09
「あぁああがぁんでぇえ、い、い、イキ、イキすぎぃい」
「女とヤるの慣れてるみてぇだな?アンタも普段からヤリまくってんのか?」
「いえ、普段からは・・・ただ、性衝動が強すぎて、一度発症すると止まらないんです」
「いいじゃねぇか、ヤりてぇならヤりゃあ」
「路上でレイプ、実はついさっき、やってきまして」
「ハハハハ!なんだおい、ついさっきって、相当溜まってんだなぁ!」
「でもあなたも同じですよね」
「俺はちと違うぜ、24時間ヤっても足りねえんだ。普段は俺はこいつの中にいるからな」
「・・・?」
「で、アンタのせいでこいつ大変な事になってんぞ?潮吹きが止まらねえわ、よだれは止まらねえ、鼻水も止まらねえ、頭のネジ飛んじまってるぜ、こりゃ」
「なんでしょう、この方も普段からセックスしていないと止まらないんでしょうかね」
「だらしねえ体のクセに淫乱ヤリ女なんだぜ、俺様は大好物なんだが、諒のやつが俺様に代わってくれねえんだよなあ」
意味不明な事を喋りながら、この男はセックスを続けていた。
ただひたすら潮吹きをさせ、凌辱を徹底している姿は思わず一歩退いてしまう。
「よし、アンタも脱げ、こいつの喉奥まで挿してやれ」
渉は言われるがままに下を脱いで、イラマチオをした。
「んん、ん!んぶぅ、んごほぉ!」
「はぁ、は、あぁ!なんでしょう、この感覚・・・」
「ふごぅ!おぉヴぉぉ!」
「いいじゃねえか、嗚咽がすげぇ。この女の顔見てるだけで、ああもう止まらねえ!オラ!!」
諒は女を立たせると、無理矢理挿入させた。これで3Pの路上レイプが成立だ。だがこうして、渉は目を覚ました。
こんなところで油を売っている場合ではなかったことに。
「はぁ、ここで、止まる、わけにはいかないんでした・・・」
「ん?何だ、もう行っちまうのか?楽しんでる途中だろ」
「いえ、ここで止まったら・・・いや、すみません、さよなら!」
渉はふらつきながらも走り去った。
(・・・あれが暗罪黒兎なのか?そうは見えなかったな。昼に会った白石とかいう余所者の女が言ってたのは本当なのか?)