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第8章
第4話
ホテルへと戻って来た俺達。


若林「それじゃあ各自部屋に戻ってー!明日は8時45分ロビー集合!そこから班毎の研修始めるから!くれぐれも異性の部屋に行く事ないように!はい、解散!」




部屋に入り、シャワーを浴びる。


明日の準備をして何だかんだで11時。
先生の見回り時間がそろそろのはず。


そう考えながらテレビを見ていると、部屋をノックする音が。


ドアを開けると、


澤部「この部屋は渡邉だったな。誰も来てないよな。」
理央「はい。」
澤部「くれぐれも女子の部屋に行ったりしないようにな!」
理央「はい。センセもご苦労様です。終わったら一杯やって休んで下さい。」
澤部「おう!って余計なお世話だ!」
理央「おやすみなさい。」
澤部「おやすみ!」


それから1時間。
俺はベッドの上でうとうとしていた。


すると、ドアをノックする音が聞こえる。
ベッドから起き上がりドアを開ける。


理央「…はい。」


そこには、


佑唯「…へへ、来ちゃった。」
由依「…もしかして寝てた?」
理央「…うん。…取りあえず入って…。」


2人を中に通し、ベッドに腰掛ける。
ゆいちゃんずも俺を挟んで座る。


2人の腕が俺の腕に巻き付き、肩に頭が乗る。


…ん?あれ?


理央「え、あ、ちょっと待って。どうしたの、2人とも。」
由依「…何言ってるの?今更。」
佑唯「そうだよ〜。あっさりと部屋に入れてくれたくせに。」
理央「…寝ぼけてた。大丈夫なの?見つかったら大変じゃない?」
由依「…さすがに先生が見回りしない時間まで待ったし。」
佑唯「…迷惑だった?」


目をウルウルさせて俺の顔を覗き込む2人。


理央「…その目はズルい。…まあ良いよ。」
佑唯「えへへ〜。」
由依「…ありがと。」


再び腕にギュッと抱きつく2人。


暫くそのままの体勢でいると、


由依「…ね、朝早く部屋に戻るからここで寝ても良いかな?」
理央「ええ?」
佑唯「ねえ、イイでしょ〜?」
理央「え〜?…本気で言ってる?」
「「うん。」」
理央「………。」


今度は目をキラキラさせて覗き込む。


理央「…じゃあもう寝よう?」
佑唯「やった!私、壁側〜。」
由依「…私、ベッドから落ちたらイヤだからくっ付いて寝るね?」
佑唯「ズル〜いゆいぽん。私も〜。」
理央「………。」


部屋の明かりを暗くしてベッドに潜り込むと、両腕はそれぞれ2人に拘束される。


これ絶対寝られないやつ…。


取りあえず目を閉じると、2人の良い匂いが余計に感じられて落ち着かない。


でも身動き出来ないし…。

どうしたものかと考えていると、右側にいる由依がモゾモゾと動く。


少し首を捻ってそちらを向くと、目の前に由依の顔。そしてすぐに唇に柔らかい感触。



由依「…ふふ。」
佑唯「あれ?何してるの?」
由依「…渡邉君にキスしちゃった。」
佑唯「あ〜ズルいぞゆいぽん。私もする〜。理央君こっち向いて。」


反対の佑唯の方へ顔を向けると佑唯の唇が俺の唇に重なる。


更に、佑唯の舌が俺の唇をこじ開けて侵入する。


由依「…ちょっと、ずーみん。激しくない?」


舌の絡み合う音が静かな部屋に響く。

少しして、唇が離れると


佑唯「ん、はぁ…。だって、こういう事するのスゴく久しぶりだし。…寂しかったんだからね?」
理央「佑唯…。」
由依「…今度は私。」


頬に両手を添えられ、由依と深く激しいキスを交わす。


これらの行為によって、俺の下半身に血液が集まっていく。


理央「…ん、ちょっとこれ以上は…。」


そう言うと、佑唯の手が俺の下半身を撫でる。


佑唯「…私はイイよ?」
由依「…このホテル、結構防音になってるみたいだし。」
理央「いや、でもさすがに…。」
佑唯「…こんなになってて、説得力ないぞ。」
由依「…ふふ、ホントだ。」
理央「…う、…あ、」


由依の手も俺のモノに触れる。


2人の顔が俺の両耳に近付き、


佑唯「…私もしたい。」
由依「…ガマンしないで?」


2人の囁く声に、俺の理性は崩壊した。


佑唯「あんっ、」
由依「んんっ、」


俺は腕を動かし、2人を抱き寄せるように腕を回して胸を揉み始める。


理央「…さすがに大きな声出したらバレるからね。ガマンしてよ?」


小さく頷く2人。
だからと言って弱い刺激だけで済ます訳もなく、俺は手を服の中に侵入させて直接胸に触る。


2人の胸の頂点を刺激すると、


由依「…んん、ん、」
佑唯「…はぁ、あ、」


艶のある声が漏れ始める。
それと同時に、2人の手も俺のモノを刺激し始めた。


俺は順番に2人の唇を貪り、


理央「…服、脱ごうか?」


頷く2人。
北海道の夜はまだ終わらない。


hinata ( 2018/08/26(日) 09:26 )