バスケ部を作ろう。
9quarter
優と由依は、昨日の家での出来事があってから、朝起きてから顔を合わせても一言も話さず、2人とも別々に家を出た。
のんびりと歩きながら、学校の校門の中に入ると後ろから

愛佳「ちょっと待ちなよ。
今日の帰りまで、待つことがなくなりそうでよかったよ。」

愛佳に急に声をかけられた。

由依「あぁ…志田さんだっけ?
どうかしたんですか?」

冷静な態度で答えると、後ろを振り向き愛佳に顔を向けた。

愛佳「あんたから、ハッキリ言ってくんないかな。
いま、みんなで集まって話してることに興味ないって、それからもう顔出さないってさ。」

愛佳は、さほど怒っていないのか淡々と伝えることだけを伝えていった。

由依は、少し考える様子を見せると、少し微笑んで

由依「その話、まだうちが入れる余裕があるなら、うちも入るよ。
もう、あいつの思いどおりには動かないって決めたから。」

それだけ言うと、また愛佳に頭を下げその場をあとにした。

愛佳「あんたのことは、よく知らないけど。まぁいんじゃない?
それに、そのつもりなら今日の放課後、昨日の教室にこればいいさ。」

愛佳は由依の後ろ姿に声をかけた。

■筆者メッセージ
んー、なんかこの進め方だと反感を買う方が大きいのかも。
みるくここあ ( 2018/05/20(日) 14:30 )