第一章
{驚愕}
「あの、私が呼んだとは…?」

「あぁそうそうすまないね。いきなり呼び出して。」

「いえ、それはいいんですが…」

「ま、中に入れば呼んだ理由も分かるさ。入りたまえ。」

理事長室そんな簡単に入って良いのだろうか?
どうしても入らなきゃ駄目か?
面倒くさそうな匂いがプンプンするんだが…

「失礼しま〜す。」

「…失礼します。」

躊躇なく入っていく大我につられて入ってしまったが…
中には俺達と理事長、そして…どっかで見たような男性が一人。

「…っ!」

「そこの椅子に座ってくれ。」

言われたとおりに椅子に座る俺達。
大我は目の前の男性を何か知ってるようだが…

「彼らが?」

「あぁ、そうだ。」

俺達に分かるように話して貰いたいんだが?
見たところ理事長と男性は仲が良さそうだな…

「あの…それでお、自分たちは…?」

「そんなにかしこまらなくて良いさ。そうだね、先ずは自己紹介をしようか。」

そう言って優しく声をかけてきた男性は…

「私は秋元康。芸能プロデューサーをしている。」

「やっぱり…」

秋元…康…?
ここから俺達の日常は崩れさっていく…

■筆者メッセージ
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呂虎 ( 2014/06/29(日) 11:57 )