Genius Striker - 全国大会
選抜対戦
キックオフ直後、正和がボールを受けるとキープしながら高い位置に向かう。

正和「ライン上げろ!コンパクトに!」

正和はハーフラインを越え相手陣地に攻め込むと縦パスを入れるとそれを真横にパスを出してもらい受けると朝暉がうまく相手の視界から消えて斜めに走り込みニアサイドにグラウンダーのアーリークロスを上げる朝暉が足で合わせるもバーの上を越えていく。

正和「朝暉!どんまいどんまい!」
朝暉「すまん!」

その後も攻めまくるも得点に絡まない。
しかし正和は後先考えず馬鹿みたいに走る為相手に攻撃の隙を全くと言える程与えなかった。

正和「1本目は0ー0で引き分けですか」
キャプテン「正和、良く走った!」
正和「ありがとうございます」

そして2本目をはじめる。
しかし朝暉の調子がイマイチの為ゴールネットが揺らせない。
しかし終了間際にゴール左側25m程離れた場所からFKを獲得した。
もちろんキッカーは正和、左足で巻くように蹴るとゴール右の地面スレスレにバウンドするシュートを放つもキーパーに弾かれ右側からのCKになる。
正和は左足でゴールに向うように蹴るとそのままサイドネットを揺らす。
それと同時に試合終了を告げるホイッスルがなる。
午前中は終わってみれば0ー0、1ー0、3ー1、2ー2と合計6ー3と圧勝だった。
流石に京都の選抜チームは強く攻めこまれる事もあった。
そこで失点を防いだりとかなりDFのレベルは上がっていた。
しかし冬の選手権ではそうはいかない。
俺達は全国に行ったチームとして県大会からの出場になる。
かなり対策をされる、そこをどうするのかを考えなければならない。

正和「午前中で朝暉が4得点、俺が1点、午後は俺がトップだから何点決めるかな?」
朝暉「取れるか?あんだけのハードワークで午後大丈夫か?」
正和「後6本、そのうち2本は俺達1年生チームだろ?かなり体力の温存しておかないと100%バテる」
朝暉「頑張れよ!」

俺達は昼飯を食べるとジョギングをする。
そしてアップして午後の試合に向かう。

正和「午後の予定聞いたか?」
朝暉「聞いたよ」
正和「最初の2本はトップチーム、次の2本は新チーム、最後に俺達1年だろ?」
武太朗「休めないな」
正和「まぁ後6本だろ?どうにかパスで出来るだろ?」
朝暉「俺が持たない」
正和「任せろ、最後の4本は俺のワントップだぞ?」

そのままゆっくりアップして試合に臨む。

試合が始まると正和は午前中に4本フルで出ているとは思えない程走る。
しかし疲労はじわりじわりと体を蝕んで行く。
正和はロングパスを出すも段々と飛距離が落ちてきている。
正和はサイドに切り替えたりDFにロングを任せたりとしていた。
武太朗のクリアを正和がトラップすると右サイドに展開していく。
そのままアーリークロスを上げると朝暉は右足のアウトサイドでトラップする足の後ろを通すと左足で巻いて左隅にシュートを決める。
朝暉も段々集中力が戻り始める。
そして1本目は1ー0と勝利。
2本目でプロに注目される選手となるプレーが出る。
相手に突破されシュートを打たれるも正和がカバーに入り胸でトラップ、そこからドリブル突破を図る。
1人、2人とフェイントのみで抜いていく。そして3、4、5、6人と抜いていくと保護者から大歓声が上がる。
そしてそのままDFを交わしてキーパーと1対1になる。
正和はヒールリフトで浮かすとキーパーは予想と裏腹なプレーだったのか反応が遅れた。
そこで正和は左足でジャンピングボレーで右のサイドに突き刺した。
さらに正和がボールを受けると1人目をヒールリフトで浮かすとそれを狙ってたのか2人が詰めてきた。
正和はそのまま落ちて来たボールをノートラップでマルセイユで交わすと前を向く、しかしさらに1人いた。
足の裏で流れる様にボールを触るとアウトサイドに流した時にボールの左側を踏み、ボールを浮かしてアウトサイドで相手の頭上をシャペウで抜き去るとワンバウンドした時にそのまま低いグラウンダーのシュートを放つ。
地面10cm程しか浮いていない為DFの股を抜いて行くとキーパーの手前でバウンドしてボールがノビて来る。キーパーは股を閉めていた為前に弾くと正和が自分で詰めてループシュートを放つとライン手前でバウンドしてゴールネットを少し揺らす。
その後も攻撃の手を緩めない。ゴール左約40m程離れたところから正和がFKを放つと上手く相手のマークを朝暉が外してヘディングシュートを決める。
そして終了間際、ゴールから25m程離れた所から正和のロングシュートを放つとキャプテンが上手く方向を変えてくれゴールネットを揺らす。
その瞬間試合終了のホイッスルが鳴り響く。
キャプテンは頭を抑えて「痛ー!」と騒いでフラフラしていた。
それを見て俺達は笑ながらベンチに引き上げる。

正和「アハハハ、大丈夫ですか?」
朝暉「正和のシュートをヘディングするのはヤバイですよ?」
武太朗「重いしノビますしよく浮かせませんでしたね」(笑)
キャプテン「この後試合なくて良かった」
正和「俺達は後4本あるんですよ?」

その後新チームの試合だった。
新チームのメンバーはアップを終えていた。
因みに1年生で入っているのはGKの山口雄也とDFの武太朗、友沢海斗、MFは横山大希、トップ下に朝暉、ワントップに正和だった。

キャメロン「正和、朝暉、武太朗は試合に出続けてるからキツイ、皆もいつも以上に集中する事、1失点迄はどうにかなるが正和と朝暉に3点は求めにくい、取り敢えず目標は1失点以内な」

そして新チームを作って初めての試合が始まった。




■筆者メッセージ
今日は更新出来ました!
もう1話更新して京都選抜の試合を終えたい!
後正和のプレースタイルと朝暉のプレースタイルが徐々に似てきてるような気がしますが一緒に練習してるからと納得していてください
VBP ( 2016/09/18(日) 19:47 )