8章
10
その後何度も理佐を絶頂へと導き、お互い体力の限界が見えてきた。
理佐の愛液でベタベタになったゴムを外し、ベットに並んで寝転び、息を整える。

「理佐ってこんなエロかったんだ」

「色んな子とえっちしてる裕樹に言われたくない」

「はー?」

「何よ?」

仰向けで顔だけ横を向き話をする俺たち。
いつもの調子を取り戻した理佐と、目が合う。
それと同時にお互い吹き出した。

「ねぇ……私きっと、皆んなの前だと素直になれないと思う。でも……嫌いにならないでね?」

「なんねーよ。理佐がそういう性格だってわかってるし」

変な心配をする奴だ。
理佐と初めて話したあの日から、理佐の性格はわかっているつもりだ。
むしろそんな事で嫌いになれるものか。

「……ありがと。裕樹の事好きになって良かった」

裸のまま俺に抱き着く理佐。
体温がしっかりと伝わってくる。
この季節の上に、先ほどまでの激しい行為でお互い汗だくだ。

「てか、本当に毎日こっちで寝るのか?」

「だってうちの家族、今日から旅行に行っちゃったんだもん」

「あー、そういう事ね」

「……毎日えっちできるよ?」

「うるせぇ変態」

「何よ、本当はしたいくせに」

そう言って俺の萎えたモノを扱き始める理佐。
あっという間に硬くなり上を向く。

「おいっ」

「そういえば裕樹、まだ出してないもんね。次は私の番」

絶妙な力加減で上下に擦りあげられる。
もう片方の手は俺の乳首を弄っている。

「くっ……理佐……」

「ふふっ、可愛い声。いじめたくなっちゃう」

俺の上に身体を乗せ、舌を使い反対側の乳首まで刺激してくる。
今までに無い感覚。
女の子にここまで責められるなんて思わなかった。
理佐のSっ気が存分に発揮されている。

お腹の辺りに感じる柔らかな感触と、敏感な部分への刺激。そして時折俺の顔を上目遣いで見る理佐表情。
その全てが俺を興奮させる。

「理佐、やばいっ」

「いいよイッて。ほら、私に責められていっぱい出して?ビューって精子出して?」

理佐の発する卑猥な言葉が耳に入る。
その瞬間、一気に射精感が込み上げてきた。

「理佐、出るっ」

「ダメ」

ギュッと握られる俺のモノ。
ピタリと止んだ全身への愛撫。
俺が理佐にしたように、理佐もまた俺に寸止めをした。

「くうっ……」

「イキたい?ねぇ、イキたい?」

「イキたいっ」

「じゃあ……こっちでイッて……?」

自ら仰向けになり両足を開く理佐。
しっかりと濡れている秘部を自らの指で開いてみせる。
とんだ変態だ。
普段クールでツンツンしている理佐も、蓋を開ければ淫乱な女の子。
そんなギャップに興奮しないわけがない。
俺は急いで新しいゴムを装着し、理佐の中へ。
夢中で腰を振った。

「ああっ、あんっ、裕樹イッて?私でイッて?」

「理佐、出るっ」

「私もイクっ」

理佐の奥深くで欲望を吐き出す。
一滴残らず搾り取るように理佐の膣が収縮している。
ドッと疲労感が押し寄せてくる。
動けない。
繋がったまま俺たちは抱き合った。

「はあっ……はあっ……裕樹、いっそ私にしちゃえば?裕樹になら尽くしてあげるよ?」

「……考えとく」

「ふふっ。冗談だよ。でも絶対私が良いって思わせてやるんだから」

不敵に笑う理佐。
そっと俺の唇にキスをした。




イヴ ( 2018/07/30(月) 12:42 )