06
「ああああっ‥入ってきた‥」
竹内の膣内を和也のペニスが押し広げながら入っていく。
「おお‥竹内の中‥絡みついてくるみたいだ‥」
生で挿入したため、膣内の感触がペニスへダイレクトに伝わってくる。
「和也さん‥あの‥」
挿入後、なかなか動いてくれない和也に焦れた竹内が切なそうな顔で振り返り、腰をモジモジと動かす。
「あ、ああ‥」
膣内の感触に恍惚としていた和也は我に返り腰を動かす。
「あっ!あっ!いい!気持ちいいです!」
「俺も‥気持ちいい‥!」
竹内とのセックスに最初は気が進まなかった和也だが、徐々に快感に流され、いつの間にか竹内の腰を強く掴み激しく腰を動かしていた。
「あっ!あっ!和也さんすごい!すごいですううう!」
「ああっ‥竹内の中もすごいぞ!まるで吸い付いてくるみたいだ!」
「やだ!そんな恥ずかしいこと言わないで下さい!あっ!あっ!ダメ!イキそうです!」
「んっ!んっ!俺もイキそうだ‥!」
「和也さん!一緒に!一緒にイッて下さい!」
「よし、一緒にイクぞ!」
猛然と腰を動かす和也。そしてついに‥
「ああああっ!イクイク!イッちゃううう!」
竹内が体を大きく震わせて達した。
「俺も‥イクぞ!」
間髪入れず和也も絶頂に達する。
「ああっ‥熱いのが中に出てます‥」
和也は遠慮なく竹内の中に射精した。古畑とのセックスで出し尽くしたと思っていたが思いのほか出たみたいで、2人の結合部からは精液が漏れ出ていた。
「ハァハァ‥和也さん‥」
竹内が自らペニスを抜き、和也の前に跪いた。
「んちゅ‥綺麗にしますね‥レロッレロッ‥ジュルッ‥」
「おお‥竹内‥」
竹内の艶かしい舌使いに声が漏れたが長くは続かなかった。
「はい、おしまいです」
「あ、ああ、ありがとう‥」
「ふふっ‥どうしたんですか?」
「いや別に‥」
「奈和さんが待ってますから、これ以上はダメですよ」
「そ、そうだな‥」
「続きはまた今度‥」
「えっ?」
「いや、何でもないです‥」
2人の間に微妙な空気が流れた。
「出ましょう‥」
そう言いながら浴室を出る竹内の言葉に促され、和也も浴室を出た。
2人がベッドへ戻ると古畑は穏やかに眠っていた。
「奈和さん、帰るから起きてシャワーを浴びて下さい!」
「ん‥んん‥寝ちゃってた‥」
古畑は全裸でノロノロと起きると浴室へと向かった。
「良かった‥奈和さん気付いてないみたいですね」
「そうだな‥」
安堵する2人だったが浴室の古畑は‥
「さきぽんってば‥自分から誘ってセックスしちゃうなんて‥クスッ」
2人の情事に気付いていたのだ。
「それにしても、さきぽんはフェラが得意なのかな?和也さん気持ち良さそうだったなぁ‥あっ、そうだ!」
シャワーを浴びながら古畑は何かを企んでいた。