選抜ステージ
約束の戦い
山本彩と朝長美桜がフィールドに現れた。

彩は対戦相手が誰か考え事をして歩いていて、朝長は普通に歩いていたのだが、例の放送で、走る羽目になった為、二人共息が荒くなっている。

しかし、体力のあるなしから彩が先に動いた。

「変身」

「変身」

彩がファイズに変身すると、慌てて朝長もナイトに変身した。

·「アドベント」

「未姫ちゃん。」

·「甘いで。・・・スタートアップ」

インペラーの契約モンスターの大群を召喚するも、アクセルフォームの高速移動で片付けられるのだった。

「なら、田名部さん」

「行くで。」

デッキに手を伸ばすナイトに対して、ファイズは制御端末に手を伸ばした。

·「アドベント」

·「バトルモード」

タイガの契約モンスターにファイズはオートバシンをぶつけたのだ。

左グリップであるファイズエッジを引き抜き、ナイトに飛びかかろうとしたファイズは足を止めた。

ナイトの掌中にサバイブ疾風が存在し、風が吹き荒れている為だ。

·「サバイブ。・・・ファイナルベント」

「まだ二台マシンならあるねん。」

そう言ってジェットスライガーを呼び出した。

二台のマシン同士の衝突でナイトは吹き飛ばされた。

ナイトが再び立ち上がったとき、ファイズはブラスターフォームになっていた。

「これで決まりや!」

カードを引くがその手とカードが召喚機に入ることはなかった。

「第十一位、仮面ライダーナイト。朝長美桜。」

変身解除し、無言で彩はフィールドを後にした。

■筆者メッセージ
予選のときに約束していた二人の戦い。
あと二組は想像つくと思いますが、お楽しみに。
Gonbe ( 2017/07/21(金) 15:36 )