case.3
08
「で、今日はたっぷり愛情を注ぎ込んでくれるんでしょ?」

「ああ。でも今日はちょっと違うんだ。これがあるからな」

「え?まさかそれローション?」

「男子連中のイタズラで貰ったものだったけど、今日は役立ちそうな気がしてさ」

「ふぅん、でも今日は乗ってあげようっと」


いつ貰ったのか覚えていないどころか、捨てたかも覚えていないものだったのだが、ふと思い出して探したら残っていた。そんな感じで見つけたローションだが、美奈とのセックスで使うなら何の問題もない。
少し手に垂らし、美奈の胸に塗りたくるようにして手を動かした。


「すごい、何、この感触」

「マジでぬるぬるしてるな」


背中、太ももと、美奈の全身にローションを塗っていく。テカテカになってきた美奈の身体は、いつも以上に扇情的だった。


「いっ、ひぃ、ちょっと、乳首そんなに弄んないでよぉ」

「これが弄らずにいられるか」

「やっ、ひぃっ、なんかぞくぞくしてきた・・・」


そういう動画は何回か見た。いざ自分がやる事になると、そのイメージを思い出して先に自分だけが興奮してしまう。
ローションを重ねて塗りたくった胸を揉むと、こっちの方が気持ちよくなってしまって更に揉みたくなる。俺は美奈を無心に責めた。


「あぁ、あんっ、やばい、気持ちいい・・・ぞくぞくする」

「揉んでる方も気持ちいいんだ」

「あぁぁダメぇ、乳首コリコリしないでぇ」

「コリコリだけでイキそうなのか?じゃ、これでどうだ」

「あっ!・・・・・・っ」


乳首を吸い、舐め回した。もう一方の乳首は“コリコリ”しているだけだ。美奈の胸は俺が揉んで開発したからこそ、ちゃんと責めて気持ちよくできるのだ。
ビクンビクンと震えてきたのを見計らって、俺は美奈を押し倒し、キスをした。


「なんか、変わったね、恵太」

「何が?」

「以前より、グイグイくる感じ」

「・・・頑張ってみよう、と」

「ぶっ、まさか恵さんの言葉、ずっと気にしてた・・・?」

「・・・ちょっとだけだ」

「うける・・・でも、ちょっとグイグイきてくれる恵太も悪くないよ」


その言葉で俺のスイッチが入った。美奈と舌を絡ませ、そして胸を全力で揉みしだいた。それがいいならそうしてやる。次第に手を美奈のパンツの中に入れ、ローションだらけの手で責めた。


「あふっ・・・ふぅ、んん」


俺の手は止まらない。美奈のパンツの中にローションを垂らし、まんこを弄ると、ぐちゃぐちゃと音がしてきた。


「やっ、あぁ、そんな動かさないでっ」

「・・・ダメなのかよ、これが好きなくせに」

「やめてよぉ、ほら、あっ、恥ずかしい音してるからっ!」

「お前が感じてるからだろ」

美奈のまんこに指を入れると、ローションではない、ぬるぬるした感触がした。ビクンビクンと体を震わせ、そのうち美奈は愛液を垂らした。
恍惚の表情で息を整える美奈の口に、俺はもう一度キスをした。


「今日は本気だからな」

壮流 ( 2020/02/26(水) 23:27 )