06
祐樹は質問を投げかけた筈だが、その解答を待たずして身体を弄り始めた。
「ひゃっ......先生っ......」
「さとも俺のものになってほしいな」
「......は、はい。でもおっぱい無いですけど大丈夫ですか......?」
「おっぱいは揉めば大きくなるからね」
そういうと祐樹は怜音の腹辺りを弄っていた手を胸に這わせ始めた。正面を向かせ、僅かな膨らみを確認すると両手で優しく包む様に揉み始める。
「んんっ......」
「確かにまだBカップくらいかな。でもちゃんと脂肪が集まってるからこうやって刺激を与えれば大きくなるよ」
「......本当ですか? んっ......」
「うん。怜音は細いから中々おっぱいに栄養が行かないのかもね。だからちゃんとご飯沢山食べて栄養を蓄えないと」
「......分かりました」
「直接見たいから、ボタン外して」
「うぅ......恥ずかしいです」
初めて胸を揉まれ、意識がクラクラする様な感覚に陥った。祐樹に言われた通り、ボタンを一つずつ外していく。
祐樹は学校一優しい教師と言われているが、学校一変態な教師でもある。その影響かクラスメイトは次々に処女を喪失している。
ワイシャツのボタンを外し下着に包まれている胸をはだけさせた。途端に祐樹の視線がやらしいものに感じ思わず手で隠す。
「スポブラ着けてるんだ」
「はい、さとおっぱい小さいから収まっちゃうんです」
中学の頃から高校生になっても大人用のブラジャーは買ってもらえなかった。実際胸のサイズは身長と共に成長しなかったからだ。それは自分のコンプレックスとなっていた
「先生は萌夏とか怜ちゃんのおっきなおっぱいが好きだと思うので、自信なくて......」
「そんなことないよ。さとはとってもかわいいじゃん。真面目なところも好きだし、何か困ってることがあったら助けてあげたいって思うよ」
祐樹は怜音の頭を再び撫で始める。
「えへへ、嬉しいです......さとが学校を楽しいって思えるのは先生のおかげです。先生はさとをいっぱい褒めてくれるので」
頭を撫でていた手は頬へと移った。
「さとも俺を信頼してくれてありがとね。そろそろファーストキス貰うよ」
「はい.....」
先ほどの緊張は祐樹の優しい笑顔により解れていた。祐樹にゆっくりながら強引に抱き寄せられると、流れに身を任せる様に目を瞑った。