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第4章
第9話

理佐「…遅い。」


家に帰り部屋に入るや否や、現れた理佐。


理央「ゴメン。…はい、これ食べて。」
理佐「ケーキ?」
理央「マーブルの。」
理佐「…ありがと。でも、こんなんでゴマかされないから。」
理央「…やっぱり?取りあえず風呂入るから、それ食べて待ってて。」
理佐「うん。…戻ったら話聞くから。」
理央「分かった。」


俺は制服を脱いで部屋着に着替え、風呂に向かった。



理佐side


理央が部屋を出ると、脱いだ制服に近づく。


理佐「…愛佳の匂い。」


帰ってきた時間と、理央の様子を見るに間違いなくエッチしているはず。


理佐「…最近私とはしてくれないのに…。」


そう、最近の理央は抱きしめてくれたりキスはしてくれるが、それ以上の事はしてくれない。


理佐「…倦怠期ってこういう事?」


理央のベッドに倒れ込む。
布団からは理央の匂いがする。


理佐「…理央…。」


普段はこんな気持ちにはならないのに、今日は何だかムズムズする。

私は自分の胸を弄る。

理佐「んっ…、」

ブラの中に手を入れ乳首を刺激すると、


理佐「あんっ…なんか止まらない…んっ、」


気持ちが昂ぶってきて、ついにショーツの中に手を入れ、秘部に触れる。


理佐「はぁ…あっ…ん、はぁ…」


理央との行為を想像し、指の動きが激しくなっていく。


理佐「あっ…あっ…ダメ…イキそう…、」


もうすぐ絶頂を迎える、その時




理央「ふう、さっぱりした…って理佐?」
理佐「…ああっ!?」


理央と目が合った瞬間にイッてしまった。


理佐「………。」


息が整い、恥ずかしくて下を向いていると、ドアのところで立ち尽くしていた理央が私の隣に座った。


理央side


部屋に戻って目にしたのは、理佐の自慰行為。しかもイク瞬間だった。


理佐は顔を真っ赤にして俯いている。
俺は隣に座り、理佐の肩を抱き寄せた。


理央「…ゴメン。」
理佐「…どうして理央が謝るの?」
理央「…何となく俺のせいかなって。」
理佐「…そうだよ、理央のせい。最近構ってくれないんだもん。」
理央「一緒に寝てるだろ?」
理佐「寝るだけで何もしないし。」
理央「キスはしてるし。」
理佐「他の子とはもっとしてるでしょ?」
理央「下に親いるし。」
理佐「…大丈夫だよ、リフォームで前より防音になったから。」


これは絶対折れないパターンだ。


もう2回出したから出来れば今日はゆっくり寝たいけど、許されない雰囲気。


そして、一度イッてしまった理佐の目はトロンとして、艶めかしい。


俺はいわゆる顎クイをし、理佐とキスを交わす。
すると、すぐに理佐の舌が俺の口の中に侵入し、俺の舌と絡み合う。


そのまま押し倒され、理佐は自分から服を脱ぎ、俺の服も下だけ脱がされた。


理佐「…愛佳とエッチな事してきたおチンチン、お仕置きしなきゃ。」
理央「…くっ、そんな激しく。」


理佐は口と手で俺のモノを激しく扱く。


理佐「んっ、大っきくなった…。」


刺激でいきり勃ったモノにゴムを着けると、スグに跨り腰を下ろす理佐。


理佐「んっ…あっ…久しぶりだから、凄く感じ…ちゃう…、」


俺の胸に手を当て、激しく腰を上下させ始める。


理央「うっ…ちょっと…激しすぎないか…。」
理佐「…はぁ…あっ…もう…んっ…我慢出来なかった…ん…だもん…あんっ、」


理佐に襲われるようなセックス。
休む事なく動く彼女の腰と程よく締め付ける膣に、あっという間に射精感が高まってきた。


理央「はぁ…はぁ…理佐…もうイク…、」
理佐「んっ…イイよ…あっ…私のアソコで…イッて…んんっ、」
理央「…あっ!?」
理佐「…あんっ!?」


本日3度目の射精にも関わらず、ドクドクと脈を打ちながらゴムの中に吐き出した。


俺の胸の上で、息を切らす理佐の頭を撫でながら、


理央「…襲われちゃった、理佐に。」
理佐「…もう。…ね、今日は一緒に寝てくれるんだよね?」
理央「ああ、約束だし。…理佐、抜いてもいい?」
理佐「…イヤ。今日は繋がったまま寝たい。」
理央「本気?俺、このままは気持ち悪いからちょっと。」
理佐「…じゃあ、ゴム外して入れて。」
理央「…それはダメ。生では絶対入れない。間違いがあったら困るし、無責任な事はしたくない。」
理佐「…じゃあ新しいゴムに取り替えて。」
理央「…分かった。」


この日俺達は繋がったまま眠りについた。



■筆者メッセージ
今回は理佐さんです。
こんな事あるかなぁ〜。
普通ないですよね、きっと。

どうもhinataです。

もはや妄想の暴走ですね。
でもここのサイトでは一定の要望もあるようだし、引き続きちょくちょく入れていきますので、お付き合い下さい。

ではまた。
hinata ( 2018/02/08(木) 21:36 )