すずもんの場合特別編(修学旅行編)
修学旅行最後の夜。
さすがに疲れが溜まっていた俺は早めにベッドに入っていた。
毎晩の行為も込みで。
すでに澤部センセの見回りは終わったので、
理央「今日はゆっくり寝られそうだな。」
俺はすぐに夢の世界に堕ちていった。
コンコン、コンコン、
何だかドアをノックする音が聞こえる気がする。
寝ぼけ眼で起き上がり、入口に歩いて行く。
ドアの覗き穴から廊下を見ると、
理央「…美愉?」
美愉の姿が見えた。
直ぐにドアを開けると、
美愉「…寝てたよね?ゴメンなさい。」
理央「ん、ああ、まあ。取りあえず入んな。」
美愉「…う、うん。」
招き入れてドアを閉めると、俺に抱きつく彼女。
彼女の身体は冷んやりとしていた。
理央「…美愉、冷たい。いつからいたの?」
美愉「…15分くらい、かな。」
理央「…ゴメンな、気付かなくて。」
美愉「…ううん、勝手に来たし。諦められなくて何回もノックして起こしちゃってゴメン。」
そういう彼女を暖める様に背中に手を回す。
美愉「…ふふ、やっぱり優しい。」
理央「なあ、暖まるのに布団に入ろう?」
美愉「…あ、うん。」
彼女の手を引き、先にベッドに入ると続いて入って来て俺の胸に身体を寄せる。
美愉「…暖かい。」
理央「美愉が冷たいの。そんなに待ってて先生に見つからなかったんだな。」
美愉「…うん。ここのホテルのドアって壁よりへこんでるから、物音したらドアに背中つけて隠れてた。」
理央「はは、でも隠れられないんじゃない?」
美愉「…何で?」
理央「…美愉の胸はあの幅じゃ隠しきれないと思う。」
そう言うと頬を膨らませた美愉。
美愉「…理央のエッチ。」
理央「ホントの事だし。…て言うか、美愉。」
美愉「…ん?」
理央「ブラしてないの?」
そう言うと今度は顔が真っ赤になった。
美愉「…う、うん。寝る時はいつもしないから…。」
理央「どおりで。そんなにくっつかれたら感触がめっちゃ伝わるんだけど。」
そう言うと、腕に力を込めて一段と密着してくる彼女。
美愉「…毎晩誰かが来てたんでしょ?理央の部屋。」
理央「…知ってた?」
美愉「…うん。みんな嘘付けない子ばっかりだし。朝の様子見たら大体バレる。」
理央「…そうですか。で、このまま寝ちゃいますか?」
そう言うと、小さく首を横に振った美愉。
美愉「…その、私も最近…してないから、」
理央「…それはそうだけど。」
美愉「…理央はしたくない?私に興味ない?」
悲しそうな目を向ける彼女。
俺は少し強めに抱きしめて、
理央「…そんな事ないよ。一応我慢してたんだけど。…いい?」
美愉「(コクン)」
俺が顔を近づけると目を閉じ、キスを受け入れる。
すぐに舌が絡み合い、唾液の混じり合う音だけが静かな部屋で聞こえる。
彼女のカラダを弄りながら、パジャマの中に手を入れ背中を指でなぞる。
美愉「んん〜、やぁ…、」
唇を離すと、カラダをよじりながら艶のある声を出す彼女。
そのまま脇腹や脇を指で僅かに触れていると、
美愉「…ん、あ、理央…に触れられるだけで、凄く感じちゃう。」
理央「…じゃあこっちも。」
彼女の豊満な胸を揉みしだく。
美愉「んっ、あっ、…なんか触り方イヤラシイ。」
理央「…美愉の所為だし。美愉のカラダがイヤラシイから興奮する。」
耳元で囁くとカラダがビクビクと反応する。
暫く両方の胸を揉みしだき、彼女の反応がより大きくなった頃、すっかり硬さを帯びた先端を指でグッと摘むと、
美愉「ああっ!?」
普段より大きな声を上げ、カラダがガクガクっと痙攣した。