バスケ部を作ろう。
4quarter
優「姉ちゃん、ほんとにいいのかよ。
今泉さんが、せっかく誘ってくれてんだぜ?出来ようと出来なかろうと一緒にやるだけでもいいじゃん。」

優と由依が、家に向かって歩いていると、唐突に優が言った。

由依「あんたにうちの何がわかんの?あんたは、そういうお気楽な性格だからなんとでも言えるだろうけどさ。
知ったような口聞かないでくれる?」

優「まぁ、どっちでもいいけど。
おれは、女子じゃないからバスケ自体はできないけど、バスケ部がもしできたらマネージャーかなんかで入るつもりだから。」

怒ったような口調で喋る由依に大して、優は呆れたような仕草をすると軽い口調でいいながら

優「おれ、ちょっと今泉さんに呼ばれてるから行ってくるわ。
姉ちゃんは先に帰ってて。」

と言うと、軽く手を振って横道に逸れて行った。

由依は、優を見ると

由依「勝手にすれば。」

とだけ、言うと家に向かって歩いて行った。

みるくここあ ( 2018/05/18(金) 12:30 )