2quarter
佑唯「あ、そういえばだけどうちこれからバスケ部作るから、ぽんも強制的に入れるね?」
佑唯は、学校にもう少しで着くというところで、いきなり言った。
明らかに嫌そうな顔をすると、由依は
由依「え、嫌だ。
うち、運動嫌いだし周りとうまくできない性格ってずーも知ってるでしょ。」
「あ、やっぱり今泉さんじゃん。
おひさしぶりです!」
自分たちの後ろから声をかけてきたのは…え、だれ?
優と由依は、あっけに取られた顔をするが、佑唯は振り向くと笑顔になり大きな声で
佑唯「あ、ねる!久しぶりだね!
あんたも、この学校入ったんだ!」
ねる「そうなんですよ!そしたら偶然にも今泉さんいたからもう、テンション上がっちゃって!
あ、初めまして。欅坂高校1年の長濱ねるです。」
ねるは、優と由依を見ると礼儀正しく挨拶をした。
佑唯「この子は中学の時のバスケ部の後輩なんだ!
丁度いいところに来てくれたよね〜」
佑唯は、ニヤリと笑って優と由依を見たが、2人は嫌な予感しかしていないのか目線をほかの場所に向けていた。