13
床から立ち上がり再び机に座る。口に溜まった精子は決して飲みやすくは無かった。祐樹の欲望はとても熱い。しかし自分の身体は祐樹の精子をゆっくり飲み込んだ。
「ふう......」
「飲み込んだ?」
「うん。中々の量やった。ヨガにも舐めさせてるんか?」
「杏奈は相変わらず練習中だけどね。俺が頭抑えてサポートしてあげるの」
あの不器用で恥ずかしがり屋の杏奈が彼女としての役割が果たせているのか心配していた。祐樹の話を聞く限り全身祐樹の色に染められているようだ。
「じゃあ由依。今度はこれ飲んで」
そう言いながら祐樹がポケットが取り出したのは丸い飴のようなものだった。それを手のひらに渡され、親指と人差し指で掴み電気にかざすように見る。大きさを例えるなら今流行りのタピオカが連想される。白く濁っていた。
「これがヨガが作った避妊薬やな」
「そう、朝に飲めばその日1日は大丈夫。しかも効果覿面」
祐樹は垂れた肉棒を晒しながら近づいてきた。そして足を開かせると、肉棒を掴み膣に押し付けた。
「ちょっとまだ飲んでへんて」
あっという間に硬度が回復した男性器はどんどん膣を開いていく。
「早く飲まないと妊娠しちゃうよ」
「もう、せっかちやわ」
白く濁った粒を口に入れる。水分無しでは入っていかないと思ったが意外にも喉を通っていった。これも杏奈の技術なのだろうか。
「んんっ……入ってる」
飲み込んだと同時に生暖かい祐樹の男性器がズブズブと入ってきた。亀頭が全て入り半分くらいまで入ると祐樹は腰を振った。
「由依のあったかいね。寝ても良いよ」
「しばらくこのままがええ……ああっ」
「また可愛い声が出てる」
「うるさい……でも声我慢出来ひん……ああっああっ」
しばらく男性器が自分の中に入っていく光景を見ていた。もう自分は祐樹の虜だ。身体だけの関係。不貞行為と分かっていてもこれからも続いていたい。由依はゆっくりと身体を後ろに倒し全身でエクスタシーを味わった。