ゆいちゃんず、再び集結
由依「急にどうしたの?
まさか今更になって、卒業したくないとか?」
由依は、目の前にたっている佑唯を見ると、涙に目を潤ませながら冗談を言った。
佑唯は、何も聞こえていないかのように顔を上げると拳銃を由依の眉間に突きつけた。
由依「ずーみん、なにそれ。
変なことやめてよ、周りの人も見てんじゃん?」
由依は、周りを見回しながら佑唯の手をどけるとやはり笑顔で言った。
佑唯「ちぇ、冷たいな〜
少しは怖がってよね。これおもちゃじゃないんだし。」
由依「いや、だったら尚更しまいなさい。」
由依は佑唯のハチャメチャな言葉にもお母さんのように厳しく言った。
佑唯「あ、ぽんはうちの家のこと知ってるから驚かないんだった。
まぁ、いいけどさ。ぽん、急に悪いんだけど〜うちと一緒にファミリー入ってくれない?」
由依「知ってるもなにも何回も行ってるし、あの家で色々見つけてるからね。
入るのはいいとして、まさかボスはあんたがなるの?それだけはやめてほしいな。」
由依は、特に動じることもなく笑いながら相手を馬鹿にするように言った。