4quarter
友梨奈「あ、そうだ!
練習試合の話!もう決まってんだよ!」
友梨奈は、みんなにいじられ拗ねていたが思い出したかのように大きな声を出した。
友香「え!?
平手さん、それ先に行ってよ!」
友梨奈「いや、僕が言おうとしてたのにクールふたりがアホな話し始めたんだから、まずここ2人に行ってよ。」
友梨奈は、愛佳と理佐を指さして円を描くように指を回しながら言い訳をするとそれに噛み付くように
愛佳「いや、先輩の話が出たから話しただけじゃん。」
理佐「別にうちらのせいじゃねーし。」
友梨奈を睨みつけると面倒くさそうに言った。
由依「っていうか、そうやって呼ばれる原因作ったのそっちじゃん。
なんで、この2人のせいになる訳?」
佑唯「いや、ぽん追い討ちかけたいのは分かるけど話させてあげようよ。」
虹花「っていうか、みんな先輩の扱い雑だよ。
仮にも3年生なんだし?」
ねる「そんなのなんでもいいけど、どういう所と練習試合するんですか?ナンパ先輩」
友梨奈「あーもう!
僕の話は終わりだよ!
練習試合の相手は城南高校!
由依と愛佳以外は知ってると思うけど、原田葵と小池美波がいる高校!」
由依と愛佳以外の面々は2人の名前を聞いた瞬間に固まった。
友梨奈「あれ?さっきの威勢はどうしたよ?
2人の名前聞いて、怖気ついたか?」
友梨奈はクックックッと笑うと満足そうに座った。
虹花、ねる、佑唯、理佐は驚きとショックでずっと固まっていた。