天皇杯予選
大会後
俺達は大会後のつぎの日に学校に登校するとどこかのイケメン俳優が来たかと言わんばかりの完成を受ける。
しかし正和は無表情、朝暉はヘラヘラしていた。

彩「なんや、ニヤケへんのか」
正和「だって俺達がユニフォーム来たことによって出れなかった先輩達もいるんだぜ?その先輩の為にも全国は行かないかんかったやろ?」
美優紀「まぁね」
正和「でも全国大会を当たり前と思っちゃいけない。
決勝戦、もしかしたら俺達は負けてたのかも知れないしね」
朝暉「偶々運が良かっただけ?」
正和「そうだな、PKなんて正直運勝負だし外す可能性と止められる可能性を考えたらキッカーめっちゃ不利じゃん?」
彩「確かに」
正和「だから当たり前とは思えない。」
武太朗「取り敢えず喜べよ!」
正和「いや、嬉しいのは嬉しい」
朝暉「いや、嬉しそうじゃない」
正和「そうか?」
キャメロン「正和、お前キャプテンの挨拶のあと挨拶してもらうから考えとけよ」
正和「何で今言いますの?」
キャメロン「いやー忘れてた」
正和「分かりました。」

そして1限目は報告会となった。

キャプテン「応援に来てくださった皆さん、ありがとうございました。……」

など2分程で挨拶を終えると全国大会出場の立役者として挨拶をする。

正和「応援ありがとうございました全国大会に出れるのは初だと聞いてます。
こんなに良い先輩達とサッカーが出来る事を嬉しく思っています。
そして全国大会に出れることを誇りに思い、出るからには全国の1番上をめざして頑張りたいと思います。
これから天皇杯、ギャラクシー杯とあるので応援お願いします。」

パチパチと大きな拍手を受け1例する。
その後俺は一変した。
どこに行くにも人山をかき分けて行く。
食堂では静かにご飯も食べれず、トイレにまで付いてくる奴もいた。
女子は告白されまくっていた。
練習も沢山の見物人がいた。
正直迷惑だろう。
シュートを打つ事にワーキャー歓声が上がる。
今週末からギャラクシー杯が始まるため集中したい。
いきなりトーナメントだから負けられない。

正和「朝暉、集中出来るか?」
朝暉「正直応援してくれるのは嬉しいけど練習から五月蝿いと迷惑だよね」
彩「なに?どないしてん?」
正和「実は五月蝿いよなーと」
彩「やんな」
正和「Twit〇erで更新しようかなー結構フォロワー多いし」

その晩俺はTwit〇erを更新した。

NODA MASAKAZU

緊急!
実は今週末の大会のため応援して下さるのは嬉しいのですが出来るなら練習ではなく試合のみ応援して下さると嬉しいです。
みんな影の努力が好きなので(笑)

と更新するとめちゃくちゃコメントが返ってきた。

それを見ながら眠りについた。

VBP ( 2016/09/11(日) 14:32 )