末永桜花
08
和也は自分の胸に顔を埋めてきた末永を優しく抱きしめると顔を上げさせて荒々しく唇を奪った。

「んっ‥和也‥さん‥レロッ‥チュルッ‥あっ‥」

和也は夢中で舌を絡める末永の背中に回した手で衣装のファスナーを下げ、ゆっくりと脱がせた。早着替えに対応しているので、あっという間に衣装は足元に落ちた。

「きゃっ!ちょっと和也さん!」

「ん?どうした?」

「衣装が‥んんっ!」

末永の言葉を遮り唇を再び奪うと和也は小ぶりな胸をやんわりと揉み始める。

「んっ‥和也さん‥レロッ‥んっ‥やだ‥私、胸が小さいから‥恥ずかしいです‥」

「それも末永の可愛いところじゃないか」

「そんな‥きゃっ!」

和也は突然、末永をベッドに押し倒すと両脚を大きく広げた。末永の股間から内腿は愛液で濡れて光っている。

「和也さん!やめて下さい!そんなに見ないで下さい!」

「意外と毛深いんだな(笑)」

「やだやだ!そんなこと言わないで!」

口では拒絶しつつも末永の股間に次から次へと愛液が溢れてくるのを和也は見逃さなかった。

「そんなこと言って‥これは何だ?」

和也はいきなり末永の膣内に指を入れてGスポットを抉るように動かす。

「ひいいいいいいっ!それダメええええええ!」

「ほらほら気持ちいいんだろ?」

「気持ちいいけどダメなんですうう!イッちゃいますうう!」

「イッていいぞ」

「ああああっ!嫌です!和也さんのおち〇ぽでイカせてほしいです!」

「これが欲しいのか?」

和也はペニスを末永の口元へ持って行く。

「はああ‥ハムっ‥これです‥ジュルッ‥レロッ‥」

躊躇なく末永はペニスを咥える。

「ジュルッ‥お願いします‥入れて下さい‥」

「そんなに欲しかったら自分で入れてみろ」

そう言うと和也はコンドームを着け直して仰向けになった。

「え‥自分で‥ですか?」

「そうだ。できなければもう帰るぞ」

「それは嫌です‥分かりました‥」

おどおどしながら末永は和也に跨る。そしてペニスを掴み自分の膣口に合わせた。

「あっ‥和也さん‥入れま‥あああああっ!」

末永が話し終わる前に和也は腰を上げてペニスを一気に挿入した。そして下から突き上げる。

「あっ!あっ!和也さん!そんな‥すごいです!奥に当たってます!」

「末永の中も締め付けが凄くて気持ちいいぞ」

「んっ‥あっ‥和也さん‥イッちゃいそうです!」

「もうイクのか?」

「ごめんなさい!あっあっ‥イク!イクイクうううう!」

初めての騎乗位で末永は瞬く間に絶頂に達した。

「おいおい、俺はまだイッてないぞ」

「はぁはぁ‥ごめんなさい‥って‥あっあっあっあっ!和也さん!私イッたばかりです!」

絶頂に達したばかりの末永に構わず和也は下から抽挿を再開する。

「さっきより締め付けが強くて気持ちいいぞ!」

「あっ!あっ!あっ!和也さん!すごい!すごい!」

「末永!末永の中もすごいぞ!」

「和也さん!今度は一緒にイキたいです!」

「いいぞ、一緒にイクぞ」

「あああ、ありがとうございます!あっあっ‥イクイク‥」

「ああっ‥末永!出すぞ!」

「はあああっ!私もイキます!イッちゃううう!」

2人は同時に絶頂を迎えた。コンドームを突き破らんばかりの射精に和也は腰を震わせて余韻に浸っている。一方の末永はコンドーム越しに感じる精液の温かさを膣内に感じながら絶頂の余韻に浸っていた。

「和也さん‥あったかいです‥」

「末永の中も締め付けてきて気持ちよかったぞ」

騎乗位で繋がったまま2人は抱き合い唇を重ねた。ふと和也が腕時計を見る。

「ヤバい‥もうこんな時間か‥」

時計の針は既に15時を過ぎている。

「末永、もう帰るぞ」

「え?あっ‥公演‥」

「そうだ。シャワー浴びて支度しよう」

「はい‥」

何か言いたげな末永だったが言葉を飲み込み、和也から降りると浴室へ向かった。
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■筆者メッセージ
仕事が落ち着いたので再開します。
オレンジ ( 2021/09/05(日) 09:13 )