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奈々の真っ白なパンツは大きなシミを作っていた。奈々はテーブルの上でいわゆる『M字開脚』をし、女性器をパンツの上から弄っている。右手の中指と薬指で性器を弄る度に身体をビクっと反応させる。
「んっ……んっ」
見られているだけで何もされていないのに、いつもより気持ちいいのは何故だろう。視線が刺激的に感じていた。こんな卑猥な姿まで見られたんだ。裸を見られたも同然。もう遠慮する事は無い。
奈々はゆっくりとパンツの中に手を入れた。
「おまんこぐちょぐちょに濡れてる……」
クチュクチュと卑猥な音が耳から入り全身を震わせる。その音に祐樹の性器は固さを増していった。我慢出来ない。祐樹は奈々のパンツに手を伸ばした。
「ひゃっ、先生っ」
抵抗される前にスルスルと奈々のパンツを脱がす。祐樹の心臓の鼓動が最高潮に達していた。奈々は思わず手で性器を隠した。だが祐樹がそれを許さない。
「隠しちゃダメでしょ? ちゃんと見せなさい」
「うぅ先生のバカ……優しくして」
「そんなこと言って乱暴にされるの好きなくせに」
口を噤んだ奈々。もっと自分の卑猥な部分を見てほしいのはバレてるようだ。手で隠している女性器も、見てもらいたくてたまらなかった。
ゆっくりと奈々は手を避ける。そこにはぐっしょりと濡れている奈々の女性器が現れた。ぷっくりとしている割れ目からは愛液がトロトロと流れ出ている。『未成熟』奈々もその言葉がピッタリだった。
「こんな姿、他の人に見せちゃダメだよ?」
「……うん、先生だけ」
祐樹の理性の
箍なんてとっくに外れていた。今の奈々は自分だけのもの。好きな様に出来る。
頭は沸騰した様に熱く、性欲は抑えきれなかった。
「さっ、もっと弄ってごらん」
「うん」
奈々の華奢な中指と薬指がズブズブと膣の中に呑み込まれている。第二関節が沈んだあたりで奈々は膣をかき回した。
「あっ……せんせっ、奈々のおまんこもっと見て……!」
速い速度でクチュクチュという音が響き渡る。こっちが命令しなくても奈々は自ら卑猥な言葉を言ってくれるようだ。この子は相当な変態で痴女かもしれない。次はどんなことをさせようか?真面目な生徒のこれ以上乱れた姿を祐樹は求めた。
「激しく動かして、もの足りないよ」
祐樹はわざと冷たく言い放つ。その顔をじっと見ていた奈々はコクンと頷く。
「急かさないでよぉ」
そう言いながらも、指のピストン運動は一段と速くなった。未成熟な性器が乱暴に突かれている。祐樹はズボンの上から固くなったモノを触らずにはいられなかった。
「あっ、あっ、いきそっ……! いっちゃいそう……! んんっ……!
奈々は今にも果てそうだった。いつもより何倍も高揚感があった自慰が終わってしまうのが寂しい。見られているのがこんなに気持ちいいなんて。もういつもの自慰では物足りなくなってしまうかもしれない。
薄目を開け、自分の卑猥な姿を凝視している教師を確認した。教師と生徒の禁断とされている行為。普段は真面目な自分が禁断の行為をしている。
「あっ……! あっ……! ひゃんんんっ……!」
奈々はビクンと大きく身体を反応させ、衝撃に耐える様に縮こまった。膣がギュっと締まる。数秒感身体をビクビクさせた後、その衝撃が徐々に和らいでいくと共に、奈々はゆっくりと足を下ろした。
「ふぅ、おつかれさまです。奈々さん」
ぼーっとしている頭に微かに祐樹の声が入ってくる。
どうやら自分は優しく頭を撫でられているようだ。絶頂に達した後の余韻も今までとは違った。祐樹が居てくれたからだろう。
「んっ……つかれた」
「あれだけ激しくやっちゃうとね」
「先生が命令したんじゃんか、もう」
トロンとしていた目は次第にいつもの鋭さを取り戻していた。祐樹は奈々の頭を撫でながら外の景色を確認した。ゲリラ豪雨も止み、少しだけ明るくなっていた。
「もう雨も大丈夫ですし、帰りましょうか」
頭から手を離す。途端に寂しさが奈々に押し寄せた。
「……ねぇ、あのさ!」
「ん? どうしましたか?」
奈々は心臓がバクバクと動き始める。もしこんな事を頼めるのは祐樹だけだろう。このチャンスを逃したらまた悶々とする日々を過ごすかもしれない。唇をくっと噛んだ。
「……先生のさ、おちんちん見たい」
奈々の膣が再びヒクっと感じ始めた。