃないよ!!全く・・・」
「藤林店長、おはようございまーす。」
藤森「おう、おはよう・・・って藤森です〜。私藤森です〜。」
「今日のラインは〜・・・」
藤森「いや無視かい!!」

店長は置いておいてラインを確認してると・・・

???「さ・く・ら・い・せんぱーい!!!」
「ぐはっ!!?」

何者かにタックルされる。

「・・・りり!いきなりタックルはやめろって!!」
理々杏「えへ?先輩が久しぶりの出勤日って聞いてきちゃった!!」

伊藤理々杏
帝都中学校二年生の彼女。
ここ、「喫茶REDIO FISH」の常連で俺になついてくれている。
沖縄生まれで小学校高学年でこっちに引っ越してきた沖縄美人だ。

「はいはい。ありがとね。じゃあ後でオーダー聞きに行くから席で待ってな。」
理々杏「はーい!!」

全く・・・。
可愛いからいいけど疲れる・・・。

■筆者メッセージ
閲覧が確認時点で2700でした。
ありがとうございます。
こんなつたない文章を見てもらえるだけでも嬉しい限りです。

絢音ちゃん、2期生の注目株ですね。
最近めちゃめちゃ綺麗になって・・・。
笑顔がいいですよね。可愛い。

りりあは小悪魔感がいいですね!
ちょっとハスキーな感じの声色でツンデレされたらたまらないです。
ですがこの小説ではデレ全開でいくつもりです。
ツンデレキャラは飛鳥で十分かとww
親子大先生 ( 2018/07/29(日) 20:34 )