強敵
ミラーワールドに突入した朝長美桜の目の前に岡田奈々が現れた。
「奈々ちゃん。」
「ラッスンゴレライ。変身」
あの真面目女、岡田奈々が古くてもギャグをやった時点でもうお気づきだろう。
黒い戦士、リュウガに変身した。
リュウガを銃弾が襲う。
「龍騎は赤。それに岡田奈々がギャグを言って変身するなんてあり得ないでしょう。」
「そうですね。変身。」
「同時に必殺技行くよ。」
「はい。」
『ファイナルベント』
所詮は敵の為、あっさりとリュウガは倒された。
〇
「選抜にまた入れなかったー。」
タイガを倒したのはアビスだった。
「次はあなたの番ですよ。ちゅりさん。」
「ばれてたか。みなるん。」
暗躍していたのは大場美奈だった。
そして、変身ライダーはアビスだった。
○
「あった。あれが敵の巣。コアミラー。」
本物の岡田奈々がコアミラーを発見したが、コアミラーからシャドームーンが誕生した。
「ライダー共、この私にひざまづけ!」
「アタラックライド、ブラスト!」
ディケイドが応戦したが、シャドームーンは圧倒的強さで龍騎ともども寄せ付けなかった。
『コッ、コッ、コ』
逆光で奈々と咲良からは変身者が判別できないソフト帽を被った男がUSBメモリ型のツールを取り出した。
「スカル・・・スカル、マキシマムドライブ。」
突如現れたスカルはシャドームーンのベルトを打ち抜き、消滅させた。
そして、終始無言のままバイクでその場から走り去った。
正確にいうと、バイクに乗ったスカル自身も消滅したのだった。
「二人とも、退いて。」
ナイトがサバイブファイナルベントで走ってきた。
コアミラーは破壊され、敵キャラがこれ以上増えることはなくなった。