11quarter
「紹介に上がったこの学校の校長、土田だ。
あらかた話は聞いていたぞ。」
「知ってる人は知ってると思うけど、澤部です。
あとの手続きというか、そういうことは、菅井先生を通してください。」
澤部は、隣にいる女性に全てを託すと土田と2人で身近な席に座った。
友香「1年生のみんなは私のこと知ってるよね。
たしか、志田さんと渡邉さんは私の担任するクラスだもんね?」
友香に問いかけられた、2人は小さな声ではいと返事をした。
友香「先程の、バスケ部を作るという話は土田校長に承認されてるのでご安心を。
そして顧問には私が付きます。
ですが、バスケのルールなどはわからないので監督などは皆さんの中の誰かにお任せしますが、よろしいですか?」
淡々とした、口調で言うと他のみんなは、揃ってうなづいた。
友香「では、明日の放課後に体育館で待ってます。
これで、話は終わりみなさんもう帰りましょ!」
と、手をパンと叩くと一斉に帰る準備をし始めた。