「うーんスカートが長くてちょっと暗いな」

　スマホのカメラ位置を調節するも、太ももが映るだけで薄暗く絵梨花のパンツははっきりと確認出来なかった。絵梨花のスカートは今どきの女子高生が履く短い スカートではなく、スネまで届きそうな程長かった。

「なんでわざわざ盗撮みたいなことするのよ。おにいちゃんならいくちゃんのパンツ見せてあげるのに」

　お尻をふりふりしながら身体を揺らす絵梨花 。まだまだ男心を理解出来ていない様だ。

「普段出来ないからするんだよ。 欲望を満たしてるってわけ」

「全く......どこまで変態なんだか？」

　壁の方を向いて立ってる為に絵梨花の表情は分からないが、きっと呆れているだろう。スカートを覗いていたスマホを抜き、設定を確かめる。ライトを点灯すると再び絵梨花のスカートの中に入れた。
　インカメになっている為、画面を確認するとさっきはボヤッとしか映っていなかった絵梨花のパンツが鮮明に映った。ブラジャーと同じ白のパンツだ。だが清潔さを残しながら女子高生なりに少しオシャレなデザインをしている。

「お、映ったよ。可愛いの履いてるね」

「......うん。ありがと」

　恥ずかしそうに答えた絵梨花。パンツと共にプリッと形の良いお尻も確認できる。
シャッターを２、３回鳴らすと今度は動画を回した。左手でスマホを持ち、空いた右手で絵梨花の太ももを撫で始める。

　すべすべで柔らかい絵梨花の太もも。先程揉み尽くした絵梨花のおっぱいを思い出させる。そのまま上へ上へと手を滑らせ、お尻へとたどり着く。絵梨花も緊張しているのか、ピクピクと身体が反応している。

「絵梨花って痴漢されたことある？」

「え〜......多分無いかな？」

　歯切れの悪い発言が引っ掛かった。

「多分って？」

「電車に乗るとね。いっつも座ってるから大丈夫なんだけど、たまーにどうしても座れなくて立ったままの時もあるの。で、運悪く満員電車になっちゃったりして」

「ああ。その時に触られたりしたってことね。触ったやつ最低だね」

　よくある話だと思ったが、絵梨花が痴漢にあっているのならば怒りが湧いてきた。仲間達を総動員して捕まえたいところだ。

「 でも分かんないだよねぇ。だって満員電車ならぎゅうぎゅうなわけだから身体が押し付けられるのも仕方ないじゃん？　満員になるたびに確かにお尻に手みたいなの当たってるなぁって思うけど、痴漢なのかは分かんない」

「それって毎回？」

「満員電車になると毎回かな。お尻のあたりがムニュって」

　絵梨花は手でお尻を抑える仕草をする。おそらく満員電車を利用した確信犯だろう。同じ人間かは分からないが絵梨花が近くに居てチャンスと思ったに違いない。
　よくも絵梨花の未成熟な尻を。嫉妬に湧いた欲望はいつの間にか絵梨花のお尻を撫で回していた。

「絵梨花、もし電車に座れなかったらすぐ降りて。その代わり俺が送って行ってあげるから」

「んっ大丈夫だよ。 そんな危ない目に合わないってば」

「ダメっ。絵梨花が痴漢されるなんて俺が耐えられないから 。絶対ね、約束して」

「も〜結局おにいちゃんの束縛の為じゃーん。しょうがないなぁ」

　 絵梨花の為、いやもはや自分の為。絵梨花の身体を取られるのが嫌だった。絵梨花の返答に安心したのか、目の前にあるお尻がとても愛おしく思えた。スカートをめくり、パンツに包まれたお尻を露出させると割れ目に顔を埋めた。