平手友梨奈
衣擦れ


「おい、なんだ?ボクはまだ勃起させていいなんて言ってないぜ」
「まったく、こんなペニスをおっ勃てるしか能がないオスと仲がいいなんてしれたら、不名誉だよ」
「いいか、気安く声なんて、かけてくれるなよ」

朝、登校途中の友梨奈を見かけて声をかけた。
けれど、彼女は僕の顔を一瞥すると、無視してサッサと行ってしまった。

「ふ、まさか一度キスされたくらいで、自分のモノにでもなったと思ったのか」
「あんなの、気まぐれさ……アソビ、だよ」
「キミはボクのオモチャなんだよ?精子を吐き出す、はしたない駄犬だ」
「いや、猿だったかな……?」
「ほら、マスカキザル、キミにあたらしいアソビを教えてやる」

そう言って僕に密着すると、友梨奈は膝下まであるスカートを、ふわっとまくりあげ、
ファサ……
と、僕のペニスの上に落とした。
そして……

「ほら、どうだ?スカートの布越しに、ペニスをしごかれるのは……」
「ふふ、こんなにクッキリと、だらしない勃起ペニスの形が浮かび上がってるじゃないか」
「スカートの生地が亀頭に擦れて……いつもとは違った刺激だろう?」
「どうだい?同級生の女子に、スカートでしごかれる感想は?」
「おい、腰を引くなよ。なんだ、膝が震えてるのか?」
「そんなに気持ちいいか、この変態クン」

しゅり、しゅりと、スカートの布ごしに淫靡な摩擦音が響く。
友梨奈のスカートにペニスを包まれ、それを両手で上から押さえつけられながら
しごかれている……
ザラザラとした布の感触が、直接亀頭に感じられて……
あまりの気持ちよさに、はあはあと、荒い息が止まらなくなってしまった。

「なんて顔だ、本当に下半身にしか、人格がないのかキミは……」
「ほら、もっとよく見ろよ。ボクのスカートに、キミの恥ずかしいシミがつく」
「ふふ、布越しに亀頭をさすってやるよ……」
「あはは、膝がガクガクじゃないか?ほら、頑張れ、頑張れ」

まるで靴でも磨くように、執拗に、スカート生地の上から亀頭をこする友梨奈。
内臓を鷲掴みにされたようだ……
ペニスの先端から溢れ出るカウパー液が、スカートに丸いシミとなって広がった。

「分かっただろ?キミはせんずりしか能がない、シコシコ猿なんだ」
「精子を吐き出すケダモノのくせに、ボクを所有しようだなんて思うなよ」
「キミは、ボクにいいようにペニスを蹂躙されて、お射精してればいいんだよ」
「おっと……まさか、ボクのスカートに精子を出す気じゃないだろうな?」

そう言うと、友梨奈はスカートをサッと引いて、
代わりにポケットからハンカチを取り出すと、ペニスをぎゅっとくるんだ。

「ほら、お射精していいよ……ご主人様に、忠誠を誓う射精だ」

薄いガーゼ生地越しに亀頭を擦り上げられ、ハンカチの中に、僕は射精した。
ドクドクとハンカチの中に精子を吐き出しながら、友梨奈の顔を見た。

「ふ、ちゃんとお射精できたな?……そのハンカチはもう、いらないよ。汚れてしまったからね」

言葉とは裏腹に、友梨奈の表情は優しかった。

薄暮 ( 2017/12/20(水) 12:40 )