AKBの執事兼スタッフ


















小説トップ
第6章 気ままに行こうか
30 storys 〜リフレッシュ〜
 玲奈さん達の仕事が終わったのは、結局4時を少し過ぎたころだった。 押しに押しまくった結果、終了予定時刻を大幅に過ぎてしまったのだ。 だが、一切嫌な顔をせず、淡々と仕事をこなす2人にプロ意識を感じた。
 都内のスタジオから高速を飛ばして30分。 夢の国に無事にアイドル2人と執事は到着した。
  「キャー! 玲奈ちゃん、何から乗る!?」
  「待ってよ珠理奈。 あ、晃汰も早く〜」
  「いや、あんたがたのポップコーン買ってるんですから・・・」
ハイテンションな姉さんに振り回される僕と玲奈さん。 幸い、親父の友人がディズニーのお偉いさんにいたので、そんなに待たずにアトラクションに乗れる。 これには、助かった。 おまけに、オフィシャルホテルの2部屋もサービスしてくれた。 もちろん、ディナーと朝食がついている。
  「スターツアーズ、新くなったの乗りたかったんだよー!」
あいりんさんとイチャチャしてる時と、同じくらいのハイテンションな玲奈さん。 あまりにも普段とかけ離れていたので、僕と姉さんは距離を置いて歩いていた。 
 ライブでの初めて公の場での自己紹介、密着取材と僕の顔が世間に知れ渡り始めている。 玲奈さんと姉さんは変装をしていたが、僕は丸っきりしていなかった。 慌てた僕は、すぐさまお土産屋に駆け込んでリトルグリーンメンのサングラスを買った。 すぐさまかけて2人に見せたら、写真を撮られてSKEのLINEのグループに載せられてしまった。 おまけに、姉さんはAKBのグループにも載せていた。 個人ならまだしも、流出事件だよ・・・
 まず最初に、玲奈さんの念願だった新しくなったスターツアーズに乗ることにした。 ファスト・パス専用の入り口からら入り、ファスト・パスよりも早く乗れてしまった。 周りのゲストにはバレないように紛れ込まなくてはならない為、お偉いさんの粋な計らいには感謝しまくりだ。
  「あ〜、ドキドキする」
僕は2人に挟まれる形で、スピーダーに乗り込んだ。 リニューアルされた今回は、3Dメガネをつけての搭乗となる。 
  「どんな感じなんだろうね〜?」
シートベルトの確認をし、スタッフが最後の点検をする。 両手をアームレストに半分だけ置く。 その時2人の手と当たって、半分よりもレストに置く面積をさらに小さくした。 だが、右手を玲奈さん、左手を姉さんに握られてしまった。 2人の顔を見たが、メガネをしていてもわかるくらい笑っていた。僕は乗っている始終、違う意味でドキドキさせられてしまった。
  「次、何乗る?」
疲れを全く見せない2人。 この2人がSKEのWエースだということを、嫌というほど体感させられたTDLだった。 疲れた〜・・・

Zodiac ( 2013/08/20(火) 19:35 )