4quarter
優「姉ちゃん、ほんとにいいのかよ。
今泉さんが、せっかく誘ってくれてんだぜ?出来ようと出来なかろうと一緒にやるだけでもいいじゃん。」
優と由依が、家に向かって歩いていると、唐突に優が言った。
由依「あんたにうちの何がわかんの?あんたは、そういうお気楽な性格だからなんとでも言えるだろうけどさ。
知ったような口聞かないでくれる?」
優「まぁ、どっちでもいいけど。
おれは、女子じゃないからバスケ自体はできないけど、バスケ部がもしできたらマネージャーかなんかで入るつもりだから。」
怒ったような口調で喋る由依に大して、優は呆れたような仕草をすると軽い口調でいいながら
優「おれ、ちょっと今泉さんに呼ばれてるから行ってくるわ。
姉ちゃんは先に帰ってて。」
と言うと、軽く手を振って横道に逸れて行った。
由依は、優を見ると
由依「勝手にすれば。」
とだけ、言うと家に向かって歩いて行った。