5quarter
優「今泉さん、遅くなってすんません!
姉ちゃんとちょっと話してたから!」
優は、佑唯との待ち合わせ場所に走ってきたのか、息を切らしながら、頭を下げた。
佑唯「あ、気にしないで。
うちも今、来たばっかだったし!それに優くんが知ってる人も来たみたいだし?」
「あんれ、ほんとに優がいんじゃん。うちの学校ほんとに入ったの?」
優「げ、その声ってもしかして平手先輩!?なんで!?」
優は、声を聞いた瞬間に誰の声かがわかり、振り向くとそこにはショートカットの女の人だった。
「やっぱりね。
僕を見てげ!とかひどくないか?」
優「友梨奈さぁ、その僕って言うのまじやめろよ。」
友梨奈「いまは、軽々しく友梨奈って呼ばないでくれるかな?
僕達は、もう付き合ってないんだから。」
友梨奈と、優はお互いに睨み合っていた。
その様子を見ていた、佑唯はなんとも言えない雰囲気ににがわらいをするだけだ。